表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

憧れ

作者: オリオン
掲載日:2026/02/28

「憧れるのをやめましょう」

大成功した二刀流の野球選手の言葉だ、友人が持っていた高価なゲーム機、インフルエンサーの紹介するブランド品、話題の新作etc...etc...憧れるものなんかごまんとあるけど、大体は金で解決できる、ある時に虚しくなって僕は憧れるのをやめた、欲しいものを我慢して食べたいものを食べるのではなく必要なものを選ぶようにした。

いつも帰宅する帰り道、公園の前を通って歩いて帰るのだが生乾きの土の匂いがしないと感じたのはいつからだろうか、公園の水道の蛇口を見るとバルブが外されテープで巻かれた跡があった、かなり前からみたいだ、遊具も古くなって、中には撤去されているものもあった、久しぶりに友人達に連絡をして酒を飲み煙草を吸ってキャバクラに行った。

キャバクラに行った後、フラフラになりながらみんなで遊んだあの公園に立ち寄り少し休憩した、


コンビニで買ったペットボトルの水をふざけて掛け合った。地面に染み込んだ飛沫が、忘れていたはずの生乾きの土の匂いを微かに呼び覚ます。


遮るもののない公園の真ん中に立ち、ふと顔を上げた。

視界を埋め尽くしたのは、圧倒的な星空だった。

奈落の底のような暗闇の先、遙か遠くで瞬く光を見つめていると、乾ききった瞳の奥にその輝きが流れ星のように点った。

手の届かないものへの、どうしようもない熱が、しんと静まり返った夜の空気の中で確かに再燃したのを感じた。


あれから公園の遊具は新しくなった、俺と友人達で金を出し合って寄贈した、昔の思い出の憧憬が深く酔いの席の勢いで決まった話だった、それ以外はいつもと変わらない生活を送っている

一つだけ変わったこともある、心の中に灯火が点ったように頭から離れない言葉がある

「憧れは止められない」

話は変わりますが

メイドインアビスの劇場版が公開されるそうです。

2026年秋公開

憧れは止められねぇ!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