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第18話 〜『レース』と『カート』と『罰ゲーム』〜

「うぅ…体の至る所が痛い……」


「綺羅君、大丈夫?」


「ほっとけ、ウズヒ。自業自得だ」


「……同感」


「そんなぁ…」




何故ボクがこんな状況(たぶん全身打撲)になっているかというと、前回、ボクは亜梨香の平手打ちによって気絶し、目が醒めて辺りを見渡すと、従業員さん+その他大勢の人達の冷たい視線に晒されていた。その時の寒い雰囲気といったら、冬のリビエラ(例えが古い?)さえも比にならなかったね。ホント。

従業員さんの目は、逝っちゃってる子を心配する目だったし、近くに居たおばさん軍団はボクを指差しながらヒソヒソ話をしていた。揚句の果てには、名も知らぬ何処かのお母さんが子供に『お願いだから貴方はあんな風にならないでね?』と聞こえよがしに言っている始末。

いくら普段からいじられ続けているボクでも、そんな状況には耐えられなかったので、気が付いたら逃げるように駆け出していた。いつの間にか瞳に涙が浮かんでたのはここだけの話だ。

ボクだって男の子だもん。涙くらい流すさ。……キモい? 今更そんな事言っちゃダメだよ。ボクは元々こんなキャラだから。


…っと話が逸れちゃったね。話を戻すと、人目に付かない所まで移動した後、ボクは携帯電話で連絡を取ろうとしたんだけど誰も電話を受けてくれなかったんだ。

でも、皆と合流しないわけにもいかなかったから、最後の手段である《迷子センター》に助けを求めた。高校2年生にもなってそんな場所に行くのも恥ずかしかったけど、そのままキョロキョロと辺りを見渡しながら1人で歩く方が恥ずかしかったのでしょうがなかった。

で、結局アナウンサーのお姉さんに『この年で迷子かよ』という痛い視線を浴びせられながら皆を呼び出してもらうと、わずか5分で来てくれた。来てくれたんだけど……賢&未来&聖から集団暴行をされた。そこで冒頭に移る、と。



「痛ったぁ…。3人揃っていきなり叩かなくたっていいじゃん」


「……自業自得だ」←賢


「何故!? ボクって何か悪い事した!?」


「何で迷子センターなんて行ったんだよ! お前の所為せいで俺らまで恥をかいただろうが!!」←聖


「…だって誰も電話に出てくれなかったから、どうしようも無かったの!第一なんで電話が繋がらなかったの?」


「お前が居ないことに気が付いた時に亜梨香から『はぐれたのはお兄ちゃんが悪いので、電話が掛かってきても受けなくていいです』って言われてな。だから私達は無視したんだが…」←未来


「…マジ?」


「マジ」←未来


実の妹が友達に無視するように頼んでたのは結構ショックだな…。とか考えながら美樹ちゃん、一条君と楽しそうに話しながら僕らの前を歩いている亜梨香を見る。

家では普通に優しいんだけどな……。やっぱり亜梨香ってツンデ……ゴホンゴホン! もうその事について考えるのは止めよう。いつか亜梨香の下にも訪れる、彼女にとっての運命の人に全て任せる事にする。だから早く現れて! 本人同士、そしてボクの為に!!



「……クン!…ラ君!!」←ウズヒ


「ん?」


「綺羅君、ボーっとしてどうしたの?」


「いや、何でも無いよ。ちょっと考え事してただけだから」


「本当に?」


「本当に」


主に自分の身の安全について、だけど。人間はやっぱり心身の健康が第一だからね。


「桜井さん、あまり気にしない方がいいよ。こいつがボーっとしてるのは今に始まった事じゃないし」←聖


「聖…その言い方は酷いって」


「ほぉ〜。ボーっとしてた所為で中学生にもなって廊下に立たされた奴がよく言うよ。それも1回や2回じゃなかったしな」


「綺羅君……私、奥さんとして恥ずかしいよ……」


「奥さんじゃないでしょ!? それに嘘…ではないけど色々ボクにもあったんだよ!」


「他にも中学の修学旅行の夜には…「聖!!」……?」


「それはダメ! 絶対ダメ!! お願いだから言っちゃダメ!!」


ウズヒの前でそれだけは言って欲しくない。人間1つや2つくらい秘密にしておきたい事は有るよね?…無い? 有ることにしておいて?


