キャシーとの信頼
短い悲鳴のような声を何度も続けると
「パパ、パパ。ごめんなさい」
亮の激しい30分のピ○トン運動で
キャシーは何度も、何度もいった
そしてキャシーが1時間後に目を覚ますと
亮は椅子に座り夜景を見ていた
「亮」
キャシーは後から亮を抱きしめた
「亮、良かったわ」
「ありがとう。褒めてもらって」
「喉が渇いたわ」
キャシーは亮の顎をなで裸のままリビングの
ちょとしたお店並みの大きな
カウンターバーへ行くと
「何か飲む?」
と聞いた
「あっ、僕が作ります。あなたの分も」
「本当?うれしい」
亮はシェイクを振り作ったのはジンレモンだった
「美味しい。うふふ、こんな事も出来るのね。素敵」
乾杯をするとキャシーは亮に体を寄せた。
「ねえ、亮っていくつなの?」
「27歳です」
「私と同じ年なんだ・・・もっと
年上だと思っていた」
「えっ、タメ!」
大人びたキャシーはもっと年上だと思っていた。
お互い年齢を勘違いしていた。
「私が父の後を継いだのは23歳だったわ」
「そんなに若く?」
「はい。ある事件に巻き込まれて父は殺されちゃった」
「そうなんですか。気の毒に」
「私が父の遺産を継いだ後、男どもが近づいてきて
みんなだまそうとしてきたの」
「分かります」
「だからずっと一人、この4年間ずっとかんばって来たわ」
亮はキャシーに軽くキスをした
「美味しい、もう一杯作って」
亮はシェイクしながら亮は顔を覗き込んだ。
「犯人は?」
「犯人は敵対していた不動産会社が雇った男」
「犯人はどうなりました?」
「分からない」
「分からないのに雇った男はわかるんですか?」
「それは……」
「みんな感じていたのはどうしてキャシーが
ジャックと親しいか不思議だと感じていたんです。
ひょっとしたらジャックに何か頼み事していませんか?」
「あります。私は中国に民間の暗殺集団あると聞いて
知人を通してジャックを紹介されて
父を殺した男を見つけ出して
連れてくるとお願いしました」
「なるほどその代わり投資しろと言われた訳ですね」
「はい」
「ジャックが依頼した相手は個人?それとも組織?」
「組織と聞いています」
「まさか闇鬼・・・
キャシーがジャックに父親を殺した
犯人を捕まえろと頼みその先は闇鬼か」
亮は独り言を言った。
「それからどうなりました?」
「100万ドル払って
まだ見つかって居ないどころか、
香港に高層ビルを建てる投資しろと言われた。
いつまで経っても犯人が
見つからないので100万ドル
回収の為にジャックの側にいたのよ」
「肉体関係は?」
「あるわけないじゃない、あんな下品な男と」
周りの女性たちが言った通りキャシーは
プライドが高かった。
「わかりました、調べてみます」
「ところでお母さんは?」
「父に捨てられた、お金の使いすぎだって」
「そうですか、それで今は?」
「そうね、父が死んでも遺産をよこせと
言って来ないからどこかで野たれ死んだか
大富豪のところへ転がり込んだかどちらかでしょう」
キャシーは母親の事を気にも留めていなかった
「気にならないんですか?」
「だって物心付いた時から母親は世界中を
飛び回っていて家には居なかった。
聞いた話だと母乳を飲ませると
乳首が黒くなるから母乳も飲ませて
くれなかったらしい」
「そうなんですか、さびしいですね」
愛に恵まれないキャシーはうなずきながら
涙を流して亮にキスをした。
「本当に良かった。お陰で忘れる事が出来そうよ」
「パパを?」
「えっ、パパって言っていた?」
亮は目を曇らせたキャシーにその先は
聞けなかった。
「気になるでしょう?」
「はい、まあ」
「私たち親子で関係があったの」
「もう言わなくて良いですよ」
亮はキャシーの口を止めるためにキスをした
「ううん、聞いて。父と私は血が繋がっていないの」
「えっ?」
「私は母が浮気をした時の子供で、
父は二度もDNA鑑定をして、
結果は99%他人。それを知らされたのは
母親が家を出て3年後私が15歳の時だった」
「ショックだったでしょう」
「ええ、でも私は父が大好きだったから、
血は関係ないと思っていた」
「そうですね」
「そして、プロフの夜彼に送られて帰って来た
ドレス姿の私を見て父は私を襲ったの」
「それはひどい」
「でも、次の日私から父を求めたわ」
「そう」
亮は複雑な親子関係にとても返事に困った
「でも、あなたのお陰で父を忘れられる。ありがとう」
「よかった、亡くなった人の事を
いつまで思っていても仕方が無いですよ」
「うん、でも亮はSなの?とても上手かった」
「いいえ、求めに応じてかな。あはは」
「亮、グッドジョブ」
キャシーは亮に抱きつき、亮を生涯のパートナーと決めた。
亮は翌朝5時に目が覚めると
ベッドから静かに抜け出し
支度をしているとキャシーが後ろから声を掛けた。
「早いお目覚めね」
「おはよう、起こしちゃいました」
「いいえ、私朝が早いの」
「そうか、アウトドア派でしたね」
「もう行くの?契約書のサインは10時よ」
「ジョギングへ行きたいんですけど・・・」
「この辺りは交通量が多いのでジョギングは難しいから、
このアパートのジムへ行った方が良いわプールもあるし」
「わかりました」
キャシーは亮に抱きついて
キスをするとベッドを叩いた。
「ベッドの上で運動しない?」
そう言って亮の目を潤んだ目で見つめた。
「キャシー溜まっていました?」
「そうよ。あなたと違って・・・飢えていたわ
そう言えばあそこにいた女性何人と
関係があるの?逆にお姉さんと一恵さん以外全員?」
「いいえ、明日香さんとブルックと小妹
・・・とは関係していません」
「凄い!あなたのような男性見た事無い」
「すみません」




