お題→魔法、パソコン
お題→魔法、パソコン
放課後。
パソコン部の部室に向かうと、何やら部屋の扉に貼り紙がしてあった。
なになに「黒魔法部」だと……。
はぁ、あいつだな。
俺は部室の扉をガラッと開けた。
「ぬぅあっはっは、今日からここは──」
ピシャリ。
部室の扉を閉じた。
俺は頭痛のするこめかみをおさえ、どうしたもんかと考える。
あいつは俺の幼馴染だ。
顔もまあ可愛いし、悪いやつではないんだけど、ただ趣味が少々きついのだ。
俺は部室の扉をあける。
「……あ……ぬ、ぬぅあっはっは!ここは今日から──」
ピシャリ。
部室の扉を閉めた。
んー、どう声をかけたもんかな。
悪いやつじゃないんだけどな。
あいつ友達いないしな。ちょっとくらいかまってやるかなぁ。
俺は部室の扉を開ける。
「ひっぐ、ひっぐ……ん? あ! ぬ、ぬぅあっはっは、今日からここは黒魔法部の部室になったのだ」
「はいはい。で、今日はどんな魔術を披露してくれるんだ」
「ふっふっふ、今日の魔術はやばいやつだぞ。我の魅力にひれ伏すことに──」
幼馴染は俺の肩をガシッと掴んで目を覗き込んできた。
「くらえ、魅了の魔術!」
はぁ、今さら魅了の魔術にかかるわけないだろう。
だって、もうとっくに──
これは続きを書きたくなったので、中編小説にしました。
『幼馴染は黒魔法を使いたい』
気になる方は読んでみてください。





