表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

200文字小説集 vol.2

逃げ場のない電車の中で(200文字小説)

作者: 日下部良介

発車のベルが鳴る。

私は電車に飛び乗った。

ドアが閉まり電車が動き出した。

「間に合った…」

その瞬間、他の乗客たちが一斉に私の方を見た。

みんな異様な目をしている。

私は思わず目を伏せた。

すると、彼らが私の方へにじり寄ってくる。

逃げ場のない電車の中で。

「早く次の駅に着いて!」

彼らは鞄の中から何かを取り出そうとしている。

「まさか…」

そして彼らが口を揃えて言った。

「アイドル歌手の◯◯さんですよね? サイン下さい」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 当人はアセっただろうけど、カワイイ話しで、好きです(^◇^)。
[一言] 拝読しました。 タイトルからオチが読めてしまいますよ。 もったいないお化けが出ちゃうぞ、鉄人(ムフ)。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