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彼の気持ちー15


私は、彼の手から逃れようと、

体の向きをかえた。


「待て…動いたら、目立つところに跡付けるぞ」早坂さんは、私の体を力で押さえつける。


彼の手を押し止めていた手が緩んだ隙に、ブラを引き上げられ、早坂さんの目の前で胸があらわになる。


「友芽の好みは、わかってるよ。

ほら、こうして手のひらで転がして…指で刺激してやる。

もっと強く?ダメ逃げるな。そんなことしたら、強く吸うよ」


「いや…止めて…お願い」

ソファの上に寝かされ、身動きできないように、組み敷かれた。


「どうした、友芽?たった2週間じゃないか。前は、こうされるのが好きだろう?

ほら、体の力が抜けてきた…友芽、無駄な抵抗はやめろ…いいから前のように、俺の物になれ」


早坂さんに上に乗られて、体は一ミリも動かない。早坂さんは、私が声をあげるまで、唇と手で愛撫を続けてる。




「志賀くん…ごめん…また、こんなことになっちゃった…。

志賀くん…ごめんなさい」


今度こそ、だらしないって軽蔑される。

どうしてこんなことになるの…


早坂さんが、顔をあげた。


「泣いてるのか?」



「お願い…帰して。

彼のところに行きたい」



「泣くことないだろ…」



「ごめんなさい…やっぱり、私、他の人となんて無理…」




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