第1話
「ふぅー、やっと神奈川についた」
彼の名前は井島 治十16歳
高校1年生身長186センチ体重79キロ ポジションPG
2月までアメリカにいた親が交通事故で亡くなったため母国日本に帰ってきた。
アメリカで天才PGとして天才の名をほしいままにして来た、アメリカの中学の最大の大会で3年連続MVPに輝いたそのほかにもスティール王、アシスト王も取った。
そんな彼が日本に帰ってバスケにあまり力を入れていない市立高校に入りインターハイを目指す物語である。
治十はマンションにつくと早速新生活の準備をはじめた
30分後には準備は終了し午後をまるまる残して暇になってしまった。
(しょーがない公園にでも行ってバスケでもしようかな)
10分後公園につきバスケットゴールに向かうと先客がいたどうやら治十と同い年くらいらしい男がいた
「入ってもいいですか?」そう言うと彼は
優しい声で「どうぞ」と言ってきた
軽く頭を下げてコートに入る20分位経ったぐらいだろうか
そんなときに柄の悪い集団が入ってきてこういった
「おい!餓鬼ども!ここは俺らが使うからどけ!」
そう言うと先ほどの少年は言い返した
「え、嫌です、第一ここは僕と彼が最初に使っていたんです年上だろうがなんだろうがここは公共の場です、そこで自分たちがつかいたいからどけ!などと言うのは傲慢すぎるのでは?」
「クソ餓鬼がいきがってんじゃねえ!身の程をわきまえやがれ!こっちは年上だぞ!」
「身の程をわきまえるのはどちらか考え直してみてわ?」
「じゃーいいよ!そこのガキとてめぇで組んでこっちから2人だして2on2といこうじゃねえか!」
「何故そうなるのか訳がわかりませんがいいでしょうやってるよ」そう言うと少年はこっちにきた
「とゆーことになってしまったんですけどいいですか?」
「しょうがない、いいよ手伝ってやるよ俺は井島治十、治十でいいぞおまえは?」
「ぼくは金井 恭哉よろしく、きょうやで、いいよポジションは?」
「PG」
「その身長で?」
「そうだが」
「まぁ、とりあえず、最初は君が得意な事をみせてよ」
「見せてる、時間があればいいがな」
「どーゆーこと?」
「得意な事が多いいんだよ」
「相当自信が、あるようだね、そろそろ、相手さんも準備良いみたいだね」
「始めましょうか」
「いいぜ30点マッチな」
「いいぜ」
試合開始
まず、治十チームの攻撃
恭哉は治十にパスを出す
「ナイスパース!」
治十はいきなり3pを打ち
シュパ!綺麗なノータッチでシュートがきまる
相手チーム
治十のマークマンにパスが渡る相手が抜きにかかるが治十は反応するチェンジオブペースで抜こうとしても治十は簡単に反応する、手詰まりになった、相手は苦し紛れにシュート
「クソ!」
「あまい!」
治十のブロックショットが炸裂する
相手の攻撃が終わり治十達の攻撃
「治十!」
恭哉がパスをだす
「よし!」
治十はすぐにドリブルをつくと振り幅の大きいクロスオーバーで抜き去るゴール前には誰もいないため思い切りジャンプしてワンハンドダンクをお見舞いしてそれにびびった相手は逃げてしまった。
「治十すごいよ!」
「そーか?まだぜんぜん本気出してないんだけどww」
「何割ぐらいでやったの!?」恭哉は興奮気味に聞いてきた
「3割ぐらいかな」
「まじで?所で治十はどこの高校入るの?」
「確か、神出高校って言ってたかな?」
「ほんとに!?僕も神出なんだ!あ、僕もー帰らないとなおとじゃーね」
「お、おう」
(嵐のようなやつだな、まぁー暇だし帰ろ)
マンションに着いて彼は明後日の入学式にそなえ眠った時差の関係で眠気に堪えたのかかなり気持ちよく寝れた
・・・らしい