「仕方が無いな。今回はこれ位にしといてやるよ。そう言えば、その修学旅行の夜もこんなやり取りが……」


「だからその話はダメだって! そ、それよりボク達って何処に向かって歩いてるの?」


無理矢理の話題変更です。苦情は受け付けられません。どうしてもの方は作者の方へどうぞ。たぶん土下座くらい簡単にしますから。


「ゴーカートだよ。お前が居ない間に決ってな」


「ゴーカート? 折角西強に来たのにゴーカートなの?」



ゴーカート……説明必要? 要らないよね? わからない人は文明のリキであるネットで調べよう!



「お前ってホント何にも知らないんだな? 此処のカートは有名なんだぞ?」


「なんかトゲの有る言い方だね?」


「常識だからな」


「…ウズヒも知ってた?」


「随分前に友達から聞いた事があるから知ってたよ♪」


「そう……」


そんなにボクって常識が欠如してる?一応それなりの常識は持ち合わせてるつもりですけど?



「ほら、腕組みしてあげるからそんな顔しないで♪」


「いや…それは……」


皆の目が有って凄い恥ずかしいから!


「お前…それが目的だったのか……」


「ち、違うよ! ほら誤解されるから離して」


「う〜ん。久しぶりに腕を組んだ気がするなぁ〜♪温ったかぁ〜い♪」


もう6月だし温ったかいっていうよりも暑い。でも聖からの冷たい視線で±0になったからOK!

……はぁ〜。やっぱり何処に居てもボクに『平穏』の2文字は無いんだね。


「にゃ〜。綺羅君の匂い大好き♪」


ネコ…ですか?


「…仲が良いんだな?」


「……どうも」


「にゃ〜♪」


……ウズヒって、こんなキャラだったけ?









 ・

  ・


ウズヒに捕獲されてから約30分。皆から様々な視線を浴びせられながらも、どうにかゴーカート乗り場へと到着し、只今順番待ちの真っ最中。到着するのに10分掛かり、並び始めてから20分経っているので

、もうすぐで順番が回ってくる所まで来ている。


「ねぇ、確か此処のゴーカートってレースが出来るんだよね? 私がこの間ホームページを見てたらそう書いてあったんだけど」


「……ああ。……最大10人までな」←賢


「だったら皆でやろうよ♪ 罰ゲームとか賭けてさ♪」


「……了解。……皆に伝えてくる」


「ウズヒ…」


「綺羅君、どうしたの?」


「絶対ボクが負けちゃうって。全く勝てる気がしないから!」


「大丈夫、大丈夫♪ 一生懸命やれば神様は応えてくれるから♪」


ん……たぶんこの小説の神様は応えてくれないんだよね。ボクはそういう役回りだから。

そんな風に主人公としての運命さだめをヒシヒシと感じていると…



「桜井先輩の言う通りですよぉ〜。頑張ってみないと結果なんてわかりませんからぁ」


後ろから声を掛けられた。


「あれ? 亜梨香と美樹ちゃんてボク達の後ろに並んでたの?」


「お兄ちゃん、気付いてなかったの!? 私達が何処に居るか位は把握しておいてよね!」


「気付いてなかったのは謝るよ。ごめんね。で、2人は今の話は聞いてたんだよね?参加する?」


「お、お兄ちゃんが、どうしてもって言うなら参加してあげない事もないわよ?」


「ふふっ♪ 亜梨香ったら本当に素直じゃないんだからぁ〜。私達2人は参加でお願いしますぅ」


なんとなく亜梨香の発言がデレモード?(兄妹間で使うのはおかしい?)だけど気にしない。《触らぬ神に祟りなし》ってね。偉大な先人が良い言葉を残してる事をつくづく実感するね。


