第22話・カニ助がいっぱい
早速ですが、荷物運び用のカニ助を製作しました。
体長・500mm体幅・300mmと微妙な大きさですが、背中に荷物入れの為のコンテナを設置してあります。
『カニ型トラック・ゴーレム』と名付けてみました。略して『K−トラ』です。
これを3体製作。
そしてもう一種類、食物採集用のカニ助も造ってみました。
名前は「トリカニくん」です。こっちは9体製作しました。
コイツ等は手足を用途によって交換可能にしてあります。
んで、K−トラを1体とトリカニくんを3体で1小隊として、海に山にと食物採集に励んでもらっています。
とは言えこの島には俺一人、捕ってきた食料も余ってしまいます。
そこで、拠点に食料用の施設を造ってみました。
まずは、キッチンです。ここは気合いを入れて造りましたよ。
何せこのキッチン為だけに『魔道具制作』のスキルのレベルをガッツリ上げましたからね。
オール電化のこのキッチンにはグリル、オーブンを始め電子レンジまで造り込みました。
そして、このキッチンを円滑に稼働する為に『シェフ・カニ助』も6体製作しました。料理のレパートリーは俺の記憶をカニ助の頭脳に完コピしてます。
基本的にゴーレムの頭脳は下手な人間より優秀なので、料理のレシピが不明でも適当に再現してくれるでしょう。期待してるよ!シェフの皆さん!!
次に造った施設は食料保管用の冷凍施設です。これを4部屋、造りました。
一番手前の部屋は室温0度の冷蔵室。
二番目の部屋は室温−5度の冷凍室。
そして、一番奥の部屋は室温−20度の極冷凍室となっています。
これに冷凍・解凍用の準備室を付けて食料の保管はバッチリです。
ちなみに、ここには『管理用カニ助』を12体配置しています。
さて、ここからがメインイベントです。
カニ助量産のきっかけとなった思いつきの施設は地下、それも水面下10mの位置に設置しました。
それは、『造船ドック』です!!
ただの『造船ドック』じゃありません。潜水艦専用の造船ドックです。
この『堕とされ島』からの脱出計画は普通の船ではなく、潜水艦で脱出したいと思っています。理由は簡単です。それは船より潜水艦の方が揺れが少ないから!
なんせ俺は船酔いのスペシャリスト、揺れていない堤防で海釣りをしてても酔えるくらいのツワモノです。
そんな俺ですから、どんなに大きな船を造っても船酔いは回避できません。
ならば、揺れの少ない潜水艦で脱出しようとなったわけです。
んで、『潜水艦造船ドック』の仕様ですが…。
高さ30m・幅50m・奥行100mとなっています。
潜水艦の大きさも全長50m・最大船幅30m・最大高(セイル?船橋っていうのかな?上の出っ張り部分も含めて)15mとつぶれたお饅頭みたいな形の潜水艦を予定しています。
動力やら推進方式やらいろいろと考える事が多いですが、頑張ってみようと思います。
で、ここのスタッフはもちろん「カニ助」です。『工作専用・カニ助』通称「カニ工専」です。自慢ではないですがダジャレです。
さすがに潜水艦を造るのですから、一人じゃ何もできません。なので200体ほどのカニ助を配置する予定です。足りるかな?
そうそう、潜水艦自体もゴーレム化する予定になっています。
だって、一人じゃ潜水艦の操船なんてできませんからね。
艦長が務まるくらい頭の良いゴーレムに仕上げましょう。
今は造船ドックの整備とカニ助の増産で忙しくなってますが、各スキルの練度が爆アガリになっているのが嬉しい誤算です。
これなら、早めに脱出できるようになるかもしれません。
頑張ろうっと!!




