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第20話 〜『勇者』と『魔王』と『弁当』と〜

昔々ある所に1人の勇者が居ました。その勇者は強く、気高く、そして誰よりも心優しい人間でした。

しかし、ある満月の夜、勇者は自分の《愛する者》を目の前で魔王に連れ去られてしまいました。


…そこッ! 『勇者が目の前で誘拐されてちゃダメじゃん』とか言わないの! 《変身中は隙だらけなのに、何故ショ○カーは仮面ラ○ダーに攻撃を加えないの?》っていう疑問の如くスルーして!


……ゴホンゴホン。えーっと…何処からだっけ? あ、そうそう。《愛する者》を奪われた勇者は憎き魔王を倒す旅に出る許可を得る為、王様に会いました。

そして無事に許可をもらった勇者は《ひ○きの棒》と《布○服》という某人気RPGの初期装備……などではなく、その国の王家に伝わる伝説の防具を身に纏い、素振りをするだけで雷撃が飛んでいくという街中で鍛錬したら迷惑極まりない剣を携えて城を後にしました。


そんなゲームバランスを完膚なきまでに破壊し尽くす装備の勇者に某人気RPG(2回目だけど関係無し)に出てくる青いブヨブヨした生き物が勝てるわけも無く、一瞬で敵モンスターを蹴散らした勇者は瞬間移動魔法を使って一気に魔王の間まで跳びました。


そして魔王とご対面。


「ク、クハハハッ!! ひ、久しぶりだな、ゆ、ゆゆゆ勇者よ。じ、実に半日振りか。よ、よよよ予想よりも早かったな(つーか早過ぎだって! もう少しらせよ!!)」


「………」


怒りからか、勇者の背後にはオーラが揺らめいている。


「どどどどうした? き、気絶しそうな程の迫力にビビビ、ビビッているのか?」


アンタがな。気絶したらダメだよ? 話が終わっちゃうし。


「早く」


勇者が感情のこもってない声で話し始める。


「……は?」


「早く私のキラ君を返して!! さもないと……るわよ?」


「ヒッ!!」


あまりの恐怖に魔王の身体が強張こわばった。しかしそれも一瞬の事で、どうにか平常心を取り戻した魔王が勇者へと攻撃を開始する。


「し、死ね! 勇者!! 『ギルトパニッシュメント!!』」


ギルトパニッシュメント――魔族最凶最悪の魔法。生存率0%。魔王でも0%。

でも……


「な、何!?」


魔法によって巻き上がった砂塵の中から勇者が無傷で現れる。


「…あと10秒待ちます。それまでに彼を連れて来ないと……」


「は、はい!! 今すぐお連れします!! おい、お前ら! さっさとあの野郎…じゃなくて、あのお方を此方こちらにお連れしないか!」


『あの野郎』と言った瞬間に勇者のオーラが強くなったので、丁寧に言い直しながら魔王は部下へと命令を下す。



〜待つこと5分〜


「魔王様!! お連れ致しました」


「よ、よし。これ…「キラくーーん!!」……」


何か言おうとした魔王を遮り、勇者が《愛する者》に抱きつく。10秒は何処いずこへ?


