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10 くっ…食い過ぎた!

「うぇーっぷ…。くっ…食い過ぎた…」


あー…マジで苦しい…。

お腹もパンパンになっちまったし…。

吐くほどじゃねぇが…歩くのがキツい…。


あれからティナに対抗してもくもく食べちまった…。

いいとこでセーブしときゃよかったんどけど…あんまりにも美味いもんで…。


唐揚げも海鮮丼みてぇなやつも俺の思ってた以上の美味さ…。

やっぱり異世界の飯は新鮮な感じがするぜ…。

現実の飯もいいけど…こういうのもアリだな!


食べ過ぎたのは…よくねぇけど…。


なーんて思っていると…


ゾロゾロ…


「ユキさん!今度はこのイイチコドリの野菜炒めでも…」

「ダメダメ!そんなもんより…ハラガイのツェーメンでも…」

「お前ら!そんなんじゃダメだ!モチュグリの杏仁豆腐でも…」


なんか…俺のことを気に入った魔物達がドンドン料理を勧めてくるようになった…。

勘弁してくれ…俺だって限界があるんだからよ…。


俺はすぐに断りの言葉をかけようとしたら…


「…まったく…お前達…人間にそれ以上詰め寄るな…!本人も疲れているようではないか…」


「「フッ…フィール様…!」」


おぉ…。

珍しい…。

フィールのやつが俺に助け船を出してくれるとは…。

俺も正直断るの苦手なんだよなぁ…。


「「失礼いたしました!」」


周りにいる魔物達は一斉に俺から離れていくことに…。

やっぱりフィールの存在はピリピリするよな…。

今はクリスよりフィールの方が威厳ある感じがするわ…。


「…サンキュ…フィール…」


「…ふん…。パーティーの主役がそんなだと…私としても気が滅入るからな…」


むっ…!

こいつ…いつも通りのツンツンぶりだな…。

こういうとこはホント苦手だわ…。

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