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君と俺が、生きるわけ。  作者: 蒼原悠
第二章 君の不思議な“Sensation”
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Karte-13 小屋の正体





「あんた────────────ッ!!」


 隣の病室にまで聞こえるんじゃないかと思うほどの大声を上げて、母さんは病室に飛び込んできた。

 午後三時。面会時間開始のチャイムが俺の地獄の幕開けを高らかに宣言した直後、俺は左の頬に母さんの渾身のビンタを食らっていた。ものすごい痛みと衝撃に、視界がしばらく安定しなかった。

 覚悟は決めていたつもりだったけど、いざ対面すると母さん、怖い……。松山さんに十分匹敵するんじゃないか。戦慄で動けなくなった俺に、母さんはつばを飛ばしながら怒鳴った。

「このバカ! 手術がせっかくちゃんと終わったっていうのに、あんたときたらなんてことをしたのよっ! 自分で自分の首を絞めるつもりだったの!?」

「母さん、ごめん……」

「ごめんなんて聞きたくない! そんなのいくら聞いたって、あんたが死んじゃっていたら取り返しはつかないのよ!!」

 返す言葉がなかった。母さんは血走った目をうんと近付けて、阿修羅も武器を放り捨てて逃げ出しそうな形相でまくしたてる。

「お母さん、あんたにはほとほと失望したわ! ガンを宣告されてもいつまでも他人事みたいに浮かれていて、自分が重大な病気に罹ったって自覚にも欠けて、その挙げ句がこれ!? 東都病院さんから連絡を受けた時、お母さん卒倒しそうだったのよ!! 人様に迷惑かけるだけかけて、自殺にも等しい行為に手を染めて……! そんなに早死にしたいならとっとと死んじゃいなさいっ!!」

「お、お母さん、言い過ぎです……」

 付き添いに来ていた公野さんが、おろおろと横から口を挟む。

 母さんはぼろぼろ涙を流しながら、俺にずいと顔を寄せた。返事ができるなら、してみろ。そう言われたような気がして、でも言い訳のしようもなくて、俺はうつむいた。これなら松山さんが相手の方が、ずっとずーっと、マシだ……。

「あんたには分からないでしょうね……。お母さん、あんたのこと、どれだけ……どれだけ心配していたか…………!」

 それきり母さんはベッド脇の椅子に崩れ落ちて、俺の身体に取りすがって泣くばかりだった。

 結局、ほとんど何も答えることができないまま、時間だけが湯水のように流れていった。一時間くらいが経って、ぼろ雑巾のようになった母さんを、公野さんはそっと起こして病室から出した。

 弁解はおろか、何一つとして言葉を返してやることができなかったのが無性に悔しくて、俺も涙をそっと拭った。頭の中はもう一杯一杯だった。いつもなら不快でしかないMRIを受けるのにさえも、抵抗の感情を覚えなかったくらい。


 色んな苦しみがあふれて、色んな後悔が心の奥深くまで染み渡って。

 その夜は、とうとう一睡もできなかった。







 翌日十時。俺は以前のように診察室に呼ばれて、伏見先生と対面した。


「眠れなかったみたいだね。顔が腫れぼったいぞ」

 笑いながら指摘した先生は、俺がうつむいたのを見て、穏やかな声で付け加えた。

「事のあらましは聞いたよ。昨日はずいぶん、搾られたそうじゃないか」

「……俺のせいです」

「はは。ま、そういうことにはなるんだろうが、そう暗くなることはないよ。僕からお説教もしないしね」

 閉じかけていた眼を、そこで俺は開いた。え……どうして?

「なんでですか? 俺、先生にも迷惑かけたのに」

「だから昨日はたっぷりお叱りを受けたろ? 友慈くんの経過は良好なようだし、僕から改めて何かを言う必要もないだろうさ」

 言いながらも先生は俺の服をたくしあげて、聴診器を当てる。冷たさにちょっと肩を跳ね上げた俺は、身構える必要がなかったことを知って、いつもより深く深呼吸をした。

 先生だって内心では、きっと色々と思うところはあるに違いないのにな……。

 どうしても暗くなってしまいがちな俺を引っ張りあげてくれたのも、先生だった。聴診器を耳から外した先生は、そうそう、と話し始めた。

「僕ら病院関係者からも、友慈くんたちに感謝しなければならないことがある」

 なんだ、感謝って。それ今の俺から一番遠いものじゃないか。

「今朝、臨時の職員会議が開かれたんだ。二人の脱走事件を受けて調査が進んだ結果、問題がいくつも発覚したものでね」

「問題ですか?」

「最大の問題は警備だよ」

 いたずらっぽく先生は笑う。

「友慈くんたちが脱走を企てた、あのドア。ああいうのがあると非常にまずいんだ。うちの病院には認知症の患者さんもいらっしゃって、中には徘徊が確認されている人もいる。そういう人が自由に出ていけるドアがあったことに、今の今まで僕たちは全く気付いていなかった」