「ねぇキラ君大丈夫? 怪我してない?」


「うん、大丈夫だよ。少し足にかすり傷がある位」


彼は笑顔で応える。が……


「かすり傷? どうして?」


彼女が《愛する者》に疑問を投げかける。


「昨日牢屋に投げ込まれた時にりむいちゃってね」


「………」


怪我の理由を聞いた勇者は俯いてしまった。そんな彼女の表情は誰からもうかがうことが出来ない。


「?? どうしたの?」


「ねぇ、貴方達」


勇者が俯きながら、彼女の後ろで撤退準備を始めていた魔王以下数名に話し掛ける。

そして声を掛けられた魔王達は驚きのあまり床から1メートルほど跳び上がった。


「何故キラ君が怪我を負ってるの?」


「い、いや。そ、それは……」


「問答無用!! 『滅』!!」


めつ……読んで字の如く。対象を完全消滅。


『ドッゴォォォーーーーーン!!!!』




その後、勇者:ウズヒと彼女の想い人:キラは幸せに暮らし、世界にも平和が戻ったとさ。チャンチャン♪










 ・

  ・


「っていう夢」


「やったぁ♪ 私と綺羅君はどんな状況でもずっと一緒に居られるんだね♪」


「……お兄ちゃん、何歳?」



どうも、主人公の綺羅です。《西強…》へ行った日から1日挟んだ月曜日。今日はテスト休みという事で、学校の授業はありません。亜梨香の通っている中学も創立記念日で休みだそうです。なんてご都合主義なんだろう…。

まぁそれは置いといて、只今朝の9時。朝食も食べ終えたボク達は、何故か今朝見た夢の話をしています。


「そんな事言ったって、見ちゃった物はどうし様もないじゃん」


「ま、それだけお兄ちゃんの精神年齢が低いって事ね」


「…もうそれでいいよ。亜梨香はどんな夢だったの?」


自分の夢に対してそれ以上触れられるのが恥ずかしいので、亜梨香にバトンタッチ。人生は引き際が重要なんだよ。ボクの場合は逃げてばかりだけどね。


「私?私はバスケの全国大会で優勝する夢よ」


「ふ〜ん」


「いい夢だったじゃない♪ 正夢になる様に頑張ってね♪」


「ありがとうございます♪ やっぱりウズヒさんに応援されると凄く嬉しいですね」


ウズヒが笑顔で亜梨香へエールを送り、亜梨香も笑顔で応える。

…最近亜梨香が凄くウズヒになついてる気がする。勿論いい事だと思うし、初めて会った時みたいに喧嘩するより全然マシなんだけどね。なにか恋人&兄としては、さ。別にシスコンでもないし、ウズヒがどうしたって訳じゃないけど……寂しいんだよ! 孤独感たっぷりなんだよ! 泣いちゃいそうなんだよ! 2人とも仲良過ぎ!!

と、まぁ感じた事を素直に(心の中で)叫んでいると……


『キンコンキンコンキンコンキンコンキ〜ンコ〜ンカ〜ンコ〜ン』


インターホンの呼び出し音が鳴った。っていうか何回連打してるのよ?


「「「………」」」


『キンコンキンコンキンコンキンコンキンコンキ〜ンコ〜ンカ〜ンコ〜ン』


誰も反応出来ずに沈黙が流れていると、さらにもう一度さっきより1回長く鳴った。


「…誰だと思う?」


「さぁ……」


「ぜ、絶対普通の人じゃないわよ!」


『キンコンキンコンキンコンキンコンキンコンキンコンキ〜ンコ〜ンカ〜ンコ〜ン』


さらにもう一度(以下略)。


「わ、私出てみるね?」


と言いながら恐る恐るウズヒがインターホンの受話器を取る。うん、凄い度胸だね。ボクには無理。


「はい、天りょ……え?」


急にウズヒの動きが止まる。顔は何とも複雑な表情だけど。


「ど、どうしたの?」


「ウズヒさん、どうかしたんですか!?」


どうかしてなかったら複雑な表情になる訳がないんだけどね。そこは例の如くスルーで。


「……未来」


「「……え?」」


未来=futureフューチャー? もうボク達に明日は無いと? 何でインターホンから、そんなお告げみたいな話が聞こえるかは分からないけどさ。新興宗教とか?


「…未来が鳴らしてたみたい」


「未来さんが?」


「ええ。何を喋ってるかはよく聞き取れないんだけど…」


あの未来が何を言ってるか分からない? 相当急いでる? それとも何かに焦ってる?


