1話 高貴で可愛い雇い主ーexaltedprettyprincessー
リーベ・アイ・プリンセス 16歳
ディ・オウプスタッド王国の公爵家であるプリンセス家の令嬢
ぶっちゃけ絶世のとか一万年に一人のとかそういうテンプレみたいな言葉じゃ霞んでしまうほどの美少女
昔から妖精魔術師に強い憧れがあり妖精魔法をなんの知識もなく使えてしまった空に対して興味で自らの側に置いた
異世界
それは、主にライトノベルなどで語られる人の手によって想造された別の異なる世界。
ある日、俺は交通事故で死んでしまい気がついたら異世界に居て"奇跡的に"地に足を付け生きている。
「ねぇ、無視しないでよ!あなたは妖精魔術師なの?」
「すいません、無視とかじゃなくて色々分からないこと多すぎて困惑してるだけですのでお気になさらず」
おい待て、ふぇざーどって何?つーかなんでいきなり明らかに姫様みたいな美少女がこんなにグイグイ来んの?どーなってんの?ワケわかんないよ!誰か説明プリーズ!
「あなた、もしかして言語すらまともに理解できない可哀想な人か本当になんにも分からない無知な人なの?」
「はい、到底信じられないとは思いますが実は気がついたら空に居ましてなんか念じたら着地できた次第なんですよ」
まずは状況を伝えて色々情報を引き出そう。
「それで"こっちの"常識とか色々分からないので御手数ですが教えて下さると有難いのですが」
下手に出てみるが良く考えたら仮にここが異世界として恐らく時代背景は中世ヨーロッパ風、そんなんで馬車に乗ってドレス着てお付きの人居たら普通に高貴な人じゃん、教えてくれるなんて・・・
「なら私と一緒に来てくれない?」
あったわ!
「つまり、貴女はこのディ・オウプスタッド王国の公爵家、プリンセス家の令嬢〈リーベ・アイ・プリンセス〉様で隣国で開催されたパーティーの帰りの道中突如空より現れた黒龍から逃げていた途中黒龍がいきなり爆滅して落ちてきたのが俺だったと」
「その通りよ、そして貴方は私の専属の護衛に任命されたわ!よろしくね!」
なるほど、所謂偶然ヒロイン候補のピンチを救って仲良くなるフラグを踏んだと・・・ん?専属の護衛?
「あの、俺今専属の護衛って聞こえたんですけど聞き間違いですよね?もう一度言っていただけませんか?」
頼む!そういう自由の効かない役職はやめてくれ・・・
しかし現実は非常なり
「任命したわよ?これから宜しくね空!」
じゃあここでの常識とか教えてくれませんかね?
「あと、普通にお嬢様とかじゃなくてリーベって呼んでね?」
そしてプリンセス家の屋敷に着いてから執事筆頭の方とメイド長の方と守衛さんとリーベのお父さんに挨拶して実技試験って言われて剣を持たされた、流石は一国の公爵家で私設騎士団が存在しそこの大将と一騎打ちしろって言われた。
ちょっと待て!無理っぽくね?
第1話ご覧下さり誠にありがとうございます!
昨今流行りの異世界系に乗っかりつつ新たな展開を作りたいってことで書き始められた本作
ぶっちゃけ見切り発車な部分があり結構変なところありますがなんとか最後まで書きたいです
ちなみに本作メインヒロインであるリーベの名前の意味はドイツ語で愛を表しています
そして王国の名前〈ディ・オウプスタッド〉は同じくドイツ語で王都という意味があります
何故ドイツ語かって?そんなのドイツ語がかっこいいからに決まってるじゃないか!キリッ
次回もお楽しみください!
あと、所用でイギリスに1ヶ月間行かなくてはならないので更新が滞りますがそう簡単には死なないので御安心を