 そう言われれば、確かにその通りだったような。初めてあのドアを通った時に違和感を覚えなかった自分のことは、棚に上げておかなきゃならないけど。

「他にもそういうドアがないかと疑われて、事件後にエネルギーセンターの重点的な点検が行われたそうだ。そうしたら信じがたいことに、利用頻度が高いからと施錠が行われていないドアがあったことまで明らかになった」

「それ、けっこうヤバいんじゃ……」

「今まで泥棒が入って来なかったのが、幸いなくらいだよ」

 はは、と先生は他人事のように笑う。

「エネルギーセンターに警備員の夜間巡回がなかったことも含めて、警備体制の構築を一からやり直す羽目になったそうだよ。ことは病院の信頼問題に関わるとあって、院長の顔は真っ青だったなぁ。これも紛れもなく、友慈くんたちのおかげさ」

 その時になってやっと、先生が俺の塞いだ気持ちを前に向かせようとしてくれていることを俺は知った。

 だって普通に考えたら、患者であっても病院関係者ではない俺に、そんな話を漏らすはずがない。俺が誰かにリークすれば、それこそ東都病院の信頼性は大きく揺らいでしまうだろうに、わざわざそれを教えることで、伏見先生は『だから暗くなりすぎるな』って言おうとしているんだろうか。

 そう、俺は捉えることにした。苦しかった心が、少しだけ軽くなったように感じた。

 先生の暴露話はまだ終わらない。

「情けない事この上ないんだけれど、他にも問題が噴出してね……。防犯カメラのチェックが不充分だったこととか、外気舎の定期的な点検がされていなかったこととか」

「はぁ……」

「特に後者はまずかったよ。保存活動を怠っていたことになるからね、清瀬市にこのことを報告したら厳重注意を受けてしまったと聞いた」

「……あの」

 楽しそうに話している先生に、俺は思わず聞いた。

「何ですか、外気舎って」

「知らないのか?」

 先生は不自然なほど驚いていた。あれ、そんな一般常識なのか。今までその単語、聞いたこともなかったのに。

 目をぱちくりさせる俺に、伏見先生は確認を取るように尋ねる。

「まさか、友慈くんたちはあの小屋の正体を知らないまま、あそこにとどまっていたのか?」

「あ、外気舎ってあの小屋の名前なんですか?」

「そうだよ。確か、院内の地図にも載っていたはずだけどな……」

 しばらくごそごそとデスクをあさっていた先生は、いいか、とつぶやいて立ち上がる。

「今からちょっと行ってみようか」

 えっ?

「いいんですか? 俺が外出しちゃっても……」

「松山くんには僕から伝えておくよ。ま、事後報告で構わないだろう」

「でも」

「様子を見る限りでは、多少の出歩きくらいなら大丈夫だと思うよ」

 なんていい加減なんだ……。確かに、医師または看護師の許可があれば外出可、って注意書にはあったけど。

 コートを取っておいでと先生に言われて、仕方なく俺は病室まで往復することになった。コートを抱えて歩く帰りの道は、看護師さんたちの目を集めてめちゃくちゃ気まずかった。

 自業自得……か。


 冬晴れの空を、小鳥がチュンチュンさえずりながら楽しそうに飛んでいく。

 そういや、昼間に病棟の外を出歩くのって、俺には初めてかもしれない。白衣をひるがえしながら歩く伏見先生の後に続きながら、俺は辺りを見回した。白く積もった雪が陽光を反射して、きらきらと周囲は輝いていた。

「考えてみたら、当然かもしれないな。夜にあの看板を見るのは難しいだろうから」

 先生が独り言を口にする。

「あの、俺まだよく『外気舎』が何のことなのか分かってないんですけど……」

「着いたら説明しよう。なかなか興味深いはずだよ」

 その言葉で、ちょっと興味が増した。

 やがて俺たち二人は、倒壊した小屋までやって来た。崩れ落ちた屋根は今は脇に寄せられて、残された壁や床が廃墟然とした姿を周囲に見せている。壁は黒ずんでいて、長い歴史を感じさせてくれる。

