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【梱包】スキルが万能すぎて、異世界で困ることは何もありません。〜時間の止まった箱から取り出す伝説の剣と、ほかほか炊き立ての白飯〜  作者: マランパチ
第二幕:機械人形アークの物語

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第52話:世界の化石、刻まれた「中心」の影

 第52話をお読みいただき、ありがとうございます。

 アークの腕一本に命を託し、磁場が狂った奈落の底へと降り立ったメイたち。

 今回彼女たちが到達するのは、エデン・ルーツの最深部――数千年の時が凍りついた「世界の化石」が眠る場所です。

 そこでメイは、この世界のものとは異なる物理法則で作動する巨大な機械遺構を発見します。

 エンジニアとしての好奇心で解析を始めた彼女が、その先に突きつけられる結論とは。

 物語の前提を根底から覆す、衝撃の転換点をお楽しみください。

 壊れたリールの残骸が、磁気の嵐に煽られてカラカラと乾いた音を立て、闇の底へと吸い込まれていった。

 アスタロトを九死に一生の淵から引き揚げた後、三人に残された選択肢はもはや一つしかなかった。戻るためのワイヤーは焼き切れ、駆動系は全損。上層へ引き返す術を失った彼らにとって、この「観測不能の空洞」を下り、その底に眠る真実を掴むことだけが、唯一の、そして絶望的な前進だった。

 「……アーク、リールなしでいける?」

 メイの声は、極限の緊張でひび割れていた。彼女の視線の先では、アークが自らの「左腕」を、垂直の岩壁に向けて構えていた。エデン・ルーツの未知の合金を取り込み、強化されたその腕。

 『……肯定。……磁気吸着……および……物理的……貫入による……保持。……メイ、……アスタロト。……私の……外部フレームに……自らを……固定しろ。……これより……垂直降下を……開始する。』

 アークの音声は、相変わらずノイズ混じりだったが、その重厚な響きには迷いがなかった。メイとアスタロトは、アークの胸部から腹部にかけて設置された緊急用の固定ベルトに、自らの体を深く、食い込むほどに締め付けた。

 アークが動いた。

 ガキィィィン!!

 凄まじい衝撃と共に、アークの鋼鉄の指が岩壁へと深々と突き刺さった。火花が散り、砕けた岩の破片がメイのヘルメットを叩く。

 アークはそのまま、自らの巨体を崖の縁から投げ出した。

 「ッ……!」

 メイは胃が口から飛び出しそうな浮遊感に、思わず目を閉じた。

 しかし、恐怖はそれだけではなかった。空洞内に渦巻く「局所磁場」が、降下を始めた三人の感覚を無残に引き裂き始める。

 ある瞬間には、自分の体が真上に跳ね上げられているような感覚が襲い、次の瞬間には、左右から巨大な力で押し潰されているような圧迫感が全身を駆け抜ける。

 「……くっ、……あ、……あぁ……っ。」

 メイは激しい吐き気に襲われ、アークの冷たい装甲に顔を押し当てた。

 目を開けても、投光器の光が磁気で捻じ曲がり、どこが壁でどこが底なのかさえ判別できない。アークが壁を掴むたびに、ズズン、という重苦しい振動が骨の芯まで響き渡る。

 『……深度、……七百メートル。……磁気干渉……増大。……姿勢制御……マニュアル……移行。』

 アークの関節が、悲鳴のような軋みを上げた。

 壁面はもはや通常の岩石ではなく、鏡のように滑らかな「結晶層」へと変化している。アークは指先の電磁吸着機能をフル稼働させ、滑り落ちようとする重力を、執念とも言える握力で繋ぎ止めていた。

 ガガガガガッ!!

