月鬼桜

残虐非道な「鬼」とよばれる存在が出没するらしい...。
そんな噂がまことしやかに囁かれるようになり、人々はその恐怖から国の中枢へと苦情を寄せることになる。「鬼」などという非現実的な存在を信じていなかったものたちが、惨状を目の当たりにするにつれて事の重大さに気づく。国の中枢は被害が大きくなるにつれ見過ごすこともできずに、その鬼を討伐せんと動きはじめる。
これは人々の恐怖の対象である鬼と、悪しき鬼を討伐するものたちのお話し。