115 訓練
114話の続きです。
さて、あれから1月。
そろそろアッシュの訓練も終わる頃だろう。まぁ、1月ではそこまで変化はしないだろうが、ある程度使えるようになっただろう。私はアッシュの簡易訓練場に向かった。
全員が格闘訓練をしているらしく、それぞれ組手をしていた。アッシュが私に気づき笛を鳴らす。
「全員整列!」
「「「イエッサー!」」」
全員精悍な顔つきになったようだ。っと、アッシュが訓練生の前に立ち、ボディブローをかます。
「貴様ぁー!ユキ様に向かって、何を下劣な目で見ている!たるんでるぞ!全装備装着してグランド10周だっ!」
「イッ、イエッサー!」
「ユキ様、失礼致しました」
「うん、…まぁな」
「ところで今日は…?」
「うん、1月でどうなったか気になってな」
「まだまだ使えませんね。相手が素人ならともかく、技術も意識もハンパです。そうだなウジ虫共!」
「「「サーイエッサー‼︎」」」
「…そうか、ほどほどにな」
「イエスマム!さあお前ら訓練再開だ!」
「「「イエッサー‼︎」」」
彼らは黙々と組手を開始する。…アレはマーシャルアーツか?まぁ、逮捕術になるかな…。
よく見れば周りには泥のプールやら壁にロープやらがチラホラ…。
うーむ、アッシュはボディーガードを育成しているの…か…?
最終的に軍隊にならなければいいけど…。
アッシュは影の者達を育てているようです。