 こんな姿だったのか、この小屋……。呆気に取られている俺を尻目に先生は小屋に近づいて、こつんと壁を叩いた。

 『外気舎記念館』。

 そう書かれた看板が、壁には貼り付いていた。


「これは、この辺りに七十二棟並んでいたと言われる『外気舎』の一つなんだ」

 先生の解説はそこから始まった。いきなり飛び出した大きな数字に、面食らう俺。

「七十二棟!」

「ここ清瀬市に病院がやたらに集まっていること、友慈くんは知ってるかい」

 俺は曖昧ながら、うなずく。確か、ここの西にも東にも、でかい病院があったと思うけど。

「あれは、この一帯に戦前、傷痍(しょうい)軍人(ぐんじん)東京療養所があったことの名残なんだ」

「しょうい……?」

「怪我をしたり病気になったりして、戦線を離脱せざるを得なくなった軍人さんのことだよ。ここにあったのはそれら傷痍軍人のうち、結核に罹った患者を収容する施設だったそうだ」

 学校の授業で聞かされた戦時中の光景が、頭の中にぼんやりと浮かぶ。

 結核……。

 聞き覚えのある病名に、気がついたらごくんと息を呑んでいた。詳しくは知らないけど、大変な病気だってことくらいは俺でも知っているから。

 じゃあ、この建物はその治療のためのものだったっていうの?

「結核という病気はね、結核菌を身体に取り込むことによって起こる感染症なんだ」

 説明しながら、おいで、と先生は手招きする。俺も従って、今や空を高く望むことのできる小屋──いや、外気舎に踏み込んだ。

「現在、日本を含む先進各国で結核に罹患する人は少ない。仮に罹患してしまっても、大抵は治るようになった。でも、それは戦時中にアメリカで、ストレプトマイシンと呼ばれる抗生物質が開発されたからなんだ。それより前の結核は日本では国民病とまで言われて、多くの人々を死に追いやる恐ろしい感染症だった。それこそ今で言うガンみたいなものだね。確実な治療法なんてものが存在しなかった当時、結核を患った病人に残された回復への道は、澄んだ空気の中で安静にしながら、しっかり栄養を摂って休むことだけだった。先端医療が取り入れられていたはずの軍であっても、その状況は同じだったんだ」

 壁を見つめる先生の目は、遠かった。

「そのために用意されたのが、この小屋──外気舎だ。中には二つベッドがあったと思うけど」

「あ、ありました」

「うん。一つの小屋につき、二人の結核患者が収容されたと聞いている。彼らはここで寝泊まりしながら、外気療法や簡単な作業療法によって、結核の克服を目指したんだそうだ」

「……それで、その跡地に東都病院が建ったんですか?」

「そういうことさ。現存する外気舎はこの一棟だけでね、清瀬市の指定有形文化財にも指定されている」

 ああ、だからさっき先生は、市に怒られたって言ったんだ。ここの管理は市から病院に委託されていたんだろうな。

 感心しきりの俺を見て、伏見先生は肩をすくめる。

「まあ、結果的に友慈くんたちも、かつての結核患者のようにここで外気療法をしていたことになるわけなのかな」

 外気療法、か……。確かに俺たち、『澄んだ空気の中で』過ごしてはいたけど、安静にしていたかって言われるとちょっと自信はないや。っていうか外出していた時点でもう既に『安静』じゃない。

 それに俺、まだよく分からないよ。それってつまり何なんだ? だって、空気のいいところで息を吸ったって、別に病原菌がいなくなるわけじゃないだろうに。

 そう聞くと、先生は苦笑を浮かべた。

「僕は脳外科医だから詳しくはないけれど、個人的には『気晴らし』の一種なんじゃないかと思う」

「気晴らし?」

「そう。要は、自分が結核患者であることを忘れることで、死への恐怖から自分を遠ざけるとかね」

「でも、それで治ったら苦労なんてないじゃないですか」

「ああ。だから当時、多くの人は助からなかった」

 先生は壁を優しく撫でて、それでも、と強調する。

「病は気からという言葉があるだろう。実際、心の動きが病状に与える影響は大きいんだ。治療法がなかった当時の医師たちは、心の動きのコントロールによってどうにか結核を乗り越えさせようとしたんじゃないかな」


 俺は、ため息をそっと漏らした。

 何となく、分かるような気がした。ごく小さい次元なら、俺にだってそういう経験があるもの。明日は学校だって思うと急に体調が悪くなったり、新しいゲームを買ってもらえた途端に風邪が治ったり……。きっと誰もが一度は経験するモノなんじゃなのかな。思えばここに入院した初日、あんまり食事を摂ろうとしない野塩さんに俺が偉そうに説教した内容だって、それと近いことを言っていたはずだ。

