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グッド・ジョブ媚薬 3部 NY編  作者: 渡夢太郎
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10曲の危機

「行くよ。ジャネット」

ブルックは声を出したその声は聞いている人のすべてが

スターになる事が確信できる歌声だった

スティーブとサイモンは驚いたように顔を見合わせ

亮に握手を求めた

「亮!」

ロイが亮に向って親指を立てた。

「コリー、レコード会社を買収しよう」

「賛成です」

ジャネットは音楽に合わせて踊っていて

観客もジャネットの存在を認めていた。


亮は5曲以降のことが気になって

心のそこから喜べず

3曲目が終わったところで客席を立ち

尚子と舞台の袖に行った。


そこには、千沙子と明日香と友子が

じっとブルックを観ていた。

「亮、ブルック凄いわ。涙が出そう」

「はい、僕もです」

亮の目には涙が浮かんでいた5曲が終わったところで

ブルックは衣装チェンジに戻って

白いミニのワンピースに着替えた。


「亮、どうしよう6曲目」

「大丈夫ですブルック、君は今まで以上に声が出る」

亮はブルックの喉のツボを押した。

するとブルックは亮の首に手を回しキスをした。

「これで大丈夫」

ブルックは手を振ってステージに戻ると

ジャネットは亮にキスをした

「じゃあ私も」


「亮、一緒に踊ろう」

亮の手を引くと舞台に引っ張った

スポットを浴びたブルックは

バラードの曲を歌いだし

ブルーのホリゾントライトで

影のようになって亮とジャネットは踊りだした

「上手ね、亮」

ジャネットは踊りながら聞いた

「はい、以前見たミュージカルを思い出しています」

「えっ?」


そこにブルックの歌にあわせて

コーラスを唄っている

マイクが亮とジャネットの方を

見ながら目で合図を送っていた。

「バックで一緒に唄えって」


ジャネットが亮の手の中でターンをすると

マイクをそでから受け取って

ブルックの歌に合わせてハモった

それを聞いたブルックはホッとした顔をして

高い声を上げた。


客席から美しい高音を聞いて

客席から声が上がった

「おお」

するとサイモンが立ち上がり外に出て電話をかけ

スタッフを呼んだ

「すぐ来てくれ」

バラードの曲は見事に終え喝采を浴び

舞台の袖に戻った亮はスタッフの拍手を受けた


「まったく器用な男だ」

千沙子は亮の頭を叩くと亮は千沙子に聞いた

「スタジオDの宣伝になりますかね」

「はい、ブルックがスターになった時に着てくれれば

 もっと良いんだけど」

「わかりました、努力します」


「尚子さんもそろそろデビューしなきゃね」

「私、亮のいる日本に帰ろうと思います」

「本当!」

千沙子は応援していた尚子が日本に帰ってくる

事を聞いて嬉しそうに笑った。


「私はジャネットが似合うアクセサリーを作りたい」

明日香の目が輝いていた

「姉さん、ニューヨークにお店を出しましょう」

「お父さんに聞いた。

あなたが責任を持てるならいいそうよ」

「わかりました」

亮は嬉しそうに笑った。


「ただ、DUN製薬はやめるようね」

「はい、死んだ人間が戻れませんから」

亮は千沙子と明日香に攻められた。

「そうね、あなたは家で薬の研究を

していればいいんだから」

「あはは、今度は花粉症薬を作ります」

「本当?それは凄い」


ロイヤルボックスでブルックの歌を

聴いていたジャックはニヤリと笑った

「キャシー、どうやら10曲唄い終わりそうだな」

「はい、とても素敵な歌」

キャシーはうっとりとしていた。

「よし、これで金儲けしよう」

「あら、妨害するんじゃないの?」


「いや、俺がブルックのすべての権利を抑える」

「まあ、それは素敵」

「音楽著作権、営業権、肖像権。

世界中をドサ周りさせて・・・儲かるぞ」

ジャックはまた美しいブルックの体を

また抱けると思うとゾクゾクとした。


「初期投資にお金かかるわよ」

「それは、キャシー頼むよ」

「そうね。考えておくわ。でもブルックは

あなたと契約するかしら?」

「俺と契約をしなかったら大スキャンダルだ。

ビデオと写真たっぷり撮ってあるからな」

「ああ~。嫌な男」

キャシーは独り言を言った。


「まずいな」

ブルックが8曲目を唄い始めるとすぐに

亮は尚子の隣で囁いた

「そうね」

尚子も異常を感じ取った。

「どうしたの?亮」

「歌詞を2回間違えた」

「それって?」


「かなり緊張している。声は出ているんだけど、

10曲目は頭が真っ白になって

唄えなくなるかもしれない」

「どうするの?」

「ちょっと行って来る」

亮は客席の一番前に座って居る

シンディたちの前にしゃがみ込み

ブルックの状況を説明した


「少し休めば飲み物を飲むとか」

ケイトが言うと亮が首を振った。

「僕が施術するのに3分かかります、

休憩を入れたらせっかく盛り

上がっているのにしらけてしまいます」


「じゃあスティーブに唄ってもらえば」

モニカが後のスティーブを見て言うと

「それじゃ、彼女の評価じゃ無くなってしまう」

「どうすればいい?」

シンディが聞いた。


「もう一度ステージに上がって何か出来ませんか?」

「亮、あなたのためなら」

シンディは立ち上がった。

「ありがとう、3分間時間を作ってほしい」

「わかったわ」

三人は目で合図を送りながらうなずいた


亮たちは舞台のそでに着くと

スタッフと打ち合わせしてマイクを用意した。

「姉さん、三人の服は?」


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