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同居ー18


「そんなの、気にしないでずっと居座ればいいのよ」


絵梨ったら、そんな簡単に行かないよ。小野くんの時、自分がどうだったのか、もう忘れた?

彼がどう思ってるのかわからないのって、べそかいてたの覚えてる?


「それより、志賀くんって本当に誰もいないのかな」


絵梨が興味を持ったのか、前のめりになって近づいてくる。


「さあ…そういう噂って、誰からも聞かないし、だいたいあいつ、こっちが聞いてもしゃべらないからね。でも、友芽のことは、好きだと思うよ」


「何でよ」


「だって、飲みに誘っても付いてくるの、友芽がいるときだけだもん」


「そうなの?」本当に?初耳だ。


「そう不思議だよね。あいつ友芽の顔見ると、嫌みなことばっかり言ってるのに。友芽がいるって言うと、参加するって言ってくるよ」


「なんでだろう」


「んん…本人に聞けば?」


「聞いてどうするのよ」


「私の見立てでは、禁欲もあと三日は持たないな」

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