「取り敢えず玄関に行こうか? 未来も心配だし」


「うん」


「そうね」



で、玄関に着いてドアを開けると……


「ゥエェェェン!!」


未来さんが泣きながら我が家へ突入し、ウズヒへとダイブ。そして彼女の胸で泣き続ける。

いいなぁ〜なんて思ってないよ? ボクの場合は、そのままベッドにもダイブさせられる可能性が有る…というか、ほぼ100%だから。人間、弱い時に優しくされたら流されちゃうって。ウズヒは優しい娘だから、ボクにしかそんな事しないだろうけどね。


「み、未来? どうしたの?」


「ゥエェェェン!!」


困惑しながらもウズヒが声を掛けるが、未来は泣き止まない。そんな未来に対してそのままの表情でウズヒがこちらを見る。


「…どうしようか?」


「『どうしようか?』じゃないでしょ? まずは未来さんに上がってもらわなきゃ。ウズヒさん、未来さんを居間へ連れて行ってあげて下さい。お兄ちゃんはタオル」


「う、うん。分かった」


亜梨香が至って冷静な事に驚きながらも、ボクは未来の為にタオルを取りに自分の部屋へ向かった。何故自分の部屋かって? 理由はそこ以外、何処に何が有るか分からないから。












 ・

  ・


未来が家に来て1時間。誰が話し掛けても一向に泣き止む気配が無いので、ウズヒと亜梨香が2人で未来の傍に付き、ボクはというと1人で何故未来が号泣しているのかを考えていた。

まず賢絡みと考えて間違いはないと思う。それ以外で、いつも誰かに頼りとされている未来が1時間も泣き続ける理由わけも無いしね。

そこで1番最初に思いついたのは賢と未来の破局。うん、0%。遊園地でも話してた通り、ここ最近賢と未来の喧嘩は全然無かった。それに10年以上一緒に居る2人が、遊園地から帰ってきた昨日と今日の短い間に感情のもつれから……なんて事も無い。一応2人の親友兼幼馴染みをやっているので、それくらいは分かる。


うーん……謎だ。賢を呼ぶべきかとも考えたけど、2人の間に何か有った事は間違いないので未来が正気に戻るまで待つ事にした。やっぱり1番手っ取り早いのは本人に聞く事だよね。


「……グスッ……グスッ」


幸いな事に未来も落ち着いてきたみたいだから。


「……迷惑かけて…ヒック……悪かったな…」


「別に気にしてないよ。ボク達も散々未来に迷惑かけてきたし」


特に2年生になってウズヒが転校してきてから、凄く量が多くなったよね。


「そうよ。親友は困った時の為に居るんだから♪」


「未来さんは私の憧れている女性ヒトですから、その人の為ならなんて事はないですよ」


「ごめん……」


あらあら……鼻水ダラダラで目も真っ赤じゃん。端正なお顔が台無しだよ? こんな未来を賢が見たら……何も変わらないだろうね。ボクでさえ何回も見てるのに。


「で、早速になって悪いんけどさ。何があったの?」


「……弁当……ヒック」


未来が鼻をすすりながらも小さな声で答えてくれた。


「弁当? お弁当がどうしたの?」


「…弁当が上手く作れなかった……」


「……は?」


それだけの理由であんなに大泣きしてたの? 未来らしくないというか……普通は軽く落ち込む位じゃない?


「ねぇ未来? どうして急にお弁当を作ろうと思ったの? いつも私達と一緒にお昼ご飯を食べる時は、学食か何処かで買ったお弁当だったよね?」


「……グズッ。昨日賢と電話してる時に…ヒック…アイツが私の作った弁当を食いたいって言ったから……」


…いや、それは絶対におかしい。未来の料理の腕が壊滅的な事はここに居る全員が知ってるし、勿論賢だって身をもって知ってる。それなのに、自ら死地に向かうような選択を彼がするとは思えない。


