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グッド・ジョブ媚薬 3部 NY編  作者: 渡夢太郎
22/46

ライブスタート直前

「べ、別にモニカとは付き合っていないですよ」

「あはは」

明日香が笑っていると

出国口のドアが開きスティーブが出てきた

モニカはスティーブに抱きつきキスをすると

モニカは何かを話しながら歩いてきて

亮に紹介をした。


「亮、スティーブよ」

「はじめまして、アキラ・ダンです」

「スティーブ・フィッシュです」

二人が握手をすると

明日香がボーとそれを見ていた


「千沙子さん本物だ・・・」

「そうね、すごい・・・」


「亮、待っていてスティーブと車を取ってくるわ

 荷物が多いでしょう」

モニカがスティーブと手を組んで

駐車場の方へ向かっていった

「モニカ、ありがとう」

亮はカートを押して外へ向うと

そこからモニカに話しかける男の姿が見えた


「モニカ?」

「どうしたの?」

千沙子の声を無視して

亮はモニカたちの危機を感じて走って駐車場へ向うと

二人の男がスティーブとモニカにピストルを向けていた

亮は胸のホルダーからインスリン銃を取って

5m先の男のお尻を狙って撃った


「プッシュ」

ガスの圧力でほとんど音が無く

弾は発射され男のお尻に強く当たった

「おい、黙って車に乗れ、命を貰おうとは思わん」

と男が話を終えた瞬間、へなへなと倒れた


それを見たスティーブはモニカを

抱いて柱の影に隠れると

亮はもう一人の男の後に立ち

男が後の気配に気づくと後ろを振り向くと

亮は1度深くしゃがみこみジャンプをしながら

男の顎を思い切り蹴り上げると

男は2メートルほど後に飛んで気を失った。


「モニカ大丈夫?」

「はい、ありがとう」

モニカは亮のあまりの強さに驚いた。

「急ぎましょう」

「先に倒れた男、ピストルで撃ったの?」

「いいえ、僕は持っていませんよ。日本人ですから」

亮はインスリン銃を撃った事を隠した


「そうね」

三人は車に乗って出口で待っている

千沙子と明日香と友子と

荷物を載せドアを閉めた。

「ああ、時間が無いですね。僕が運転します」

亮は運転をしながら美咲に電話をかけた。

「美咲さん、飛行場の駐車場に

男性が二人倒れています。

確保してもらえますか」


「あら、また何か有ったの?」

「はい、モニカたちが襲われました」

「そうすぐに連絡するわ」

「あっ、それと急いでいるので

スピード出しています。ハイウエイパトロール

によろしく」


「うふふ、了解です。がんばって」

「亮は強いのね」

モニカは改めてたくましい亮に惚れ直して聞いた。

「はい、3か月間香港でカンフーを習いました」

「一発で倒していましたね」

スティーブが言うと亮は明るく答えた。


「良くアクションドラマで何発も

殴り合いをしますが

当たり所がよければ一発で倒れますよ

特に顔を殴ると拳を痛めるので数は少ない方が」

「へえ」


スティーブは謎の日本人を

頼もしくも恐ろしくも思った

まもなくパトカーが亮の運転する車の脇に着き

窓を開けて親指を立て

その前に付きスピードを上げた。


「つい来て来いという意味よね」

助手席に座っている千沙子が言った

「はい」


亮の運転する車はハイウエイパトロールに

先導され高速道路を突っ走った

「姉さんこれなら早く着きそうね」

「はい」


亮がミラーで後を見ると

スティーブはモニカの肩を抱き

時々頬にキスをして満足そうにしていた。


亮たちは7時にシアターの裏口に着くと

衣装を持って亮が大きな声を上げて

楽屋に入った


「お待たせしました」

「おお、千沙子」

シンディがそう言って千沙子とハグをした

フィリップ・コーエンの店から来たメイキャッパー

が四人来ていてすでにブルックとジャネット、

ケイトのメイクを始めていた


「さあ、モニカもメイクをして、あら?スティーブは?」

シンディが部室を見渡した

「外で待っているわ。男性だから」

モニカが答えると亮が額に汗をかいた

「あはは、僕も男ですけど・・・・・」

亮は男一人で恥ずかしくなった。


「千沙子さん」

尚子がハグをした。

「尚ちゃんもいたのね、出演するの?」

「ううん、今日は観るだけ」

「シンディ、三人分の衣装も用意してあります」

「ありがとう、亮」


亮たちは衣装をハンガーにかけ終わり

ブルックに声をかけた。

「ブルック、フィッティングします」

「ありがとう」

ブルックは黒の皮のパンツと黒のジャケットを着た

「ブルック、きれいなラインね」

それを見ていたシンディが言った。


「ねえ、千沙子アクセサリーは?」

「あるわ」

箱から何点かのアクセサリーを取り出すと

シンディに渡した。

シンディは器用にブルックの身にそれを着けると

白いTシャツと口紅を渡した


「亮、このTシャツに絵を描いて」

「何?」

「何でもいいわ、この衣装にあったやつ」

「OK」

亮は明日香と友子にTシャツを伸ばしてもらって

文字を書き始めた


「ところで、お客さんはどれくらい入るでしょうか?」

「ああ亮見て来れば」

ケイトが言った

「ダメですかね?」

「ううん、満員よ」

「う、嘘ですよね」


亮は楽屋を出て客席を見ると500人どころか

満員寸前だった

「えっ?」

亮は驚いてホールの外へ出ると体格のいい

男達が入り口で入場整理をしていた


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