 不意に、アークの右足が足場を失い、空を切った。

 三人の体が、激しい衝撃と共に壁面を数メートル滑り落ちる。

 「アーク!!」

 「案ずるな、メイ! 私が支えている!」

 アスタロトが叫び、アークの肩越しに愛剣を壁の隙間へと叩き込んだ。剣身が火花を散らしながら岩を削り、アークの落下の勢いを殺す。

 三人を繋いでいるのは、もはや細いワイヤーではない。

 アークの鋼の指、アスタロトの不屈の闘志、そしてメイの「信じる力」。

 物理法則が死に絶えた暗闇の中で、彼らは一つの巨大な生き物のように身を寄せ合い、奈落の底へと一歩ずつ、這うようにして降りていった。

 どれほどの時間が経過しただろうか。

 不意に、激しく荒れ狂っていた磁気のうねりが、ふっと影を潜めた。

 耳を塞いでいたノイズが消え、視界を乱していた紫色の放電が、霧が晴れるように収まっていく。

 『……接地。……深度、……一千二百メートル。……最深部……到達。』

 アークの足が、確かな「地面」を捉えた。

 メイは震える手でベルトを解き、アークの体から崩れ落ちるようにして足場に降り立った。

 そこは、上層の地獄のような喧騒が嘘のような、不気味なほどに凪いだ空間だった。

 「……ここは……?」

 アスタロトが、剣を構えたまま周囲を警戒する。

 メイは恐る恐る、投光器の光を前方へと向けた。

 光の中に浮かび上がったのは、想像を絶する光景だった。

 そこには、これまで見てきたどの島とも、どの地層とも異なる、**「停滞した時間」**が広がっていた。

 足元の岩肌は、数千年前の火山活動で固まった当時のまま、一塵の埃さえ被らずに保存されていた。酸化して赤茶けることも、風化して崩れることもない。まるでつい数分前に冷え固まったかのような、鋭利で、艶やかな質感。

 空気は冷たく、完全に静止している。湿気もなく、カビの匂いすらしない。

 歴史という名の物理現象が、この場所でだけは完全に「拒絶」されているかのような、異様な無菌室の状態。

 「……見て、これ……。」

 メイが光を向けた先、地層の断面に、一つの「遺物」が埋まっていた。

 それは、古代の道具の破片だろうか。

 木製の柄がついた何かの工具が、化石になることも腐ることもなく、木目の鮮やかさまで保ったまま、岩盤の中に「閉じ込められて」いた。

 「数千年前のものが、……当時のまま……。おじいちゃんの本にあった、どんな『保存状態』よりも完璧だわ。……まるで、ここだけ時間が止まっているみたい。」

 メイは息を呑みながら、その不思議な空間の中央へと歩みを進めた。

 そこには、アスタロトが底で感じ取った「呼吸」の正体が、その圧倒的な姿を現そうとしていた。

 白銀の岩盤を内側から引き裂き、地表へと突き出した、巨大な**「円盤状の構造物」**。

 それは、地上の技術では決して再現不可能な、幾何学模様が刻まれた黒銀色の機械だった。

 その構造体は、もはや「機械」という言葉で形容していいのかさえ分からなかった。

 投光器の光が捉えたのは、岩盤の底から斜めに突き出した、直径数十メートルにも及ぶ黒銀色の巨大な円盤状の遺構だった。その表面には、髪の毛一本の誤差も許さないほど精緻な幾何学模様の溝が、複雑な回路のように、あるいは古の魔法陣のように刻まれている。

 驚くべきは、その「質感」だった。

 数千年の時を地底で過ごしたはずなのに、その金属光沢には曇り一つなく、アークの投光器の光を鋭く、冷徹に跳ね返している。錆びも、傷も、土壌による腐食も一切ない。それは、この世界の酸素や湿気といった「物理的な劣化因子」を、その存在自体が拒絶しているかのようだった。