「賢は電話で何て言ってたの? 出来るだけ正確に教えてくれない?」


「…ああ。…私が『今何か欲しい物は有るか?』って聞いたら、『……お前の作った、食える弁当だな。』って……」


…………。


「賢人さん、格好イイですね。彼女の愛がこもったお弁当が欲しいなんて」


「そうね。それに賢人君の期待に応えてあげようなんて、未来もいじらしいんだから♪ このラブラブカップルッ♪」


ウズヒが肘で未来をつつく。未来も満更じゃない表情してるし……


「そ、そうか? 今までアイツが自分の欲しい物を教えてくれた事なんて無かったから、頑張ったんだ。でも……」


「失敗しちゃったのね?」


「ああ……。」


……。


「あの……」


喋るタイミングをいつしていたけど、このままだと誰も賢の気持ちに気付かないと思ってボクが口を開いた。


「何? お兄ちゃん」


「賢が欲しいのってさ、たぶんお弁当じゃない気がするんだけど……」


「だから未来さんの愛情でしょ?」


「確かにそういう考えも有るんだけどさ。この場合は、未来にちゃんとした料理を作れるようになって欲しかっただけじゃないの?」


「「「……え?」」」


女子3人衆が『よく分からない』という表情でボクの方を向く。


「だって、単純に未来の作ったお弁当が食べたいなら『゛食える″弁当』なんて言わないでしょ?」


「「「……」」」


3人とも本当に気付いてなかったの!? 皆ボクより頭良いんだからそこは気付こうよ!


「で、でも必死に頑張ったんですから、賢人さんも喜んでくれますって!」


「そうかな…?」


「そ、そうだよ。賢なら絶対喜んでくれるって。」


「……うん」


形だけ上手く作れた物を持ってこられるよりもね。未来の料理は1口食べただけで1時間はトイレにお世話になるし。


「そうだ! 折角ウチに来たんだから練習していけばいいじゃない。私と亜梨香ちゃんが教えてあげるわ♪ ね、亜梨香ちゃん?」


ウズヒが、そう問い掛けながら亜梨香の方へと視線を移す。


「はい! 美味しい料理を作れるようになって、賢人さんを驚かせましょうよ♪」


「…分かった。2人とも頼む!」


「勿論よ。そうと決まったら早く作ろっ♪」


そう言ってウズヒと亜梨香は未来の手を引いてキッチンへと消えていった。


あの……ボクは放置ですか?














 ・

  ・


3人がキッチンへと消えてから2時間が過ぎた。その間にキッチンからは、普段家の中では到底耳に出来そうもない音が聞こえてきたんだよね……。

一度覗きに行こうとしたんだけど、危険地帯キッチンから出てきた亜梨香のエプロンに血のような物が付いてたので止めておいた。……なんで血がついてるの? 何が起こっちゃったのさ?

理由を聞いても笑ってごまかされたし。何でも完璧にこなせる女の子が料理を作ってるとは到底思えないよ…。



そんな事を考えながら、彼女の彼氏である賢に少しだけ同情しているた。すると…


「ふぅ。やっと上手く作れたぜ……」


未来さんが2人の従者を引き連れ、手にはお皿を持ってキッチンから現れた。そんな彼女の顔には料理を作れた事による喜びからか、笑みが浮かんでいる。でも、ウズヒと亜梨香はこの世の終わりが来た表情なんだよね。


