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親友のために異世界へ  作者: アルタイル
第一章 マリスタンでの日々
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第五話 鉄壁要塞

「おーい止まってくれ〜」と呼びかけながら俺は馬車を追いかける。すると俺の声が届いたのか馬車が止まってくれた。俺が馬車に近づくと馬車の護衛らしき人たちが俺のところに集まってきた。

「何かな僕たちは今マリスタンに行く途中なんだが。」と護衛のリーダーと思われる男性に声をかけられた。

「俺は達也というものです。旅人なんですが迷ってしまってどうか街まで一緒させてもらえませんか?」と俺は即席の設定を作りお願いした。すると男性は一度馬車の中に入って行った。おそらく依頼主に確認を取っているのだろう。男性が戻ってきた。

「依頼主の許可をもらったついてきていいぞ。だがもし魔獣や盗賊に襲われても俺たちはお前を守る余裕はない。自分の身は自分で守れよ。あと俺はラリーという。なんかあったら俺に言え。」

それだけ言うとラリーは自身の配置についた。



ラリー達と出会ってから3日たった今ではラリーのパーティーメンバーとはいろいろ話すようになった。ラリー達は4人パーティで鉄壁要塞というパーティネームで活躍しているらしい。4人全員が盾の扱いがとてもうまく防御力が高いパーティとしてそこそこ名が通ってるみたいだ。パーティメンバーはリーダーのラリーにケース、サント、ルインで全員が前衛職。ラリーは少し土魔法が使える。

そこで俺はラリーから土魔法の基礎を教えてもらいながら進んでいくつか魔法が使えるようになった。そして今も魔法を教えてもらっていたのだが俺の《気配察知》に反応があった。俺はすぐにラリーに伝えた。

「ラリー左斜め前方から、狼型の魔獣が接近してきてる。すぐに戦闘体制を整えよう。」

「それは本当か?まぁ用心するに越したことはないか。ケース、サント、ルイン位置につけ!」とラリーは俺の言葉を信じてすぐに動いてくれた。俺が言ってもすぐには動いてくれないと思っていたが。それを見て俺も戦闘準備をする。

「タツヤ、数はわかるか?」

「およそ20ってとこだ」

それからすぐに狼型の魔獣が現れる。さあ俺の力を試してみるか。

ここまで読んでくださった皆さんありがとうございます。

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