 「……これが、……拍動の主……。」

 アスタロトが、剣を構えたままその巨体の前で立ち尽くす。

 「メイ、気をつけろ。……こいつ、生きている。……機械のはずなのに、……まるで巨大な生き物が眠りながら息を吐いているような、そんな悍ましい威圧感を感じる。」

 アスタロトの言葉通り、円盤の隙間からは、規則的な熱を帯びた「微風」が漏れ出していた。

 ドクン、ドクン。

 地上で聞いていたあの拍動は、ここでは「空間を震わせる咆哮」となって三人の鼓膜を揺さぶる。

 メイは震える足を動かし、その黒銀色の皮膚へと歩み寄った。

 彼女は夢遊病者のように手を伸ばし、その冷たい金属に触れた。

 その瞬間、メイの指先を走ったのは、心地よい電気的な刺激ではなく、脳を直接掻き乱すような、暴力的なまでの「情報量」だった。

 「……っ!? ……アーク、……解析端末を繋いで。……すぐに、こいつの中身を見なきゃ……!」

 メイはパニックに近い焦燥感に駆られ、アークの腕から伸びたインターフェース・ケーブルを、円盤の表面にある微かな隙間へと叩き込んだ。

 『……了解。……未知の……プロトコル……。……外部接続を……試行……。……メイ、……注意しろ。……この……デバイスから……流れ込む……データは、……私の……論理回路を……物理的に……破壊……しかねない。』

 アークの警告を無視し、メイは手元のポータブル・モニターを凝視した。

 画面には、これまで見たこともないような数値の羅列が、滝のように流れ落ちていく。

 「……嘘でしょ? ……質量密度が、……鉄の数千倍? ……なのに、……周囲の空間に与える重力影響が……ゼロ? ……そんなの、質量保存の法則に反してるわ……。」

 メイの指が、キーボードの上で凍りついた。

 彼女はエンジニアだ。おじいちゃんから教わり、自分で学び、この「アーク」という奇跡を整備し続けてきた技術者だ。

 彼女にとっての世界は、計算と、論理と、物理法則という確固たるルールの上に成り立っていた。

 

 だが、今、画面に表示されている数値は、その全てを嘲笑っていた。

 「……エネルギーの波長が、……スペクトルの外側にある。……熱源反応は出ているのに、……絶対温度としての計測を拒否してる。……これ、……エネルギーの形が、私たちの知っている『熱』や『電気』じゃないんだわ。……もっと、別の……次元の……。」

 メイは自分の計算を疑った。

 何度も数値を打ち込み直し、アークのセンサーを再較正し、端末の演算チップを限界まで回した。だが、返ってくる答えは、常に同じ「物理的な矛盾」だった。

 この機械を構成する物質、流れるエネルギー、そして刻まれた紋様。

 それらは全て、現在のこの世界に存在する物質の周期表にも、エネルギー力学の教科書にも載っていない「異物」だったのだ。

 「おじいちゃん、……間違ってたよ。……これは、……古代の人が作った『すごい機械』なんかじゃない……。」

 メイの顔から、急速に血の気が引いていった。

 「これは、……この世界の外側……。……『中心』と呼ばれている、……別の理で作られた場所から……切り離され、……この汚れた世界に『捨てられた』……化石なんだわ。」

 メイは理解してしまった。

 この機械がこれほど完璧な状態で保存されている理由。

 それは、この機械が「時間」という法則すら、この世界のルールとは異なる形で処理しているからだ。

 ここでは数千年の時が流れていても、この機械にとっては「一瞬」にも満たない時間でしかない。物理的な風化さえも、この「別世界の物質」を傷つけることはできない。

 「メイ、どうした? 呆然として……。何が分かったんだ?」

 アスタロトが不安げに声をかける。

 メイは、涙が溢れそうになるのを必死に堪えながら、暗闇の中を見つめた。

 「……アスタロト。……私たち、……空を飛んでいれば、いつか『世界の中心』に着けると思ってたよね。」

 「……ああ。そのために、この地底まで降りてきたんだろう。」

 「……でも、……それは無理なの。……絶対に無理。」

 メイの声が、静寂の空間に、絶望的な響きを持って沈んでいった。

 「この機械を解析して分かった。……世界の中心は、……この空のどこかに隠されている『場所』じゃない。……それは、……特定の重力ベクトルが重なり合い、……時空の歪みが臨界点を超えた時にだけ開く、……『異空間』そのものなのよ。」

