スタジオDの構想
九条ゆかり、矢上淳子、武坂雅美の三人は一瞬驚いたが
特別な儀式と言われていたのでそれを一口で飲み干した
すると、三人の体は熱くなり目の周りゆらゆらと揺れだし
ステファノスの声が頭の中で反響して聞こえた。
「今血の聖餐を行ったあなたは清められ巫女となり、
あなたたちは神の子このステファノスに従うのです」
「はい従います」
三人は何の疑問も持たず心からステファノスに従う事を誓った
「あなたたちは伝道師となりこのNRL教団の
布教活動をしなくてはなりません
そして、布教の為には私が命じれば
どんな事もしなくてはならないのです」
「はい、神の子ステファノス様の言われるままに」
三人は衣を身につけ教会の隣の棟の最上階の
大きなベッドがある部室に案内された
「これから、あなたたちに私のパワーを
与える儀式を行います。
服を脱ぎなさい」
白い液体を浴び血のワインを
飲んだ三人の体は異常に感じていて
ベッドに両手を着け足をお尻を突き出した
ステファノスは衣を脱ぎ捨て巨大になった物を
後から次々に突き立てていった
「おお、日本人女は最高だ」
ステファノスは天井を見ながら激しく腰を動かした
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亮が小妹と一緒に歩いていると
すれ違いざまに亮の顔をジロジロ見られ
亮はケイトに貰ったサングラスを
かけているにもかかわらず
見られているような気がした。
「小妹まずい事になった」
「うん」
亮は五番街のランド不動産のビルに入ると
千沙子が入ってきていきなり怒り出した
「どうしたの?連絡もよこさないで」
「はい?」
「昨日私達が行ったお店の前で
乱射事件があったでしょう」
千沙子は亮が事件に巻き込まれていた
事を知らず亮が小妹の顔を見ると
小妹は舌を出した。
「すみません、ちょっと忙しかったから」
「もう、お父さんとスタジオⅮの件で話をしたわ」
「どうでした?」
「任せるそうよ。ただ打ち合わせが
したいから早く帰って来いって」
「はい。分かっています」
亮も早く日本に帰りたかった
亮たちはランド不動産のフロントの受付に行き
25階の会議室に案内され席に座っていると
シンディとロイが続けて入ってきた
「亮大丈夫?」
シンディが亮に抱きついた。
「はい、まあ」
ロイも続いて亮の肩を叩いた。
「亮、君はヒーローだな」
千沙子と明日香と友子は
シンディたちの話を聞いて首をかしげて聞いた
「どうしたの?」
「亮が昨日人命救助をしたんだ。五人だっけ?」
ロイが事件の説明をした。
「みんなが帰るのが一分でも遅かったら
誰かが死んでいたかも知れないわ」
シンディが顔を曇らせた。
「亮が人命救助?」
千沙子が亮をヒーローと言っている
のに驚いて聞いた。
「今朝のニュースでやっていたわ。
昨日のヒーローを探しているそうよ」
「えっ?ヒーローを探しているって」
亮は頭を抱えた。
そこへキャシーが入ってくるとすぐに亮に抱きついた
「ヒーローの登場ね」
キャシーは亮が、息が出来ないほど激しく抱きしめ
耳元で囁いた。
「素敵よ亮、好きになりそう」
キャシーが笑いながら亮から離れると
弁護士を呼んだ
全員が席に着くと弁護士のマシュー・ハリス
が入ってきて契約の話が進んだ。
最初にスタジオⅮのアメリカ法人設立の
話だった。
契約の内容は
アメリカのスタジオⅮはアメリカ法人で運営し
CEOは業界のプロを探し就任させる事にし
スタートはニューヨークマンハッタン店それから
全米8ヶ所を順次オープンさせる事
モデル兼チーフデザイナーにシンディ
その他モデルOBにデザイナーを数人
サブデザイナーに千沙子が着く事に決まった。
「亮、あなたにはヴァイスプレジデントに
ついてもらいたい」
キャシーが言うと全員がうなずいた。
※Vice presidentは副社長、本部長、部門長とされ
その組織で変わる
「それから、香水はあなたがデザインしてね」
シンディがお気に入りの香水ayeを取り出した
「亮は香水をデザインできるの?」
