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第3話 誕生と声

どうも。猫みかんです。ある程度話数増やさないと見てもらえないかなと思いまして、頑張っております(^-^)v

 

 はい、どうも。現在生まれて1週間くらいの赤ちゃんで今は抱っこされてユラユラされてます。


「よーしよし。起きたのね。よく寝んねしましたね〜」


 俺の母親はスッゲェ美人なんだけど、すごく天然で、怒ったら怖いという属性持ちだ。

 耳が長くて、目と髪の毛が銀色なんだよ。触るとサラサラしてるんだぜ!!


 言葉は生まれて2日くらい経ったら分かるようになった。なんでだろう?


「おーーい!!帰ったぞー!!ユリア!!ルシム!!」


 このすごい声の人は親父だ。筋肉がすごくて、ところどころに傷がある。でも愛妻家の親バカだ。

 見た目は長身であり筋肉ムキムキの赤い短髪で、そして髭を生やしている。普通に優しいんだけど顔が怖いんだよな。そして母さんを怒らせないように頑張ってる良い親父だ。


 ちなみに母親はハイエルフで名前はユリア・ハイドウッド。

 父親がハイドワーフでガリウス・ハイドウッド。

 なんと俺はハイエルフとハイドワーフの子供であったのだ。

 ちなみにこの世界では種族進化があり、条件を満たすことで可能になるらしい。種族進化している者はなかなか多くはないらしい。


 え!?俺の種族と名前聞いてないって??

 いや……まぁそれはいいじゃないか。


「がははは、ルシムお前今日も翼が気持ちいいなーおい!!」


 はい……そうです。俺の名前はルシム・ハイドウッド。種族はハイエルフとハイドワーフのハーフのハイハーフエルフか、ハイハーフドワーフのどちらかになって生まれるはずが……黒い翼があって目が金色で、髪が黒いのは確かスーパーレアの黒髪ヘアー&ハゲないようにするというやつだったからだ。ハゲないのはいいな……。


 でも……親父と母さんのハーフではなく堕天使が生まれたのだから、もしかしたら捨てられたりするかもしれないとビビっているのだ。


 とりあえずもうおわかりかな?とおもうし正直カッコ悪い種族じゃないからいいけどさ。

 俺は堕天使という種族みたいなんだ。それもこの世界では伝説的な種族で、神話とかに出るだけで今現在この世界には同じ種族は居ないらしい。

 そして能力は飛ぶ事……それだけだって。


 なぜこんなに知ってるのかって??うん。落ち着いてるように聞こえたみたいだけど俺実は動揺してるんだ。さっき堕天使ってなんだろう??と思ったわけだ。そしたら急に頭の中で声がしてさ。


『ルシム・ハイドウッド……登録完了。これよりルシム様のサポートを開始します。』


 その声が聞こえた瞬間頭痛が走り、一瞬泣きそうになった。一応赤ん坊だぞ俺。


『ルシム様聞こえてますでしょうか??』


「あ!?あうぅ??」

 えっ!?だれ??


『ルシム様、声を出さなくても心の中で話していただければ聞こえますよ。』


『あーあー。これでいいのか??』


 無機質なんだけど、すごく綺麗な声してるな。


『はい。聞こえております。では改めてはじめまして私はスキル《脳内スマホ》の中にあるサポート機能です。』


『脳内スマホ??なにそのスキル。俺そんなの貰ってなかったけど……もしかして最後のレジェンドレアか!?』


『はい。《脳内スマホ》はレジェンドレアであり、この世界ではユニークスキルと呼ばれるものです。』


 なるほどなー。脳内にスマホ……。なんかよくわからないな。


『先ほどの質問ですが、堕天使とは…………』


 とまぁこんな感じでさっき聞いたわけだ。

 この頭の中で話をするのは《脳内スマホ》のサポートアプリのスキル《念話》といい、話してる間の時間は本当に一瞬だ。それは《高速思考》というスキルらしい。サポートアプリ内のスキルは特別にレベルがないらしく常にMAX状態なのだとか。羨ましいな……いや俺の能力でもあるんだけどさ。


 それよりも堕天使と飛ぶ事しか出来ず体力も魔力も少ないってのは凄く泣きそうなんだけど。だってこれレジェンドレアだよ?レジェンドだよ?伝説だよ?たしかに伝説だけど弱いって……。


『ルシム様、大丈夫です。脳内スマホは使い方によっては万能であり、たとえ堕天使といえども強くなる方法は多々あります。』


 うぅ……優しいじゃないか。ありがとうな、励ましてくれて。


『いえ、私は感情プログラムがインストールされていませんので現在感情がありません。』


 あぁそうですか。感情プログラム??アプデでもしろと??


 脳内スマホってなんだよ。ほんとうに頭にスマホ入ってんのか??なんかこえーよ。

 よし!!冷静になって考えてみようか。


 そう思った瞬間、頭の中にスマホの画面が現れた。


 全然冷静になれないよ!!タイミングとか空気読んでほんとうに……。


 えーとふつうのスマホだな。アプリはサポートというやつと、ストアというやつ、そして設定だけだ。


 頭の中に画面があるという気持ち悪い経験を味わいながらルシム・ハイドウッド0歳は今日も生きていく……。



----------------------------------------------------------


名前:ルシム・ハイドウッド


年齢:0

種族:堕天使

職業:無職・未定


レベル:1

職業レベル:


『スキル』


《採取Lv1》《解体Lv1》《魔力上昇Lv1》

《並列思考Lv1》《脳内スマホ》


『職業スキル』




----------------------------------------------------------


ルシム「おい作者さん。なんか俺の描写バカっぽくないです??」


猫「まぁまだ動揺してるっていうことですので、落ち着いてきたら普通になりますよ。そもそも無理にリアクションするからですよ??」


ルシム「それならいいんだけどね。俺というキャラクターを愛してくれればそれでいいさ!!」


猫「はぁ〜いつもの変なテンションになってますよ。読者の皆様もルシムに文句あるならどんどん言ってあげてくださいね。」


ルシム「うっ……。ま、まぁこれからもよろしくな!!」

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