第12話・食の次は住
おはよぉ~ございます。
朝です。ちっとも清々しくない朝がきました。
みなさんはコンクリート製のベットで寝た事ありますか?俺はあります。
寝れませんよ。えぇ、もう身体バッキバキです。
ちょっと前にも似たようなシチュエーションがありましたが、気にしません。
こんな事なら、ゴミTシャツを塩に変換するんじゃなかったなぁ。
さて、今日は朝から雨です。シトシトと降ってます。
ちょっと寒いです。
てな事なんで、今日は「ダンジョン構築」のスキルの練習がてら拠点にしてる洞穴の改造をやっていこうと思います。
俺自身、某有名クラフト系ゲーム内で拠点を築く時は家を建築するのではなく、山をくり貫いて拠点造りをするんで、ここでも同じようにしていこうと思ってます。
まぁ、俺のイメージの中のダンジョンマスターは穴倉に引きこもってる人なんで、イメージ通りに拠点を造っていこう。
とりあえず、洞穴の壁に向かってスキルを発動する。
すると、ボコって感じで縦2m横1m奥行3m程の穴が開いた。
う~ん。流石に道造りで練習してきた事はあるな。初期の頃とは比べ物にならないほどの大穴が開いた。これならば楽に拠点の改築が出来そうだ。
早速、サクサク改築していこうか!!
やっぱり、拠点とは言え『家』なんだから靴は脱いで上がりたいよな。
上り框を造ってぇ。靴箱もあると良いね。
トイレにキッチン、風呂場も造ろう。ダイニングは広めにして寝室も大事だね。
よし!出来た!こんなもんかな?良い感じ出来たと思う。ただ、残念ながら…。
「暗い!!」
真っ暗です。唯一、玄関の辺りだけが薄暗いだけだ。
灯りが欲しい。某有名クラフトゲームで灯りと言えば、『たいまつ』だ。
ゲームの序盤から重宝したアイテムだ。なので、このダンジョンハウスでも『たいまつ』で明るくしよう。
まずは、たいまつ置き場を各所に作ってからの、たいまつ設置!!
うむ!そこそこは明るくなったぞ。ユラユラと揺れる炎が癒しだね~。
ついでに暖炉も造って火を入れよう。良い感じにセレブっぽくなったな~。
うんうん。良いね。なんかブランデーが似合いそう…だ…ケホッ!
あれ?ケホッケホッ!!なんか咳が…ゲホッ!!止まらないぞゲホゲホッ!!
うわ!ゲホッ!!なんか、すっごく煙い!!ゲホゲホ!!
煙が眼に沁みる~。涙が止まらい。ゲホゲホ!!
こりゃ、たまらん一旦退避だ!!外に出よう。
ああ~キツかったぁ~。外に退避してさっき造ったダンジョンハウスを見ると玄関から朦々と煙が出て来てる。
これじゃ、燻製になっちゃうよ。それにヘタしたら窒息死だ。
煙の対策をしなきゃな~。ゲームの世界じゃ役に立った『たいまつ』も現実世界で大量に置けば煙いだけで灯りには向いていないな。
こりゃ、煙の出ない灯りが必要だなぁ~。どうしよう…。
『蠟燭』でも作るか?いやいや、今さら『蠟燭』作ってどうする。
魔法があるんだからそれを活用しないでどうするの?
よし!魔法を使って発電しよう!!現代人は電気で生活の向上を図るのだ!!
てなわけで、サクっとスキルを使って電球と電線を作ってみました。
ポンコツスキルでも練習したおかげで小さい物なら簡単に出来る。とても便利だ。
あとは電気を流すだけ。電気の魔法と言えば雷の魔法だ。頑張って練習しよう。
まずは、電球に繋がってる電線を握ってと……。
雷、発動!!
パチッ…。一瞬、ほんの一瞬、ピカっとしましたよ。
よし!イケる!!これはイケるぞ!!頑張って練習だ!!
それから3時間ほど…。頑張りました。頑張って練習しました。
途中、何個も電球をダメにしましたが、今じゃ自然の雷にも負けないくらいの威力で魔法を発動できるようになりました。
だけどねぇ~。
「雷!!発動!!!」
ドッカーーーン!!バリバリバリ!!!
轟音と共に吹き飛ぶ電球。雷の威力は上がったんだが、電球が破壊されるだけでちゃんと電気がつかないのよ。
雷って電気なんだから上手くいくと思ったんだけどなぁ~。
もっと穏やかな電気にしないといけないのかぁ~。
ならば、あれか?モーター作って発電するか?でもなぁ~。今のスキルレベルじゃ模型用のモーターくらいしか作れんぞ。
なんかもっと良い手はないかなぁ~。
……………。あ!『魔法陣』のスキルがあったな。
よし!!魔法陣で発電してみよう!!
創意と工夫!!目指せ!生活向上だ!!