「了解だよ。そういえば美樹ちゃんてスポーツとか得意なの?」



もし、あまり得意じゃなかったらボクにも罰ゲーム回避のチャンスが…。でも、その為に美樹ちゃんを犠牲にするのも……


「お兄ちゃん、何言ってるの? 美樹はバスケ部のレギュラーなんだから、お兄ちゃんなんかよりよっぽど運動神経はいいわよ!」


…そんな心配は杞憂に終わりました。


「確か亜梨香ちゃんもレギュラーだったよね? 2人共2年生でレギュラーなんて凄いじゃない♪」


「私なんてまだまだですよぉ〜」


「私もです。まだまだ上手になる余地は沢山あると思ってますから」


「ふふっ♪ 2人共頑張ってね♪ あれ? 綺羅君どうしたの?」


「…何でもないよ」


「??」


消えた…勝つ確率が確実に消えちゃったよ……。元々期待薄だったけどさ。



「すみませんが残りの4名様もこちらに来て頂けますか〜。説明を行いますので〜」


「はい、今行きます。ほら、綺羅君行こっ?」


「う、うん…」


気の乗らないボクをウズヒが引っ張る形でボク達8人は説明用のテントに案内され、説明を受けた。

軽く要約すると、ラップ数(何週走るか)は1周、ヘルメットとスーツは貸してもらえるらしい。

コース(初、中、上級者用から選択可)は上級者用、カート(これも同じく選択可)も上級者用。コースとカートの種類は、皆が上級者用を希望した為、ボクの《妥協して中級者用》案は当然の如く握りつぶされた。残念。



「皆さん着替えは終わったみたいですね。では、カートへどうぞ。すでにカートのエンジンは温めてありますから」


担当の人からそう声を掛けられ、それぞれが自分のカートに乗り込む。



〜1号車:桜井 太陽〜


「1位になって、綺羅君に褒めてもらおっと♪ 頑張らなきゃ♪」



〜2号車:佐久本 未来〜


「前回、今回と私の影が薄いからな。ここら辺で一発キメとくか」



〜3号車:天領 亜梨香〜


「お、お兄ちゃんには負けないんだから!…なんでいつの間にかお兄ちゃんに対する態度が変わっちゃうんだろう? お兄ちゃんの事が好き…? 無い無い。きょ、兄妹としては好きだけどね」



〜4号車:板谷 美樹〜


「最下位にはなりたくないですねぇ〜。TOP3に入れたら最高ですぅ♪」



〜5号車:愛川 賢人〜


「……負けん」



〜6号車:東野 聖〜


「ま、俺は黒子くろこだからな。真ん中位を狙っていくさ」



〜7号車:一条 雅明〜


「今回俺が話すのって、これが始めてだよね? 何か冷遇されてない? 気のせい??」



〜8号車:天領 綺羅〜


「はぁ……。罰ゲームなんてなかったら普通に楽しめたのにな。あ、でもどうせボクが最下位になるんだから思いっきり楽しんじゃえばいいのか。ハハハッ……。…乾いた笑いしか出てこない」




『では、そろそろスタートしたいと思います。シートベルトがしっかり締まっているか確認を行って下さい』


無線付きのヘルメットからそう声が聞こえ、全員がシートベルトの確認を行う。


『…確認は終わったようですね。まずは所定の位置について下さい』


所定の位置…本物のレースの時に各チームが順番に並ぶあれね。わからない人は前から順番に並んでるだけと思っといてもらえれば十分だよ。

ポールポジション(先頭)は1号車のウズヒ、そして後ろに2〜8号車が並ぶ。つまりボクが最後。更に勝てなくなった……。


『皆さん位置につきましたね?目の前のスタートランプが赤から青に変わったらスタートです。あ、レース中は私が実況を担当しますので、よろしくお願いします(レース中、音声は読者様にしか聞こえませんが)。ゲストには海外から国際電話+テレビ中継で、ある人をお呼びしています』


へぇ〜結構本格的なんだ。人気が有るわけだ。……ところでゲストって誰? いい予感がしないのはボクだけ?




