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第16話・海〜〜!!


う〜〜〜み〜〜〜〜!!


無意味に叫んでますが、本日は海に来ました。

皆さん、お待ちかねの海パートです。

ビキニ姿の美女と一緒にキャッキャウフフの回ですが何せここは無人島、居るのは

俺一人なんで魅惑の景色は皆さんの妄想力にお任せしましょう。



さて、想像上の生物であるビキニ美女は放って置いて、本日来たのは島の西側の湾です。

湾内は波がとても穏やかです。

素人が適当な筏を作って漁をするのにお(あつら)え向きの場所と言えます。

では早速、筏を作っていきましょう。



材料の木は既に山から切り出してありますから、ヒモで結び付けるだけの簡単な作業です。サクっと出来ます。


………………。


はい。完成しました。大きさはサーフボードくらいです。

え?思っていたより小さいって?そんなに期待されても困りますよ。

そうそう大きな筏なんて出来ませんよ。それに内海で適当に漁をするだけですから、そんな立派なモノはいりませんからね。


では、この筏で漁へと向かいましょう。銛もちゃんと用意してますよ。


波も穏やかで透明度の高い内海です。そこそこの大きさの魚もチラホラ見えます。

波に揺られながら獲物を探しましょう。


ゆらゆら…。


ゆらゆらゆら…。


ゆらゆらゆらゆら…。


ゆらゆらゆらゆ…………。


……………………………うぷっ…………。


もうダメですぅ。限界………。酔っちゃいましたぁ………。


考えてみたら、俺ってば船にメッチャ弱かったしぃ…。

何せ箱根の芦ノ湖の遊覧船で船酔いした経験があったしぃ…。


作戦変更です。海の漁はカゴ罠を使っていきましょう。

あとは浜辺で、潮干狩りです。

これなら船酔いの心配はありません。がんばって潮干狩っていきましょう。




浜辺での潮干狩りはそこそこの成果がありました。

南海の楽園ではありそうもないハマグリっぽい貝とかアサリっぽいヤツなんかを大量ゲットできました。

一応、鑑定してみましたがこちらの成果はありません。

結局のところ食べてみない事には安全かどうかはわからないって事です。

それと貝以外の成果もありました。

ヤシの木が生えてました。ヤシの実もなってます。

これで食事の幅も広がって良い感じです。



ちょっと砂浜で休憩しましょう。


さて、どうしましようか?船酔いするからって理由で海での漁が出来ないってマズいよなぁ〜。


「てか、船酔いを克服しなきゃ、この島から脱出も出来ねぇジャん」


そうなんです。俺はこの島…。一応名前をつけておきましょうかね…。

う〜んと…。ここに落とされたから『墜され島(おとされじま)』って命名しましょう。

んで。この『墜され島(おとされじま)』で一生を過ごすつもりは毛頭ないんです。だから脱出を前提に考えないといけません。


「治すか?船酔い?」


そうです。この世界は努力次第で何でも出来るようになる世界です。

船酔いだって努力でどうにかなるはずです。


ならば早速、行動開始です。さっきのサーフボードに乗って沖に行きましょう。

ボードに寝転んで進んで行きます。


ゆらゆら…。


ゆらゆらゆら…。


ゆらゆらゆらゆら…。


………………………うぷっ…………。


……キツいです。限界がきて、自動撒き餌装置に変身してしまっています。


でも、我慢です。時間をかければ、「船酔い軽減」の耐性くらい付くはずです。


とりあえず、ボードに突っ伏してやり過ごしおきましょう。

この姿勢なら少しは楽です。


ゆらゆらと波に漂いながら体調が良くなるように祈りましょう。

船酔いって意外と体力を削るんですよね。もうヘトヘトです。


少しウトウトしていたら、なんか沖に流されたようです。

もうリーフの外側にいます。


「うわ!?ヤベ!!」


どうやら、引き潮になってたようです。

このままだと離岸流に乗ってさらに沖へと流されてしまいます。

でも、離岸流の対策は知ってますよ。

焦って岸に向かうのは御法度です。ここは落ち着いて横に移動しましょう。

離岸流は川の流れと似たようなモノです。横に100mも移動すれば離岸流から外れる事ができます。


では、移動開始です。ボードに寝転んでえっちらおっちら進んで行きます。


こんなモンで大丈夫かな?離岸流から離れたら、後は岸に向かってえっちらおっちらです。


順調に岸に向かって進んでいたら、なぜか突然視界がブラックアウトしました。


ええ〜!?なんでぇ〜!?ナニが起こったの〜?


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