第37話・町に到着しました
お待たせしました。久しぶりの更新です。
これからもヨロシクお願いします。
占いの結果、街道を右に進んでおります。
徒歩ではなく、バイク移動です。
テロテロと走ること半日ほど、遠くに何やら建物っぽい影が見えてきました。
流石にバイクを人に見られるのはマズかろうと思い、黒丸を出して仕舞っておきましょう。
ここからは少々面倒くさいけど徒歩移動です。
20分ほど歩いて目的地に到着しました。
その町は街道に沿って発展したみたい。でも、ファンタジーにありがちな壁に囲まれている事は無く、衛兵っぽい人も立っていません。
「ラノベじゃ中世って設定が多いけど、この感じは西部開拓時代って感じだな」
町に入った感想は、これです。
まあ、どっちの設定でも治安の悪さは変わらないと思いますが…。
さて、これからどうしましょう?見たところ定番のギルドっぽいモノが見当たりません。
「行き詰った時は『たびのしおり』だな…」
久しぶりに小冊子の登場です。ペラっと開くと大事なことが載っていました。
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*町に着いたら
さあ、町に到着しました!
今現在、あなたの立場はこの世界で言うところの「流れ者」です。
わかりやすく言えば、「住所不定・無職」のド底辺です。
ならば、やる事は一つ!仕事を見つけましょう!!
ただ、この世界には「職業安定所」みたいな公的機関はありません。
ついでに言うと、ファンタジーの定番「冒険者ギルド」なんてのも存在しません。
*仕事を探そう
「ギルドが無いのにどうやって仕事を見つけろっていうの!?」って困っているそこのアナタ、安心して下さい。
この世界には「ギルド」に代わる施設があります。それが「酒場」です。
人の住んでいる場所には余程辺鄙な所でない限り必ず「酒場」があります。
「酒場」はそこの住人が集まる社交の場です。そこでは情報交換がされたり、仕事の求人や斡旋が行われています。
「酒場」でアナタに合った仕事を探しましょう。
*冒険者になるには?
残念ながらこの世界には「冒険者」という職業はありません。
ただし、似たような職業はあります。それは「トレジャーハンター」です。
「トレジャーハンター」になるのは簡単!
誰かに職業を尋ねられたら「トレジャーハンター」と名乗るだけです。
これでアナタも立派な「トレジャーハンター」です。
ですが注意して下さい。
「トレジャーハンター」とは各地に眠る遺跡から宝物を掘り当てる事を生業としています。言うなれば、「墓泥棒」と同じモノです。
あまり褒められた職業ではありません。それに一獲千金をモノにできる事もありますが死ぬ事もあります。人生を掛けた「丁半博打」の様な職業です。
しかし、ロマンを求めるなら「トレジャーハンター」はうってつけです!
ガンバって一獲千金を目指してみましょう!!
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う〜ん……。期待してたのとちょっと違う感じがします。
ただ、こちとら生粋の転生者なわけで〜。
やっぱし、ロマンを求めたくなっちゃうんですよ。
「うむトレジャーハンター、一択だな!」
って事で、「トレジャーハンター」デビューをするべく、酒場に向かうのでした。




