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グッド・ジョブ媚薬 3部 NY編  作者: 渡夢太郎
31/46

ナチュラル・グリル

ジョージが入って来て

亮はジョージに御神仁を紹介し

シンディたちとの関係を説明した。

「そうか、御神なら安心だ。それにオリバーと

同じ会社だったとは驚いたよ」

同じテーブルに座っていたオリバーが

仁と話をしていた。


そこへシンディとシンディの弁護士が入って来て

広告代理店の御神仁を紹介した。

「アメリカで御神さんと会えるとは思いませんでした」

御神とシンディは東京のファンションショー

を一緒に仕事をしたので顔見知りだった。


「よろしくお願いします」

「それではアメリカン・パブリシティの

御神さんを中心に冷凍食品のアメリカ

と日本でのパブリシティを

やってもらう事になりました」

ジョージは仁の経験と実績を元に決断した。


ジョージと仁と亮とシンディが

握手をして話が終わり

秘書のエミリが持って来た契約書を元に

ナチュラル・グリルの弁護士とシンディの

弁護士との協議が別室で始まった。


~~~~~~

「亮、電広社の水瀬華と野島美幸には俺の方から

連絡を取り合って両国で進めて行くから

安心してくれ」

「わかりました、帰国したら彼女たちと

 会って打ち合わせをします」

「シンディたちの撮影の時は

アメリカに来て立ち会ってくれよ」

「了解です」


「亮!」

ジョージが大きな声を出して

靴を鳴らし亮のところに来た。

「なんですか?」

「昨日配ったグミ。どこで売っているかとか

値段はいくらかとか問い合わせが凄いんだ」


「なんだ、亮。日本で普通に売っているグミか?」

御神はあまりにも当たり前の事で笑っていた。

「はい、食物繊維が多めに入っていますけどね」

子供向けに作ったのでフルーティでやわらかく

糖分を控えているので、

いいおやつになると亮は確信していた。


日本人にとってそれは普通のグミだが

ハリボーはドイツ、フランス、英国、デンマーク、

オーストリア、スペイン、トルコ、ハンガリー

世界中で造られていて、様々な味がある

日本のグミは日本で最初に作った

UHA味覚堂はソフトグミを作ってヒットを飛ばした。


「はい、私も日本のグミが食べたかったんです」

オリバーが言うとジョージがオリバーを指さした。

「オリバー販売計画を立てろ!」

ジョージはオリバーに指示した。

「はい」

「では、子供向けの

誕生パーティセット作りましょう」

亮はオリバーに提案した。


「それいいですね」

アメリカの誕生パーティはとても盛んで

子供にとっては大イベントなのだ。

日本風のフルーツグミを配れば友達が喜び、

優越感に浸れヒットは間違いないだろう。

オリバーは日本にいた経験を利用し

ますます能力の発揮できると思った。


御神仁が帰った後、ジョージと亮と友子が

ワラント株割り当ての話を進めた。

その間、小妹と美喜が話をしていた。

「ジャックは邪魔な男ね」

「うん、やはりさっさと殺すべき」

小妹は過激な事を言ったが

美喜はそれを無視していた。



「私、気になっていたんだけど

ジャックがキャシーに対して立場が強いのよね」

二人の関係を密かに監視していた美喜が言った。

「うん、キャシーとの関係、普通じゃないわ」

「どうしたのかしら?」

「やはりキャシーは性奴隷?

亮のように巨大でハードな何を持っていたりして」

「どうして小妹が知っているのよ!」

美喜それを聞いて驚いた

「見た事あるもん、おじいちゃんの鉄股間訓練」


※鉄股間はカンフーの訓練の一環で、

気功で股間を鉄のように硬くする方法である。

金突き棒で突いたり、一物を紐で結び

鉄アレイを引きずったり過酷な修行だ。


「えっ!本当!」

「丸太で股間を突いても何故耐えられるか

興味があって、亮のシャワーを覗いたら

絲瓜ヘチマように大きかったの」


※食用ヘチマは沖縄ではナーベラーと呼ばれ

油炒めやスープにして食べるととても美味しい。


「うっ!」

美喜は亮の股間の物を思い出して

思わず自分の股間を抑えた。


「どうしたの美喜?」

「なんでもないわよ。もう覗いちゃダメよ

 子供には目の毒だから」

「毒ってどんな毒なの?」

「とにかく、あのジャックがそんな大きな物

持っているわけないわ!」

美喜は首を横に振った。


「とにかく、キャシーが何か弱みを

握られているみたいで」

「やはり、キャシーに直接聞くしかないかな」

「それは亮のミッションだね」

「うんうん」

~~~~~~~

1時間程で打ち合わせが終わり亮の割り当ては

900万ドルになった。

亮は個人でジョージとメアリーに

次ぐ3番目の個人大株主になった。

「亮、これからもよろしく頼むよ」

亮はジョージと握手をした。


「亮これでアメリカの資金は無くなったわ。

株を売らなくちゃ」

「当面お金は使わないから大丈夫だと思います」

「でもアメリカに来る交通費は?」


「それは会社からファーストクラス航空券の

オープンチケットが支給されるし

契約ホテルに無料で泊まれる出るので問題ない。

それにWSOからほとんど同じ条件で、

それに随行の友子さんの分も」


「そんなに?」

友子は急に嬉しくなった。

「はい、アメリカの取締役は給料と待遇は良いですよ

日本の16倍だそうです。ロイもジョージも

報酬は年1000万ドル以上です。それにジョージは

10億ドルくらいの創業者利益があります。


ちなみにあの日本の通販会社Zタウンの創業者前○さんは

420億円だったそうですから」


「じゃあ、亮はキャピタルゲインの利益は無かったの?」

「ああ、そうか。それバンクオブアメリカの

口座に入っています。後で調べてください」

「いいんですか?私が調べても・・・」

「はい」

亮は友子を信じていた。


「なんか凄い」

「これから、デビッドのD&Rが上場して

ロビンのAmericanwebが上場すると

それぞれキャピタルゲインがあります」

友子は初めて聞いたD&RとAmericanwebの

名前をスマフォで検索した。


「それってかなりの金額に?」

「はい、持っているお金を何に使うかです。

宇宙に行ってもたいして

役に立たないと思いますけど・・・」

「確かに・・・」

「そのお金を友子さんに預けますから

 よろしくお願いします」


「わかりました。でも今預金が無くなって

 大丈夫ですか?」

「日本での生活は大丈夫です。

 失業中ですけど・・・」

「はい、株で儲けますので

 好きな事してください」

友子は亮を食べさせるという

立場がとても嬉しかった。


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