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彼の気持ちー13

「違うの。志賀くんに対してはそうじゃない。全然違うの。

直接、彼が何かしてくれるわけじゃないし、何か言ってくれるわけでもないけど。


私の顔を見ただけで、悩んでることを分かっててくれたり、落ち込んだ時に気にするなって励ましてくれる」


ああ…そうだ。

志賀くんって、何かしてくれるとき、体に触れるようなことしない。いつの間にかそばに来て、大丈夫?って聞いてくれる。



もう一度でいいから、彼に会いたい。



「こんな大変な時に、お前を一人にするようなやつに、友芽を渡せない」

早坂さんは、私のカップをテーブルに、置いた。彼は、私の逃げ道をふさぎ、ソファの隅に追いつめる。



「早坂さん、離して…ダメ」

付き合ってた時と、同じように彼は、私の体の自由を奪って、好きなところにキスを落としていく。


「友芽、お前…半月前は、

自分から服を脱いでたじゃないか…

いいから、脱げよ。

もう…待ちきれない。友芽がこんなに近くにいて…何もしないなんて…

そいつ男じゃない。

友芽もずっとしてないんだろ?」


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