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お題→山小屋、雨、闇夜
お題→山小屋、雨、闇夜
闇夜を操る能力を持つ男、シュバルツ。
彼は黒い外套を翻しながら、嗜虐的な笑みを浮かべた。
「ククク……その程度の能力で、しかもこの私に真夜中に決闘をいどむとはな。ほら、最初の威勢はどうした」
その視線の先には、膝をつく一人の若者。
レインという名の彼は、雨を操る能力を持っている。天候にも左右されるが、強力な能力者だ。これまで雨の日に敗北を喫したことはなかった。
「勝負はこれからだ。この雨が続く限り、俺は、絶対に、負けない……！」
二人が熱い闘いを繰り広げる、そのすぐそばで。
山小屋を操る能力を持つタケシは優雅にコーヒーを啜っているのだった。
