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彼の気持ちー3


絵梨が笑いだした。


「決まってるじゃない。宗佑、友芽のことずっと好きだったのよ。多分…入社した頃から…やっぱり、友芽、気づいてない」



「志賀くんが?」

いえ…だって。志賀くんって…熱っぽい視線とか、ずっと見られてるとか、普通に好意をもたれてるような、そういう態度を見せてくれたこと一度もないけど…


全然…気がつかなかった。っていうより、

あれのどこから私のこと好きだってことになるの?



「知らない?なんかの時に、志賀くんが友芽にきついこと言って泣かせてしまって、それがきっかけで、慰めてもらった早坂さんと付き合いだしだって…」



「そうだっけ、全然…覚えてない」



「その頃だ。ひどく荒れてたよ彼、珍しく潰れて…それで友芽のこと、白状したの。志賀くん俺があんなこと言わなければ、早坂さんのとこに行ったりしなかったって」



「例えそうだったとしても、4年も前だよ、絵梨」



「友芽…あいつがどうでもいいと思ってる女を半月も、自宅に置いたりすると思う?しかも、友芽の事は、自分が全部やるって、私に口を挟ませなかったし」



「絵梨…」

こんな状態でも、どこかに希望なんてあるのかな。



「さあて、どうしようかな。ね?友芽」








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