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夜明け  作者: 瑠璃
第二部 研究機関
8/19

食堂

職員や研究者へのお話で私の勝手なイメージへの言い方がご不快になられる方がおられたらすみません。あくまでフィクションなのですが気になるようでしたらバックボタンを押してください。

食堂は、広々として清潔感のある内装になっていて気分を切り替えるのによく利用している。

一部の職員は部屋にわざわざルームサービスなどを頼む人もいるみたいだけどたまには歩いて移動しないといつか足腰にきそうと思うのは私だけかな?

それでなくても私達、研究者は部屋からほぼ出ないで机に張り付いて研究を続けて食事も忘れてじっとしているものだから顔色が悪く目の下の隈がとても濃く出てるんだよね。


私も、リュカが部下としてサポートしてくれるようになってから、度々ご飯の事を注意されて今ではちゃんと三食頂くように気をつけている。

お陰さまで身体の調子は頗るいいし軽く運動がてら食堂まで歩いて着くまでに新しい試薬のアイディアがうかんで多くの試薬データを録ることができた。


“お腹いっぱいになったら頭の中も廻るようになるのでしっかり食べてくださいね。”


って、言われたけどまさにその通りだった。

本当にリュカいてくれて良かった。

私一人じゃ、今後サポートしてくれる人がいないと3日ともたず干からびる可能性が大きい。気を付けよ。


今日のお昼ご飯はいつもよりしっかり食べよう。やっぱり、データの件で思っていた以上にダメージ受けているのか気分が上がらない。


リュカに研究室から出るときに通信メッセージの“ソリューナ”で食堂へ行くことを伝えたしそろそろ来るかな?


食堂の入り口を見ているとリュカが丁度入ってきた。


『リュカこっちだよ!』


手を挙げたら、気がついたのかこちらへ歩いてくる。


『すみません。大分お待たせしましたか?』


『ううん、大丈夫だよ。私も今きたところ。急に連絡入れてごめんね。

お昼ご飯を食べながらで悪いんだけどちょっと気になることができたから相談していい?』


『はい。僕の方でもいくつかご相談があるので大丈夫です。』


『ありがとう。じゃあ、急いで来てもらったお詫びにご飯ご馳走するね。遠慮はなしで!』


『すみません。では、ご馳走になります。』



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