タイラント
この作品は「バイオハザード」に影響を受けて制作した作品です。オマージュは多いですが、本家とストーリーの繋がりは一切ございません。
衣笠製薬本社に入ると中にはゾンビやクリムゾンヘッドが蠢いていた。服装を見たところ、ここの社員も居るらしい。会社に噛みついた人間を薬漬けにしていざというときは門番にしているのだろう。岸田はドスとチャカ、栗田は拳銃でゾンビ達を掻い潜りながら先へ進む。
遂に社長室にたどり着く。中には社長「衣笠」が居た。
衣笠「よくここまでたどり着けたね。」
岸田「ラスボス気取りか、芸が無いな。」
衣笠「全部教えてやるよ。うちは製薬会社として人間を強くしたくてね。まあこういう事業には金が居るんでね。社会のゴミでしかないホームレスや反社に溶剤やお薬を売って資金を集めたんだよ。」
岸田「そんな集め方しかできないのか。商売下手くそだな。」
衣笠「そして私は研究の末、人間を進化させる新薬「タイラント」の開発に成功した!今こそ進化した人類を見ると良い!!」
そして衣笠は自らにタイラントを投与した。そして身長3mを超える大男に変貌した。
衣笠「見るが良い!これが私の力だ!」
栗田は思わず拳銃の引き金を引く。しかし
栗田「弾切れ!?」
運命は残酷だった。
岸田「俺も弾切れだ。こういうときはな…逃げるぞ!」
岸田は栗田を引っ張り逃走を図る。地獄のチェイスが今始まった。