表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
new-world  作者:
3/3

第二話

「…よっし!こんなもんかな。」

 無言で設定を決め始めてかれこれ一時間。悩みまくった結果、高身長で黄色い目、そして漆黒の髪の毛のアバターに設定した。

 リアルでの容姿を元に作ったからそんなに違和感はないけど…身長が高いって、こんな感覚なのか…

 そんな複雑な感情でしばらくじっとしていると、シュガーになかなか良いセンスなんじゃない?と話しかけられた。

「んー…でも、結構時間を消費したからな。…そう言えば、リアルとこの世界での時間ってどうなってんだ?」

「え、言ってなかったっけ?この世界は、現実世界の三十分の1で過ぎるように設定されてるんだよ。」

 そう言うシュガーはさも当然というふうで、俺の感覚がおかしいのか?と思うほどだった。

 だって、おかしいだろ!ゲームに詳しくない俺でもわかるぞ!学生の俺でもログインできて三時間くらい、その時間だけで十日過ぎるって事だろ!?そんなの、いくらなんでも面白くないだろ!

「…でもね、運営さんも色々工夫してくれてるからね。ゲーム内では、プレイヤーの体感速度をボク達AIと同じ速さにしてくれてる。…つまり、ゲーム内での十日は、リアルでの十日と同じように感じられるんだ。」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