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7 パーティーが始まる!①
「ポケットにでも入れれば効果は持続します…。落とさないようにしてください…」
「おっ…おう!サンキュ!」
俺はメーラに言われた通り『熱光石』をポケットに…。
なるほど…これは便利だ…。
「ユキッ!いつまでもそんなにひっくり返っていると他のものに示しがつかんぞ!」
「うっ…そうだよな…」
クリスのやつ…言葉では厳しいが顔はにやけている…。
まさにしてやったり…という気持ちなんだろな…。
サプライズは成功したし…。
俺はすぐに立ち上がり、周りの様子を確認してみる…。
「おぉ…まさに異次元…」
こういう野外パーティーは新鮮だよな…。
ビックリだ…。
オーロラなんかあるから氷の世界なのか…なんて思ったが、そこに広がっていた世界は…。
「すげっ!草原じゃねぇか…」
辺り一面に緑の大地…。
月明かりで確認するだけでも岩や崖らしきものはない…。
大自然が広がっている…
オーロラの原理ってどうなってんだっけ?
よくわかんねぇ…。
まぁ…いいや!
「さて…主役も来たことですし…そろそろパーティーを始めましょう…。クリス様…愚民様…こちらへ…」