084 食べ過ぎ
今日も評価が増えたので2話投稿です。
今年は年末年始が忙しかったが、私のやることに新年とかあまり関係なく…。
私はタマと一緒にコタツで丸くなっていた。
「うみゅ、コタツ最高!」
「ミャァ」
「タマもそう思うか!」
みかんの白い皮を取りながらタマとコタツについて意気投合していると、
「先生、あまり食べちゃうとこの後のお汁粉が食べられませんよ?」
「うっ!」
お汁粉…あの悪魔のような甘さと餅のハーモニー、いかん!
「それじゃあ、腹ごなしに散歩でもしてくるか…」
「ではその間に美味しいお汁粉を作っておきますね!」
「うん、お願いね!フランは行く?」
「…タマが寝ちゃったので今日は遠慮します」
見るとタマがフランの膝で気持ち良さそうに寝ている。
「そうか、では行ってくる」
さてと、どこに行こう…。
年末年始は影の面々にも休みをあげているので、軽く1人で封印の地をまわってくるか。
私は転移で『無限回廊』、『死者の湖』、『熱砂の砂漠』を巡回して 変化が無いことを確認した。
うむ、結構結構。やはり平和が1番である。
去年は火焔山が吹き飛ぶイレギュラーがあったものの、ミクが加わったのはおおきい。
今年はおとなしい年だといいな。
「さてと…」
一応ムスターファのトコにも顔を出しておくか。
私は世界樹の古木へと転移する。
…うむ、ムスターファが留守なのは珍しいが、特段用向きがあるわけではないので今日は帰るか。
大方、ハイエルフの儀式とか会合とかそんなトコだろうと思うし。
ウチに帰るとマールお手製のお汁粉が完成していた。
丁度お腹も空いたし餅3枚はいけるかも!
「先生、食べ過ぎです!」
ウェップ。食べ過ぎた。
お正月の食べ過ぎは身体の毒




