ゲリラ戦
この作品は「バイオハザード」に影響を受けて制作した作品です。オマージュは多いですが、本家とストーリーの繋がりは一切ございません。
岸田はラモンが言っていた教会に入る。そして、檻に入った栗田を見つける。栗田を救出し、刑事だと知ると星山組を黙認することを条件に協力を申し出た。そして二人は教会の中を調査する。そして資料を見つける。そこには衣笠製薬が薬物を販売していた顧客のリストが入っていた。ホームレスだけでなくエルヒガンテのような半グレ組織、さらには警察上層部にも売っていたようだ。
証拠を回収し、教会から出た二人を待ち受けていた者達が居た。武装した集団だ。直後、集団がライフルやマシンガンを撃ってきた。岸田は栗田を引っ張り物陰に隠れる。
岸田「衣笠が飼っている私設部隊か。証拠ごと俺らを焼き尽くすつもりだな。」
閑散とした狢町が一気に戦場と化した。私設部隊の装備は国家クラスである。しかし、岸田はここでも相手の隙を見抜く。弾幕が途切れる周期を見抜き、手榴弾を投げ込む。そして隊員達を吹き飛ばした。
隊員達の数が減ってきたとき、逞しい男が現れた。「沖田」と名乗るその男は私設部隊隊長だった。直後、沖田がガトリングガンを放つ。本来地面に設置して扱う重厚な銃を手持ちで扱っていた。その弾は隊員すらも巻き込みながら飛び散った。岸田は1発かすってしまった。
岸田「ステロイドかなんかで筋力が上がっているんだろうな。ランボーかよ。」
沖田がリロードしようとしたタイミングを岸田は見逃さない。岸田はそこに閃光手榴弾を投げ込む。沖田は不意の攻撃に目を覆う。その隙に岸田は一気に距離を詰める。そしてチャカで沖田の延髄を正確に撃ち抜く。沖田は巨体を揺らして倒れた。
岸田と栗田は狢町中心にある衣笠製薬本社へ向かう。