小ネタ集 ぱぁとわん
皆さん、お待たせしておいてこれです。
完璧なコメディー……っていうか小ネタ集です。
本編書けよって感じです。
Take1 コースケの頭の中
「なぁサラー。俺時々思うんだ。もしこの世がみんなタコだったらって…… 考えてもみろよ? そんなことしたら毎日タコ焼き食べ放題なんだぜ? それって……それって……ヤバくないか!?」
「…………。コースケ、ついにあんたの頭ぶっ壊れたのね。昔のどっかの大統領は言ったらしいわよ。『馬鹿の馬鹿による馬鹿の為の政治』だって。今それがあんたの脳内会議で行われてるのよきっと。だいたいみんなタコなら共食いじゃない」
「……はっ! 確かに共食い…… まぁいっか。俺どっちかって言うとタコよりイカ派だし。じゃあ今夜はよっ〇ゃんイカだな」
「………………」
今夜幸介だけ夕食が大量のさきいかだった。
翌日彼が腹を下したことは言うまでもない。
Take2 サラの必殺ギャグ
「そういえばサラってボケたり出来んの?」
「あんた誰に向かって聞いてんのよ? 私にかかればそんなのおちゃのこさいさいに決まってるでしょ」
「へぇ……流石って言うか流石サラだな。何か得意なギャグやってみてよ」
「何で流石って言い直した……まぁいいわ。今は機嫌がいいからやってあげる。いくわよ……『高圧噴射式トイレットペーパー』!!」
しかしそのギャグは寸でのところで何者かによって止められた。
「やっ、やめろーっ!! 妹……サラにそのギャグをさせてはならん!!」
「……レイン?」
「お姉ちゃん? せっかくいいところだったのにどうして止めるのよ」
「ばか言え。お前のそのギャグのせいで何人もの犠牲者を出したと思ってるんだ」
「えー……別にバージョン3rdだから大丈夫でしょ」
「お前な……小さい時でさえあの威力だったんだから今やったらとてつもないことになることぐらい分かるだろう」
「……言われてみればそうね。じゃあ今回はやめとくわ」
「…………二人とも、お茶にしよう」
決して深入りしなかった。
Take3 秘密の……
「ふふふっ、サラさん、ここをこうしたらもっと気持ちいいですよ」
「んっ……なかなかいいわねミディア。じゃあ今度は私が……」
「ああんっ! サラさん素敵です! 強いぐらいが丁度いいですっ!!」
(ん? なんか変な声が聞こえてくる……こっちの部屋からだ)
「いいっ!」
「やんっ!」
(ドア越しに聞こえるこの音は……まさか!? 女どうしのムフフ現象!?)
トントン
「サラー? ミディアー? 何やってんだ?」
「何ってコースケ様、Hなことに決まってるじゃないですか」
「なにっ! マッサージオチではなく、まさかのニャンニャンエンド!?」
バンッ!!(←ドアが勢いよく開かれる音)
「「「あ……」」」
「……んなことあるわけないでしょうがぁっ!!!てゆーかなんで知った瞬間に入ってきたぁっ!!!!」
ドゴオオォォ!!!!
キランッ
その後彼の姿を見た者はいない。