〜ここからは実況のみでお楽しみ下さい〜


『さ〜て、各レーサーのボルテージもだんだん高まってきた所でまもなくスタートです』


『プッ…プッ…プッ……プーン!!』


『全車一斉にスタート! カートの性能は全く同じなので全車団子状態……ではなく、何故か8号車(綺羅車)だけ出遅れた!! どうしてなんでしょう? 作者の陰謀か!? ゲストの天領 霞さんはどう思われますか?』


『たぶん作者さんの陰謀とかじゃなくて、アクセルとブレーキを間違えただけじゃないかしら。あの子はあっくんに似て、ありえないミスをしちゃうから。だから2人ともモテないのよ。でも、あっくんがあまりモテなかったのは私にとって好都合だったわね♪』


『愛する夫と息子を一刀両断できる、これこそ家族愛?……っと、それよりレースは第1コーナーに入ります。第1コーナーは某峠レース漫画に負けない位キツイカーブです。これは確実にブレーキを踏んでいかなければ逝ってしまいます』


『怖いことを言うのね? 綺羅はいいけど、亜梨香と太陽ちゃんに何か有ったら赦さないわよ♪』


『…このメンバーの運動神経の良さをみてみると、危なげなのは8号車の彼だけだから大丈夫ですよ。さて、レースの方は各車一斉にブレーキング…いや! 2台のカートが飛び出した!! あれは2号車(未来車)と7号車(賢人車)だ! しかしこのままでは壁に激突してしまいます!』


『一体どうするつもりなのかしらね?』


『さぁ……あっ! あれはパラレルドリフトです!!』


パラレルドリフト……2台の車やカートが並んでドリフトすること。ドリフトがわからない?ドリフトというのは……


『はいはい、説明はそこまでね。あまり説明が長いと、元々つまらない話がもっとつまらなくなるわよ?』


すいません。……では失礼します。バサッ!!←忍者っぽく



『…誰とお話されてたんですか?』


『古い知り合いよ。あの人は私とあっくんの恋のキューピットなの♪』


『??』


『気にしなくていいわよ。それよりレースに戻りましょう?』


『そ、そうですね。只今第一コーナーを通過した時点で順位は以下の通りになっています。』


1位:佐久本 未来

2位:愛川 賢人

3位:桜井 太陽

4位:一条 雅明

5位:板谷 美樹

6位:天領 亜梨香

7位:東野 聖

8位:天領 綺羅


『因みに7位と8位の間には大きな差があります』


『…ちょっといいかしら?』


『何でしょうか?』


『このコースってコーナーはいくつあるの?』


『えーっと、確か……4つですね』


『それを全部実況する気?』


『え??』


『だって全部実況してたら読者さん達が退屈しちゃうもの。この際ゴール前まで飛ばしちゃいましょ?』


『いいんですか? 勝手にそんなことして?』


『大丈夫よ♪ 責任は全部綺羅が取ってくれるから』


『そうですか……。では……』











 ・

  ・


『さて、最終第四コーナーをまわって全車横一列です(8号車以外)。全車激しいデッドヒート!!(8号車以外)』


『お決まりだけど綺羅にはもう少し頑張って欲しかったわね』


『全くです。おっ! 今チェッカーフラッグがはためきました! 果たして注目の1位は誰の手に!?……で、出ました!! 8号車以外全員1位です!! タイムも全く同じ! まさに奇跡としか言いようがありません!!』


