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グッド・ジョブ媚薬 3部 NY編  作者: 渡夢太郎
33/46

襲撃!

キャシーは素直に自分の気持ちを話した。

「気に入るって?」

「ジャックっと一緒にあなたを見た時からよ」

「立った3日でどこの馬の骨かもしれない

日本人を気に入るんですか、

しかも敵だったし」


「確かに敵だったんだけど、その分あなたを注視

していたのよ。色々調べたし」

不動産業を営んでいるキャシーは

ジャックと違って慎重で調査能力は優れていた。

「東京大学薬学部を卒業後、ハーバード大学経済学部、

経営学MBA取得。ハーバード大学図書館事、

ニューヨーク少女殺人事件、

ボストン日本人女性殺人事件を解決

Summa・Cum・Laudeで卒業(上位5%)

の上位成績。

卒論は『●●●●●●●の研究

とそれによる世界経済の変化』

でもこれを発表するとあなたの生命にかかわる為に

教授会は発表を禁止してトップシークレットに

なって私も見る事できなかったわ


それで、

『食物廃棄物のバイオガスの研究と経済効果』

を卒論にしたんだけどバイオガスの製造方法は

部分があまりにも専門的だったので経済学部の

教授はでは理解できずトップが取れなかった」


「何故それを知っているんですか?」

亮は今まで一番詳しい情報を持っている

キャシーに顔色が変わった。

「亮の卒論は出版の話が出ていて、もうすぐ

リライトの話が行くと思うわ。それともう1つは

当局が読んでいるらしいわ」


「そのリライトの話は学部長から連絡が有りました。

でももう1つの情報は公になっていないはずですけど」

「私は仕事柄アメリカ中の議員に寄付をしているし

優秀な大学にも寄付をしてコネクションがあるわ」


「凄いですね」

「それからあなたは卒業して帰国してまた

アメリカに戻って来た。ジャックとあなたを

見た時運命を感じたわ」

キャシーはスマフォに入っている

亮の学生時代の写真を見せた。


「でもあなたの卒業式の写真が無いのよ」

「はい、卒業式に出ていないんです。

忙しくて」

「なぜ?」

アメリカの大学では入学より卒業が難しいので

特にハーバード大学の卒業式に出ないという事

はあり得ない事だった。


「完全に秘密が漏洩している・・・」

亮は肩を落としていたが日本の情報が流れて

いない事にホッとした。


そこにやはりロイがやって来て

ロイの参入でキャシーとの話は中断され

そのまま、会食は終わって行った。


~~~~~~~

食事を終え亮もロイと握手をして約束をした。

「じゃあ、レコード会社買収の話

明日詳しく打ち合わせをしよう」

「はい」

タクシーはそれぞれ人を乗せて走って行くと

亮もタクシードアのノブに手をかけたその時

猛スピードで車が走って来た。


「危ない、亮!」

小妹が大声を上げた。

亮はそれに反応してその場に伏せると

その車は機関銃でタクシーを撃った。


「ド・ド・ド・ド」

低い音を鳴らして

タクシーの横っ腹に穴を開け

タクシーの窓ガラス飛び散り

インド人の運転手は頭から血が飛び散った。


「どうしたんだ?」

亮は目の前が真っ白になり

額に汗を流しながら物陰に隠れた。

「小妹、またジャック・チョウか?」


「違う、彼は絶対亮に手を出さない」

小妹は劉文明からジャック・チョウが王に

手を引くように言われた事を知っていたので

自信を持って断言をした。


「えっ?じゃあ誰が?」

車は急停止すると男がサブマシンガンを持って

降りてきた。倒れている人たちにそれを向けた。


「止めろ!」

亮は皮の袋に入ってる8方手裏剣を

右手に取って男の手に向投げて腕に刺さり

サブマシンガンを落させ

特殊警棒を伸ばして

特殊警棒で男の首筋を叩き倒した


同時に小妹も手裏剣を投げ

男のサブマシンガンを落し

ジャンプし一人の男の顔を

蹴り体を返して後頭部を蹴り上げた。


