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親友のために異世界へ  作者: アルタイル
第一章 マリスタンでの日々
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第九話 初めての依頼

冒険者登録した日から10日が過ぎた。俺は今冒険者ギルドの依頼看板を見ているところだ。昨日までは鉄壁要塞の4人とゆっくり過ごしていたのだが昨日鉄壁要塞は拠点にしている街に帰って行った。鉄壁要塞はトリボルという街で活動してるとラリーが言っていたから時間があれば行ってみたい。まぁ今はそんなことより依頼である。俺は最初に受ける依頼で悩んでいる。本来ならば冒険者にはランクがF〜Sのランクがあるので冒険者になったばっかりの俺はFランク依頼の薬草採取しか受けれないのだけれど魔法剣士のジョブについたためいきなりCランクからスタートさせてもらうことになったのだ。Cランク依頼は主に魔獣か盗賊の討伐依頼だ。それで俺は魔獣討伐にするか盗賊討伐にするかで悩んでいるわけだ。

「おーいそこのお兄さん」

声をかけられ振り返ると大剣を背負った冒険者がいた。

「俺の名はシラブミCランク冒険者だ。早速だが俺と一緒に依頼を受けないか?」

俺は《鑑定眼》を使った


名前 シラブミ

Lv37

HP570/570

MP70/70

攻撃力124

防御力87

魔力12

魔法抵抗力23

素早さ72


所持スキル

《大剣術》

大剣をうまく使える。

《魔力眼》

魔力を見ることができる。


ジョブ 戦士



ステータスは普通だか珍しい魔眼持ちだ。ついでに今の俺のステータスは



名前 嵐山達也

Lv23

HP360/360

MP3700/3700

攻撃力169

防御力87

魔力830

魔法抵抗力630

素早さ113


新しいスキル

《土魔法》

《魔法創造》

オリジナル魔法を作ることができる

《魔法剣》

剣に自身が使える魔法をまとわせることができる


ジョブ 魔法剣士



となっている。土魔法はラリーから教えてもらって魔法創造はここ最近新しい魔法は作れないかといろいろやってたらいつの間にか習得していた。

魔法剣は魔法剣士になったとき使えるようになった。



結局俺はシラブミと魔獣討伐に行くことになり今はシラブミと並んで平原を歩いている。俺たちが受けたのはガマルンというカエル型の魔獣討伐だ。シラブミいわくガマルンは体長5メートルくらいの大きな魔獣で力が強い上に水魔法まで使ってくる強敵らしい。でそのガマルンを探して歩いているのだがなかなか見つからずかれこれ3時間ほど歩き回ったころようやく俺の気配察知にガマルンらしき魔獣がひっかかった。シラブミをそれとなくガマルンの方に誘導して歩き約10分後ガマルンが見えた。

「まずは俺が一撃入れる。」シラブミがそう言って突っ込んでいきガマルンの背中に重い一撃を叩きこんだ。そこに俺が追いつき火属性の魔法剣でガマルンの前足を切り裂いた。しかしガマルンが俺の方に舌を伸ばして攻撃してきた。俺はスキル

《心眼》を使い最小限の動きで避ける。その隙に

シラブミがまた一撃叩き込んでガマルンはダメージで足がふらついたのでシラブミは追撃をいれようとしたが

「危ない!!」

ガマルンはふらつきながらもシラブミに向かって水魔法初級ウォーターボールを放った。

バターンという水とは思えない音がした。そんな中シラブミは・・・無事だった。

「はぁーギリ間に合ったか。」

どうしてシラブミが無事だったかというとガマルンが放ったウォーターボールを俺はスキル

《魔法見取り》で魔法構成、こめられた魔力量、飛ぶ方向を読み解きスキル《魔法創造》で即席のスピード重視の水魔法を創りウォーターボールの弱点部に放つことでウォーターボールの威力を分散させたのだ。渾身の魔法を防がれたガマルンにもはや勝機はなく最後は俺の火属性魔法で息を止めた。

ここまで読んでくださった皆さんありがとうございます。

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