 外気療法っていうのは、その延長線上にあるものなんだろう。医師は、患者は、それにすがるより他に方法がなかったに違いない。


「不安だっただろうな……」

 俺は思わず、つぶやいていた。先生が俺に顔を向けた。

「治るのかどうかも分からない不確かなやり方に、身を委ねるしかないなんて」

「僕はそうは思わないよ。今だって、似たようなものだからね」

「今は治るんじゃないですか?」

「“結核そのもの”は、ね」

 先生は自嘲気味に笑って、空を見上げる。高い木立から、またぱらぱらと粉雪が落ちてきていた。

「僕たち医師にできることは、確かに存在する『害をなす者』を手術や治療で取り除くことだけだ。手術や治療は、心までは治せない。心が弱くて簡単に折れてしまうような人ほど、その後も再発や新たな発症を引き起こして、病気に苦しめられ続けるんだ。医師も患者も、病気に対して無限の戦いを強いられる……」

「野塩さんのことですか」


 言ってから、俺は自分の口にしたことにびっくりした。


 そうだ。そうだよ。自分の言葉で初めて気付いた。

 野塩さんだって、そうじゃないのか。

 あの子は常に危篤なんじゃない。何度も繰り返し危険な状態に陥っては、それを脱して、また陥ってのサイクルを今まで続けてきているんだ。だとすれば。

 驚いたのは先生も同じようだった。先生はまばたきして、次いで目を閉じた。

「……友慈くんもそう思うんだね。実は僕も、あの子はそうなんじゃないかと思っている」

「つまり、何か心に背負っているものがあるってことですか?」

「いや、そこまでは分からないけどね……。僕は精神科医じゃないし、精神分析をしてみたこともないから」

「大丈夫なんでしょうか、あいつ」

 ベッドを見下ろしながら、俺はため息混じりに聞いた。そこは以前、野塩さんがよく座っていたベッドだった。

 俺の見ている前でさえ、もうすでに二回も野塩さんは体調を崩しているんだ。しかもその崩し方は普通じゃない。野塩さんが俺と同じ脳腫瘍の患者だなんて、今でもまだ信じられないくらい。

 野塩さんが苦しむ姿を見ると、俺だって同じように、苦しくなる。


 先生は俺の頭を、そっと撫でた。


「あの子とは、仲良くやっているんだね」

 いきなりそんな問い方をされて、俺は少し顔を赤くした。少し、少しだけだし。

「仲良く、って言うか……」

「でも外気舎(ここ)へは一緒に通っていたんだろ?」

「……はい」

「あの子の真実を受け止める覚悟を、友慈くんは持っているかい?」

 俺は言葉を失った。

 真実、って。文字通り頭上から降りかかった言葉の重さが、返事をすることを俺にためらわせたんだ。

 そんな俺を見てか見ずか、先生は微笑する。そしてもう一度、頭を撫でた。悪い気持ちはしなかった。

「あの子と自分が、どういう関係にあるのか。自分はどこまで深く関わろうとしていて、したいのか。それが分かったら、僕のところまでおいで。僕が話したとしても、あの子はきっと嫌がらないだろう。そこから先、あの子の前でどう振る舞うかも、すべては君次第だ」

 そこまで言い終えてしまうと、もう帰ろうとでも伝えたいかのように、先生はきびすを返してしまった。




 先生は俺に、間接的だけど、覚悟を決めろと言ったのかな。


 俺はそこに立ち尽くしたまま、地面を睨んで、それから外気舎を眺めた。

 分からないよ。色んな人がその言い回しをするけど、覚悟っていったい何なんだろう。覚悟をするのとしないのとでは、何が違うんだ?

 それとも、知った暁には俺が何かをしなきゃいけないのか。そのための覚悟を、決めろってことか。

 もし俺がそれを知ったなら、俺と野塩さんの関係は今まで通りじゃなくなるかもしれない。それを承知して、受け入れて、付き合っていく覚悟ってことか。

 そうか、と思った。

 先生が聞いているのは覚悟の有無じゃなく、俺の野塩さんに対する、気持ちの在処(ありか)なんだな……。


 不意に吹き下ろした風が、がたがたと小屋の残骸を揺らした。

 雪と木片の散らばった、今や頭上を守ってくれる存在のない外気舎のベッドに一瞬、俺は見覚えのある幻影を見た。

 それが何かを考えようとした時、一昨日の深夜にここで心に刻まれたはずの記憶が、どっと洪水のように溢れ出した。




 次に顔を上げた俺の目に映った光は、何色だっただろう。





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