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語彙力のないなろう転生

作者: 枝垂もも


 おや、知らない天井だ。(天井ないけど)

 気がつくと俺はまっしろな場所にいた。どこだここ。


「はじめまして、わたしが神だ」


 めのまえ に おっさん が あらわれた !!

 あたまが神々しく光るおっさんいわく俺は死んだらしい。


「へ~まだ生きるはずだったのに神様のミスで死んじゃって世界のあーだこーだでバランスがやばいから異世界に転生させてくれるとなるほど~」

「何故説明」

「しかもお詫びでチートまでつけてくれて生まれは貴族のぼんぼんで生涯無理せず生きれる暮らしをプレゼントとかマジやばいっすわ~~」

「だから何故(略)」


 そんなこんなで転生した。




 俺が転生したのはなんとかって世界のどーたらって国の貴族だ。

 美人な母とかわいい妹と基本家にいない父親の目を盗んでチート能力でたのしく遊ぶ10歳児だ~。

 なんかハリー・ポ○ターの第一巻てきな名前の能力で頭がよくなったとかで勉強もらくしょーらくしょー。家庭教師に天才だとかほめられてますわ~


 お!なんか妖怪アンテナ(違う)がびびっときた!


 ぐわーっと見てみると遠くで盗賊に襲われてる馬車が!しかも襲われてるのは女の子!しかもしかもちょーかわいい!


 ちょーかわいい!(大事なことなので二回言いました)


 大きなクレーターを作ってジャンプするといつのまにか馬車の前にいた。早い。


「空から降ってきた!!??」「なんだこのガキ!!」「おまえはだれだ!!」

「いえーいぱーんち」


 盗賊を倒した俺は女の子に話しかけた。


「もう大丈夫だよ(キメ顔)」

「すてき!!抱いて!!」


 そんなこんなで彼女をつれて家に戻ると妹が仁王立ちして待っていた。


「その女だれ!」

「おまえの姉になるんだよ!!」


 そのご百悶着くらいあって妹と女の子は仲良くなっていっしょに家に住むことになった。

 部屋なんぞいくらでも空いとるからなあはっはっはー。

 あらあらまあまあと許すお母さんもなかなかすごいと思いましたまる。


 そのあとも東に女の子がいれば助け西に女の子がいれば助け北(略)助けていると気がつけばでっけーハーレムになってた。すごい。





 最近助けた女の子が冒険者とか言うものやってるらしく俺も登録した。水晶に手をかざすとちゅどーんと爆発してしゃぼんだまといっしょに屋根まで空の彼方までとんでった。

 それはさておき先輩冒険者にからまれた。

 倒した。

 ランク試験とかでめっちゃつよいキラキラの冒険者と戦うことになった。

 倒した。

 ギルドマスターとやらに「貴様の実力、試させてもらうぞ!」と勝負を挑まれた。

 倒した。

 なぜか恋人(13歳のときに助けた魔族の女の子)を盗られたのにげきおこな魔王が侵略してきた!!!



 倒した。



 魔王を倒したお礼にと王城に呼ばれうまいめし食ってると突然クーデターが(略)倒した。


 王様になった俺はとりあえずいい感じに政治をやった。あとはチートがいい感じによくしてくれるので国はあんたいだーわーい




 

「っていう夢を見たんだ」

「なろう小説の読みすぎ」

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― 新着の感想 ―
[良い点] こういう、ピリッと世相(?)に皮肉を効かせたモノは好きです。 [一言] 私は、なろう小説で『転生』とか『チート』とかタイトルについてたら読む気起こりません。 なぜって、そういうモノは、この…
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