『小説ならではの珍事件ね』


『それは言ってはいけないんじゃ……』


『いいのよ。今まで散々現実では有り得ない事もしてきたんだし』


『それもそうですね。あ、今8号車がゴールいたしました』


『遅すぎるわ。今度日本に帰ったら特訓してあげなきゃ』


『人生を楽しく送るのにカートの技術は必要ない気もしますが……』


『芸は身を助けるからそれでいいのよ♪』


『なるほど。納得いたしました。……そろそろ実況中継の終了時刻が近づいてまいりました。今日の中継はわたくしこと一般従業員と…』


『あっくん命の天領 霞でお送りしました』


『『ありがとうございました』』





「ふぅ〜疲れた」


皆早過ぎるって……。あ、ボクです。綺羅です。案の定の結果になっちゃってすいません。


「綺羅君遅いよ〜」←ウズヒ


「お前はやる気が有ったのか? 遅過ぎる!」←未来


「お兄ちゃん遅過ぎ! で、でも途中で心配したりなんかしてないんだからね!」←亜梨香


「お兄さん遅すぎですぅ〜。本気出してくださいよぉ〜」←美樹ちゃん


「……遅すぎる」←賢


「さすがにちょっと遅いかな。君ならもっと出来ると思うんだけど」←一条君


「折角始めの方はお前を待ってたのに何で追いついてこないんだよ!!」←聖



……泣きそう。自分的には結構頑張ったのに……。ほら何故か目頭が熱くなってきた。



「…まぁいいか。ところで罰ゲームはどうする? 俺は何でもいいけど」←聖


「綺羅君が帰るまで私とイチャイチャし続けるのは?」←ウズヒ


「それはお前がやりたいだけだろ? それにそれじゃ罰ゲームにならない。ここは全員の荷物持ちでよくないか? お土産も含めたら結構な量になるぞ?」←未来


「未来さん、それだと軽すぎますよ。例えば女装させるなんてどうです?」←亜梨香


「亜梨香ぁ、それだと私達も変な目で見られちゃうよぉ〜?ジェットコースターを10回連続で乗るなんてどうですか?」←美樹ちゃん


「……腹筋+腕立て伏せ1000回」←賢


「俺は野球部だから、愛川君の罰ゲームに素振り3000回をプラスして欲しいな」←一条君



正直全部キツイよ…。


「あのぉ…「それじゃ綺羅君の体が壊れちゃうよ! 子供が出来なくなったら困るから、それはダメ!」……」


「やっぱり荷物持ちだろ。皆が楽だし」←未来


「いや、女装でしょう」←亜梨香


「ジェットコースターですよぉ〜」←美樹ちゃん


「……腹筋+腕立て伏せ1000回」←賢


「筋〇番付並に頑張って欲しいね」←一条君


……誰もボクの話なんて聞いてくれないんだね。


「綺羅、同情するぜ」←聖


「…だったら代わって?」


「それは無理だ」


「………」


ボクの扱いなんて所詮こんなもんなんだね。……もうこのまま帰っちゃおうかな。


「帰ってもいいけど、罰ゲームだけはやってけよ?」


「………」















結局、罰ゲームは全員の昼ごはんを奢る事になった。その所為で財布の中身がすっからかんになり、1人では帰れなくなってしまった。


  (自分自身に)合掌。


akishi「どうもakishiです」


朱実「どうも天領 朱実です」


akishi「まずは更新が遅れてしまい、申し訳ありませんでした」


朱実「全くだ。一体何をしてたんだよ?」


akishi「色々あったのよ。他者様の作品を勉強したりもしてたし」


朱実「それにしては進歩が無いな。登場キャラが多いから、誰が喋ってんのか分かんねぇし」


akishi「確かに進歩は無いね。登場キャラについては遊園地編の次から気をつけるよ」


朱実「?? 今回はやけに素直だな?」


akishi「やっぱり意見は幅広く取り入れないとね」


朱実「そうなのよ」


akishi「そうなのよ。次回で遊園地編が終わります。では、今回はこの辺りで失礼したいと思います」


akishi&朱実「「次回もよろしくお願いします!」」



朱実(そう言えば、霞の登場について話すのを忘れてたな。まぁいいか)

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