 メイは、端末の画面に表示された「座標データ」を指差した。

 そこには、これまでメイたちが目指していた方位が示されていた。しかし、その座標の「深さ(Z軸)」の値は、計算上、この世界のどこにも存在しない「虚数」を示していた。

 「……目的地への『方向』は分かってる。……でも、そこへ至るための『道』が、この世界には存在しないの。……三次元の鳥が、二次元の紙の上をいくら飛んでも、紙の裏側には辿り着けないのと同じ。……私たちは、……世界そのものの構造に、阻まれているんだわ。」

 エンジニアとして、計算によって導き出された「不可能」という結論。

 それは、どんな魔物やシンジゲートの追っ手よりも、残酷にメイの心を打ち砕いた。

 彼女たちの目の前に横たわる巨大な「化石」は、自分たちが決して辿り着けない高みに、かつて存在していた世界の残滓。

 届かない。

 どんなにアークを改造しても、どんなに高く飛んでも。

 世界という檻を壊さない限り、彼女たちは「中心」へは辿り着けない。

 メイは膝から崩れ落ち、黒銀色の冷たい装甲に額を押し当てた。

 拍動が、足元から絶望を刻むように響き続けていた。

 「……嘘だと言ってよ、おじいちゃん……。」

 メイの呟きは、数千年の時が止まった最深部の静寂に、波紋一つ立てることなく吸い込まれていった。

 端末のモニターが放つ青白い光だけが、彼女の青ざめた横顔を照らしている。画面に表示されているのは、解析を終えた最終的な計算結果だ。エンジニアとしての彼女の知識、アークが命懸けで収集したデータ、そして目の前に横たわる巨大な「化石」から得た未知の定数。それらをパズルのように組み合わせた結果、導き出された唯一の「正解」は、救いのない死刑宣告だった。

 メイは震える手で、空中にホログラムの投影を展開した。

 そこには、自分たちがこれまで旅してきた空、浮遊島、そしてこの地底へと至る三次元の地図が描かれている。さらにその中心、自分たちが目指すべき「世界の中心」の座標が赤い点として打たれていた。

 しかし、その赤い点は、どの角度から眺めても、三次元の座標軸の「外側」に浮いていた。

 「……座標はある。……方向も、距離も、計算上は導き出せる。……でも、……そこへ至るための『ベクトル』が、この世界には存在しないんだわ。」

 メイは、膝から力が抜けるのを感じ、黒銀色の冷たい「放逐された機械」に背を預けてずるずると座り込んだ。

 アスタロトが、戸惑いながらも傍らに寄り添う。彼女の甲冑が、動かない空気に触れて、乾いた音を立てた。

 「……どういう意味だ、メイ。道がないとは、……まだ高度が足りないということか? それとも、アークの出力が不足しているのか?」

 「違うの、アスタロト。……そんな次元の話じゃないのよ。」

 メイは、まるで熱に浮かされたように首を横に振った。

 「例えば、……紙の上に住んでいる蟻がいるとするでしょ? その蟻にとって、世界は『前後』と『左右』しかない。……でも、その紙のほんの数センチ真上に、……『中心』があったとしたら? 蟻が紙の上をどれだけ一生懸命走っても、どれだけ遠くまで旅をしても、……『上』という概念がない限り、そこには永遠に辿り着けない。……今の私たちは、その蟻なのよ。」

 メイは、アスタロトの剣の柄を指差した。

 「この世界……エデン・ルーツを取り巻くこの次元には、……『中心』へ繋がるための物理法則が、欠落している。……特定の磁場反転や、時空の歪みを意図的に引き起こして、……世界そのものの壁を突き破らない限り、私たちは目的地に触れることさえできない。」

