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あなたは誰ですか?

 プロローグ終了です。この中にサブタイが一部隠れています。

 平凡な毎日を過ごしていた。

 ずっとモノづくりをして、怒られ、許可をもらい、使い、飯を食べ、お風呂に入り、寝る毎日。

 幸せだった。



 でも、その幸せはある少女によって消し去られてしまった。

 「メテオレイン」

 小さな声がしたら、急に岩の塊が降ってきた。

 「下がれ!あいつは私がやる。」

 エンテルミッタ様が言うが、私はあしがすくんで動けない。

 「ウィンドカッター。ウィンドブレイク。ファイア。ファイアボール。ウォーター。スプラッシュマウンテン。」

 次々と魔法が飛んでくる。

 それをすべてエンテルミッタ様が受け流していく。

 魔法のシールドは、魔力を大幅に削減するといわれているが、それを5分程度続けていた。

 ようやくハッとして、最初に言ったのが、

「あなたは、誰ですか!?」

だった。

 「名乗るななど、ない。私はあの方の命に従うだけ。」

 人形みたいで気持ちが悪い。

 「リュネリエース!」

 エンテルミッタ様が叫んだ。

 その瞬間、私たちはその屋敷を抜け出していた。

 今、この瞬間だけ、私たちの速さを光を超えさせたのだろう。

 これで大丈夫かなと思った。

 「お前のモノづくりを使って、また一から始める。」

 一瞬耳を疑った。

 「はい?」

 「お前のモノづくりを使って、また一から始める。」

 「は、はぁ」

 おなじことをいわせてすまないと思いつつ、今の状況を冷静に分析すると、意外なことにたどり着いた。

 「つまり、髪洗い用洗剤を大量生産するんですか?それともほかに奴隷時代のアイテムあるからそれをとか?」

 私が訪ねると、エンテルミッタ様はため息をついた。

 「なぜそんな当たり前のことがわからないんだ。」

 意味は深く考えないでおく。



 村でエンテルミッタ様は信頼が厚いようで、家が欲しいと言ったら3日で作ってくれた。しかも大豪邸の部屋と変わらないくらい格式が高い家を。

 きれいなレンガの壁に、黄色の屋根。四隅には柱が渡してある。入ってすぐ右に曲がるとリビング、左に曲がると私の部屋、まっすぐ行くとエンテルミッタ様の部屋がある。二回は基本的に執務室と物置。モノづくり&経済生活を送るため、そこは不可欠だからだ。

 そこに壊れていなかった家具を運び込み、他の家具を足し、唐突にも私たちの商売、モノづくり、(経済破綻、なのかな?)生活が始まったのでした。



 余談。エンテルミッタ様は意外と力持ちでタンスを一人で持ち上げれていました。聞くと、魔法だと言っていました。結構すごいです。尊敬します。私はこれまで以上にエンテルミッタ様を尊敬し、同時に崇拝しようと思ったのでした。

 ようやく経済破綻&モノづくり生活が始まりました。といっても工房はどこにあるのでしょう?それはまた次の機会に……

 エンテルミッタ様強いですね。まぁ、謎の少女と戦って死ななかったんですからね。いつの間にかエンテルミッタ様が強くなっていました。


 (2度目)これでプロローグ終了です。3000文字くらいのプロローグでした。本編を読んでいる間にもこっちをよんでほしいです。隙間時間でいいので、あれ、この村って王都じゃなかったっけとか思った時に読んでください!

 最後に、ここまで読んでくださった方々に、最大級の感謝を。

 メープリーはまだまだ頑張ります!

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