キャシーが驚いて聞くと亮は簡単に説明した。
「まあ、薬と同じですから」
調香、調薬など何千、何万パターンをわざわざメモに
とって作っていかなくてはならない物だが
亮の異常までな記憶力は、その作業を省く事ができ
他人の十倍以上の速さでその作業を
成し遂げる事が出来るのだった
株はディーワンが51%キャシーが17%
シンディとロイが16%ずつ持つことになり
シンディはデザイナーとして売り上げの
%を貰う契約をした。
「みなさん本当に個人でいいんですか?」
亮が聞くとキャシーが答えた
「当たり前よ、絶対成功するんから
個人の方が儲けが大きいじゃない」
キャシーが軽い感じで返事をした。
「亮、ブルックの契約書に
サインをしてもらうよ」
「えっ?」
「ブルックが亮とマネージメント
契約をしたいそうだ」
「僕がマネージメントですか?」
「あはは、実質のマネージメントは
専門家に任せればいい。
グラスボイスの彼女は一生君と離れられないから、
面倒見てやってくれ」
「一生は大げさですよ、僕が治しますよ」
「じゃあ、契約書に追記しようか?治るまでってな」
「あはは、そうしましょう」
亮とブルックは3か月に1回経過観察するために
会う事が追記された。
「ではここで
皆さんにお願いがあります」
亮はシンディの方を向いてコンドー○を取り出すと
「実は精力剤と誘淫剤を片面ずつに塗った
コンドームを作りました。
これはとても気持ちのいいもので、
生より安全で快適な商品なのですが、
何よりこれの成分は前立腺肥大の予防になる
事です」
続いてシンディはNPOの話をした。
「私達でNPOをつくりアフリカに寄付をしたいのです」
「ほほう、それはいい私は協力するよ。くせになりそうだ」
「私もいいわよ。亮が実験してくれるならば」
ロイとキャシーが手を挙げた
弁護士のマシューそっと手を挙げると
みんながそれをじっと見つめていた
「私も昔からアフリカの救済を
考えていまして・・・」
「あはは」
みんなが大声で笑った
「亮、そのコンドー○でまた
DUN製薬の株価が上がるな」
ロイはうれしそうに言った。
「そうですね」
「また、儲けさせてもらうよ」
「本当?儲かるなら私も、ロイ教えてね」
キャシーが両手を胸の前に握って
体を椅子から体を浮かすとロイは笑って返事をした
「OK」
そこへ小妹に劉文明から電話があった
「どうだ、亮の様子は?」
「今、会議中です。
仕事は順調と言うかそれ以上
ジャックのスポンサーになる予定の
ランド・キャシーがこっちへ付きました」
「相変わらずだな、亮は。
ところでニュースを見たぞ」
「亮がテレビに出ちゃって困っているみたいです」
「犯人がまだ見つかって居ないなら、
亮は目撃者として犯人に命を狙われる可能性がある
しっかり亮を守れよ」
「あっ、そうか。美喜の存在をオープンにした方が
いいかもしれない」
「そうだな。とにかく、今夜みんなで食事をしよう」
「はい、亮は明日日本に帰るそうです」
「そうか、日本なら少しは安全だな」
「はい」
「今夜皆さんを夕食にご招待したいと
中国の劉文明が言っております。都合の良い
方はチャイナタウンのゴールドドラゴンへ
ぜひいらしてください」
「おお、昨日は和食、今日は中華料理か
私は参加させてもらうよ」
ロイは喜んで返事をすると、皆が手を上げた。
その頃亮は美咲と話をしていた
「犯人は見つかりましたか?」
「それが前科者、テロリストはヒットしなかったみたい
あとはDEAかCIAレベルかしら」
「そうですか」
「でも、車の持ち主は分かったから
そちらを探しているわ」
「スチュアート上院議員の方は?」
「その件で重要な情報が入ったわ」
「はい」
「ここからは電話はまずい。こっちへ来て」
「昨日の警察?」
「FBIの方」
「はい」
亮はFBIと聞いてドキドキして
FBIクリミナル・マインドのドラマを思い出し
ニヤリと笑った
「何笑っているの?亮」
シンディが聞くと
「クリミナル・マインドを思い出しました」
「えっ?」
「シンディ、FBIって何処ですか?」
「ええとダウンタウンの南の方よ」