「ほら、食ってみろよ」


そう言って未来が手に持っていたお皿をテーブルに置きながらボクへ食べるように促す。でも……


「この黒い物体Xは何?」


お皿の上には何か黒い、炭のような物が乗っている。まぁ、案の定焦がしちゃったんだろうけどさ。


「は? ハムエッグに決まってるだろうが」


いや、とてもそうは見えない。どの部分が目玉焼きで、どの部分がハムか分からない。真ん中辺りに少し黄色い物があるのは何とか視認出来るけど…

これをボクに食べろと? 無理、無理。ボクはまだ死にたくないし、入院で済むとしても嫌だ。


「じゃあ未来が食べてみたら? ほら、自分が作った料理は美味しいって言うじゃん」


未来に自分の作った料理の破壊力を知ってもらう為。更には自分の身を守る為に超破壊兵器ハムエッグから逃れようとするが……


「嫌に決まってんだろ? こんな物食えるか! いいから黙って食え!!」


「ッ!?」


未来が理不尽極まりない発言をしながら、物体Xを無理矢理にボクの口に押し込む。そして、1回噛んだ瞬間に走り出す。


「ちょ…何処行くんだよ!?」


トイレに決まってるでしょ!! とは思っても言えず…というか口を開いたら色々な物が出てきそうなので、そのままトイレへ直行。




〜しばらくお待ち下さい〜




「はぁ……はぁ……」


や…やばかった。口の中に、直接散弾銃を撃ち込まれたかと思った……。焼いて焦げただけの筈なのに、この世の物とは思えない味がしたし…。ある意味天才? 取り敢えず、そんな才能がウズヒに無くて良かったよ。ラブコメの王道は《彼女の料理が超マズイ》なんだろうけど、ウチのウズヒさんは料理上手なんだよね。


トイレを出て、先程は必死に駆けてきた廊下を歩きながら、そんな事を考えていると亜梨香が『タタタッ』とボクの元へと走ってきた。


「お兄ちゃん大丈夫?」


本当に心配そうな表情で亜梨香は聞いてくる。そんな優しい亜梨香ちゃんのせいで、お兄ちゃん変な道に外れちゃいそう♪ ……もちろん冗談ですよ? だから痛い目で見ないで!!


「…お兄ちゃん? ホントにヤバイの?」


妹よ、それはボクの体調に対して? それとも頭? 実際に聞きはしないよ? 頭って言われたらショックだもん。


「ん……いや、大丈夫だよ。それよりウズヒと未来は?」


あまり亜梨香を心配させても可哀相なので、此処に居ない2人の話題を出す。


「未来さんなら『やっぱりウチで練習する!!』って言って帰ったよ。ウズヒさんは未来さんを送っていくって」


「ふ〜ん」


未来が帰ってくれた事でボクが毒味係にならなくて済むようになったのはいいけど、未だに料理を作るのを諦めてない事がとっても不安……。ま、いっか。どうせ困るのは賢だもんね。


「未来さん、料理するの上手になるかなぁ〜?」


「いや、まず無理でしょ」


そんな会話と共に今日1日は過ぎていった……?













翌日、未来の弁当を全部食べ切った我が親愛なる友は、救急車で病院へと運ばれていったとさ。


akishi「どうもakishiです。今回はちょっと真面目なお話をさせて頂きたいと思います。

あ、別に暗いとかそんな事はないので。ですが、つまらない上に長いので、読み飛ばしていただいても……とは思います。


ではまず、『綺羅君達の通う高校の名前は《テ○スの王子様》に登場する学園の名前ように思えた』というご指摘を頂いたのですが……すいません。知りませんでした。作者がその漫画自体を読む機会が無かったので、知らず知らずの内に似かよってしまいました。

名前を変えてしまうと球技大会辺りの話の内容が少々変わってきてしまうので、そこを含めて生温かい目で見ていただけるとありがたいです」


朱実「ちゃんと事前にサーチしとけよな」


akishi「本当に申し訳ありません。

次に更新が遅れた理由ですが、本格的に前半部分のお話を手直ししていました。まだ全てのお話の修正が完了していない為、次回の更新も少々遅れてしまうかもしれません。出来るだけ早く更新はしますので、よろしくおねがいします」


朱実「ホントつまんねぇ上に長い話だな。しかも全体的に堅い」


akishi「いつも読んで下さる人達に迷惑を掛けてる訳だからね。本気で謝るべきだと思うし。」


朱実「ま、それは一理あるな。こんなアホ作者ですが、どうかこれからも付き合ってやって下さい」


akishi「本当につまらない話ですいませんでした。彼の言う通り、アホ作者ですが、お付き合いいただけたら幸いです。長文、失礼しました。これからもよろしくお願いします」

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