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夜明け  作者: 瑠璃
第一部 未来
1/19

プロローグ

初の投稿作品となりますので

暖かい目で読んで頂けたら嬉しいです。




薄闇の狭間から陽が射し込んできた。




窓からみえる多彩な色の変化を

私は床に倒れたまま見つめ続けていた。



眦からこぼれ落ちる涙を拭うこともできず

ただ、段々と視界が狭まるのを感じながら

瞳を閉じた。



あぁ、これが最期なのかな。




“私は、希望を遺せたのだろうか”


“彼等が未来をみられる世界に”


“私達が壊してしまった先を・・・”



私達はどこで間違ってしまったのだろうか。

ただ世界を再生させたかっただけなのに

こんなことになるのなら

未来なんて願ってはならなかった。



全ては過去の私達が始めた罪であり罰。







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