125 ライブ
124話の続きです。
会場は熱気に包まれている。期待と言う名の熱気。ファンは今かと待ちわびている。この情熱がセンチュリーに向けられていると思うとボディーガードをつけて正解かもしれない。
とはいえ、ファンがこの国の経済を回しているのは確かな話だ。
フっと会場が暗くなる。
「「「「「おおおおおぉぉぉぉっぉおぉ」」」」」
ファンの期待も最高潮!
星組の登場である。
私はアリーナ席の前の場所で複数の録画用のクリスタルを飛空で操作している。
おっと、サクラと目があった。サクラも気づいてこちらに手を振ると後ろのファンが、
「「「「ウオォォォッォォ」」」」
喜んでる。
月組が2曲終わって左右に分かれてバックヤードへ帰ると、会場の地下から花組が登場する。
このセンチュリーメインステージは私のあらゆる改造が施されている。
さあ次は月組のデビューである!
私はステージ上空に10m大の三日月を用意している。メンバーは全員月に乗っている。
これで会場を1周するつもりだ!
っと、後方から騒ぎがするが私は録画用クリスタルと三日月のコントロールで手が離せない!まぁ、会場の警備はアッシュに任せてあるので大丈夫だろう。
月組が歌い終わりステージに立って2曲熱唱する。
そんな時にアッシュから通話用のクリスタルで報告があった。
中途半端でごめんなさい。




