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第43話 ニシゾノ商会改革

今、ニシゾノ商会は私が主導で動かしている。しかし、あいにく私は商業に関する知識は一ミリたりとも持ち合わせていない。

 そして、私はポーカーフェイスというものが苦手だ。取引をする際にも思ったことがすべて顔に出てしまう。

 学校の休み時間でただ一人、脳内会話を繰り広げていた際、よく笑みを浮かべてしまってクラスの人から不気味がられたのもいい思い出だ。

 

 ありがたいことに、今のニシゾノ商会は相当儲からせていただいている。私が開発したこの世界には存在しなかった物が売れているというのが大きいだろうが。

 しかし、このまま私が運営していったらいずれニシゾノ商会は赤字に転じてしまうだろう。

 そこでだ!頭がよく回り、ポーカーフェイスが得意で、リバーシの件にもあった通り、商売に関する才能があるレイナに任せようではないかということだ!!


「と、いうことで、よろしくお願いします。」

「ちょっと、話が早く進みすぎじゃない!?」

「いいじゃん。私が商売できないこと知ってるでしょ?」

「そうだけど……。」

「じゃあ!よろしく!!」


 ふぅ、これで私の仕事が減った!




〇------レイナ視点------○


 私は突然ねね様から商会を任されることになってしまいました。

 私はねね様をものすごく尊敬しています。しかし、こういうところで変に踏ん切りがいいというか、自分勝手というか。そういうところはやめてほしいと思います。

 きっと今頃仕事が減ったとか思っているのでしょう。

 私がニシゾノの姓をもらった時から、私はずっとねね様の隣に立っていますから、ねね様の考えていることくらいすぐにわかります。


 確かに私は経営に関する勉強をしていますが、正直に言ってまだまだ商会を運営できるほどにはなっていないと思います。

 とは言っても任されてしまったものは仕方がないので、公爵になるための試練だと思って頑張ります。少しでもねね様の役に立てるように。




 まず、先日私が立ち上げた『リバーシ喫茶』をニシゾノ商会に組み込むことにします。

 リバーシ喫茶はニシゾノ商会とは全く別の組織として運営する予定だったのですが、私がニシゾノ商会を運営してくということになったのですから、別に組み込んでもいいでしょう。

 リバーシ喫茶は私が運営していますから。


 リバーシ喫茶は相当儲かっています。しかし、今後リバーシが一般に普及していくにつれて需要は低下していくものと思われます。そのために、ここで新しくリバーシ喫茶を開業するということはしません。

 適度なタイミングで撤退することを前提にリバーシ喫茶は今後動かしていきます。


 現在、ニシゾノ商会の勢力はこの国全土にまで及んでいます。そのため、もともとこの国にあった商会や、新しく作られた商会があまり儲けられていないという現状です。

 このままでは国の経済が停滞してしまう恐れがあります。すぐさま改善しないと。


 現在ニシゾノ商会で扱っている品は多岐にわたっており、化粧品や食料、雑貨など。ねね様はコンビニみたいと仰っていました。

 今後、移動販売やニシゾノ商会以外の商会が存在しない村を除いて、基本的にねね様や王宮で開発されたもの以外の販売を行わないこととします。

 実際、ニシゾノ商会の収益の8割ほどがねね様や王宮で開発された品々です。その他の物を販売しないとなっても十分黒字でしょう。


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