 それは、努力や根性、あるいはアークの性能向上といった「積み重ね」では決して超えられない壁だった。

 世界の中心は、空の果てに隠されている宝島ではなかった。

 それは、今の自分たちが生きている物理定数の外側、文字通りの**「異空間」**に隔離されていたのだ。

 「……おじいちゃんは、これを知ってたの? ……知っていて、私にあの手記を遺したの?」

 メイは、首にかけていた小さなスパナを握りしめた。

 もし、この結論が正しいのなら、これまで自分たちが積み上げてきた旅の全ては、最初から「詰んで」いたことになる。

 要塞を突破し、磁気の檻を抜け、皮膚を焼かれながらワイヤーを掴み、仲間の命を繋いできた。その果てに辿り着いた最深部で突きつけられたのは、「そもそも道が存在しない」という非情な真実。

 アークが、静かにメイの背後に佇んでいた。

 彼のメインモニターは消灯したままだが、内部の演算処理ユニットが、メイと同じ結論を導き出していることを、微かな排熱の音が物語っていた。

 『……メイ。……私の……データベース内……理論……においても、……現存する……飛行手段での……到達は……不可能と……判断。……世界の中心は……物理的に……断絶された……領域にある。』

 アークの淡々とした合成音声が、冷酷なトドメとなってメイの心に突き刺さる。

 メイは両手で顔を覆った。

 数千年前の地層が当時のまま保存されているこの静寂の空間は、今や彼女にとって、逃げ場のない巨大な墓場のように感じられた。

 「……到達すらできない……。……触れることさえ……許されない……。」

 メイの脳裏に、これまでの旅の光景が走馬灯のように駆け巡った。

 澄み渡る青空、共に笑った焚き火の夜、アスタロトと誓った騎士の約束、アークが示してくれた不器用な優しさ。

 それら全てが、届かない高みにある「異空間」を前にして、無意味なガラクタのように思えてしまう。

 メイは暗闇の中で立ち尽くしていた。

 投光器の電池が切れかかっているのか、周囲の白銀の壁がゆっくりと闇に飲み込まれていく。

 足元から響く「拍動」だけが、自分たちの無力さを嘲笑うかのように、規則正しく、巨大な質量を伴って鳴り続けている。

 「……道が、ない。」

 その言葉を口にした瞬間、メイの頬を一筋の涙が伝った。

 それは、エンジニアとしての限界を知ってしまった絶望と、愛した世界そのものに拒絶された悲しみだった。

 数千年前から保存されていた「世界の化石」の傍らで、彼女の時間は、今、音もなく停止しようとしていた。

 暗闇は深く、出口は見えない。

 「到達不能」という、この世で最も残酷な物理法則に縛られたまま、メイは、自分が信じてきた世界の形が、粉々に砕け散っていく音を聞いていた。

第52話、いかがでしたでしょうか。

 「世界の中心」は、空のどこかに隠された場所ではなく、特定の条件を満たさない限り接触することさえできない「異空間」である――。

 おじいちゃんの遺した手記を信じ、技術と勇気で道を切り拓いてきたメイにとって、自身の立脚点である「物理法則」そのものに否定されることは、これ以上ないほど残酷な結末でした。

 数千年前から変わらぬ姿で横たわる巨大な「化石」が、彼女たちの無力を静かに、しかし圧倒的な質量をもって証明して見せました。

 次回、第53話「不老不死の再臨、絶望を嗤う緋色の瞳」。

 すべてが止まった最深部で、動けなくなったメイたちの前に、あの「わがままな伝説」が再び姿を現します。

 

 次元の壁に阻まれたメイたちに、彼は新たな「悪戯」を仕掛けるのか、それとも……。

 次回の更新も、どうぞご期待ください!

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