「何!」

仲間の二人を倒された男はサブマシンガンを

亮に向けた。

「ぴゅっ」

風きり音が聞こえると男の腕

から血が噴き出ていた。


「殿、大丈夫ですか?」

「大丈夫です、美喜さんは止まっている車の確認」

「小妹は倒れている男に止めと拘束」

美喜は手裏剣を持ったまま男たちの

車に向かった


亮は倒れている通行人のところへ

駆け寄り怪我をしている人に

応急処置を施して行った。


最初に太ももから出血している女性のドレス

をまくり上げ太ももを自分のネクタイで

止血のために絞りあげた。


次にすぐそばにいた男性の腕をハンカチで

男性の膝下を男性のネクタイを外して縛った。

「大丈夫ですか?」

「妻を見てくれ」

「深大腿骨動脈を切っている可能性が

あるので強く止血しました」


「ありがとう」

「救急車を呼んであるので大丈夫です」


脚を撃たれた体の大きい

男性のところへ行って容態を見た。

「やばい」

亮はすぐに男のベルトをはずし

ズボンを脱がせ

「太股から出血している」

出血している箇所の上を締めて止血した


亮はその他転んで怪我した女性、腕を切った男性

転んで足を捻った女性を容態をチェックして

行った。

「美喜さん犯人の車は?」

「逃げました」

「小妹、捕まえた三人は?」


「死んだ」

「何?」

「殺されたんだよ。車に乗っていた

マシンガン持っていた男に撃たれた」

「そんなに簡単に仲間の命を・・・」

「亮、通りを見て!狙われたのは亮じゃないよ」

路上に残った銃弾の後は一方向を向いていた。

「大変だ!」


救急車到着すると亮は隊員に

症状のひどい女性を指さした。

「こちら意識レベル300、大腿骨動脈に損傷が

あるとみられ大変危険です」

「わかった」

救急車は患者を乗せて走り出した。


そこへ来た警察が亮に声をかけた。

「君は?医者か?」

「いいえ、救急救命士の資格を持っています」

「そうか、ありがとう。署へ行って

状況を説明してくれないか」

警察官は亮の肩を叩いた。

「わかりました」


「小妹、余計な聴取があるから美喜さんと

姿を消してくれ」

亮は特殊警棒を小妹に渡した。

「了解、気を付けて」


詳しい状況の説明を求められた亮は

パトカーに乗りWest 54th Streetにある

ミッドタウンノース分署に着くと

ガラス張りの部室に入った。


亮は警察官に出来るだけ多くの情報を伝えるために

自分の脳の中に記憶されている映像を思い出していた。

「運転手は小太りでメガネをかけて、

撃っていたのはひげを生やした男です

車種は黒のGMC・ユーコン5.3ℓ、2014年型。

車のナンバーは○○○○、北に向って逃げました」

「ずいぶん詳しくわかるな」

警察官はメモを取った。


「使った機関銃はM27IARは海軍仕様だから

 犯人は海軍と何か関係があるんじゃないでしょうか」

「おい、馬鹿にしているのか。

あの状況で機関銃の見分けが

つくわけがないだろう」


「いいえ、使った事があるのでわかります」

「使った事がある?日本人が?あやしいなお前」

警官は電話をかけて刑事を呼んだ。

「早く非常線を張って下さい、

早くしないと逃げられてしまいます」


亮が立ち上がると「黙って座っていろ!」

亮は無理やり椅子に座らされた。

そして身体検査をするとパスポートと

小切手帳を見つけた。

「ん、いつアメリカに来た」

「4月5日にボストンに着きました」

「どこにも入国スタンプが押していないぞ」

「細かい事気が付くなあ」

亮は笑いながら囁いた。


亮はしょうがなく椅子に座って

両手を膝に上に乗せた

そこへ刑事が入って来て亮の顔を見ると

驚いていた。

「ん?あんた昼間に」

「はい」

刑事は先ほど、美咲と一緒に出動していた

ニューヨーク市警のパーカー警部補だった。


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