表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/2

復興のゲテルギウス

第3話

圧倒的な絶望


僕は気を失ったまま

警察署まで連れていかれていた。


そしてこれは地獄の始まりだった。


「君の年頃なら喧嘩とか良くあるよ

だから君はついカァーっとなって殺したんだろ?」


「僕はやってません」


「まぁーね罪は誰も認めたくはないわな

だけどなやったことを認めないって言うのは

それはいけないんじゃないか?」


「僕は殺してなどいません」


「君は人を殺して見ようかと思ったことはあるかね?」


「ありません」



何故僕がこんなにも言葉攻めされてるのかというと俺はなぜか

取り調べをされている。


悔しいことになぜか僕は殺人者扱いされていた。



「君がそうやって罪を認めないって言うのはいいさぁ...だけど証拠はあるし今認めれば

すぐこの取り調べは終わるし判決が下された時

罪も軽くなるかもしれんのだぞ。」


…..


「どうした?罪を認める気は起きたか?」


「何回も言ってるじゃないですか?僕はやってません僕はただの中学生です。」 


このやり取りを何時間やってるのだろうか?

ほぼ2時間ずーとされているのだ。


もう精神が砕けそうだと思ったとき



「報告します、ただ今二時間立ちました取り調べ時間終了です。」


「おーい取り調べ終わりだとよ、またあるから

裁判の日までに本当のことを言うんだな少年」


….


しばらくしたあと俺は特別な部屋で投獄されているのだが 

以外にも床は畳だし本もある

とりあえず今までのストレスは解消することが少しは出来ると思う。


布団も一応あるし枕は本で重ねれば何とかちょうどいい高さになるので寝ることは何とかなった。


……



俺は普段夜更かしをするが体力や精神的に疲れてるからすぐに睡眠に取りかかったんだけど

明日も質問攻めされるのが嫌だしすぐに終わって

容疑も晴れて真犯人を捕まえてくれないかな。



だがその願いは決して叶わないことをしる。


…..


「執行を言います。伊東新実の処罰は

死刑と決定いたします。」   



は!?




俺はアホ声を出てしまったが

あまりにも衝撃的だったのだ。




だがここで受け入れる訳にはいかない

そのまま受け入れればこの先死が待っているし

俺が犯罪者だと永遠的に残るからだ。


「ちょっと待ってくれよ、なんでですか?

俺はやってないし殺された人たちも知らないんですけど??」


「それに俺は中学生なんですけど!?

未成年が処刑の処罰なんて聞いたこと無いんですけど!?」





俺は法廷で裁判官に事実を伝えてるの

だが

裁判官は...




「何をしてますか?法廷は終わってますよ。」



「おおぉ・おい!」


裁判官の指示と共に警察官たちは俺を再手錠して

無理やり法廷から出そうとした。


だが俺は頑張って抵抗してこの法廷の声が届くなるまで無罪を大声で主張しつづけた。


「ふざけんじゃねーよ俺は法廷でも何回も言ってるが伊東って誰だよ俺はあの時ゲーセン帰りだった。


その時のカメラになんで写ってないんだよ。なんで俺が親友の黒東龍勢を殺さなきゃならないんだよ。


俺には証拠もないしあの裏道にアジトがあるって知らなかったんだよ。」







「話が通じないガイジな奴らめ...

このド底能のキチガイどもがぁぁあああ。」





「だから俺はやってねぇぇえええんだよぉおおおおおおおおお。」





俺は無理やりパトカーに乗せられた

その時だった。

一瞬なんか手錠が粘土みたいな感触がした。


その次に手首に痛覚とねっとりとした液体を感じた。


その次に腕は前に出して俺は手を手錠から外れたことを一瞬で判断することが出来た。



そして...


「こらおとなしく....ぐぅべぇ~||$;&#」


警察がしゃべって途中で訳のわからない言葉を発した

そして警察は何故か10メートルくらいに飛ばされていた。

そして何か腕が痛むなと右腕を見たら

腕は内出血しており手の甲には皮が向けていて

血がすごく流れていた。


そして俺は自分がやったと自覚した。


そしてそばにいた警察は...



「貴様ぁー」


新たに手錠を手元に出しており僕を捕まえようとした。


だが僕は自分の動きとは思えないような身体能力を出していた。


何と警察の裏に一瞬で回り

クラッチをして頭をつかんでジャンプして

膝で叩きつけた。



そして俺はまぶたを閉じて再び開けた時

築いてしまった。


「あ!やっちまった。」


彼は警察に暴行罪をしてしまった。


だが


「そんなの今はどうでもいい」



何故そんな思考になったかはわからないが


「とりあえず家族に会いに行こう」


そして僕は必死に走ったんだ家族の元へ


右手は負傷して精神的にも傷ついてはいたが

家は、僕にとって安息の地なのだ。


そして僕はドアを開けて


「ただいま」


と大きな声で言った。



そして


最初に僕の前にいたのは



「ハイハイどちら様で」


となんか変なことを言ってたが

母だった。


「お母さんただいま」


僕は名前を付け足してただいまを二回言った。



ここまでの間本当に疲れた

ホームシックになってた。

死刑宣告されて二度会えなくなるという

恐怖があった。



やっと信用できる家族に会えた。



…..




そう思ってた。






「あんた...本当にどちら様?」



「え!?」




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