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同居人ー14


確かに。総務課への要求は、直接来ていただかなくても結構ですと、何度も文章で社内に伝えたのだけれど、守ってくれない人が何人か居る。



そういう人にも、冷たくあしらえないから、結局相手をしなければならない。



「そんな冷たくするなよ。毎日ストレス抱えて生きてるんだから、

たまには友芽さまの後ろ姿や匂い、あわよくば、お手にでも触れられればいいなと、みだらなこと思ってここまできてしまうんだから」

3つ上の山本さんだ。やっと来た。



「ありがとうございます。これから、こういうことがあったら、今度は遠慮なく男性の山本さんにお願いしますね」


「おい、俺は男の願望を無視すんなって言ってんの」鞄を自分のデスクの上に、ドサッと置いた。



「その願望の為に、どうでもいい仕事、割り込まされるのはよくないですよね?山本さん」

私も、無視できなくて言う。



「そうかな。俺だって目の保養があれば、もっとがんばれる」



「山本さんの目の保養ってなんですか?」

里奈ちゃんが上目づかいで、山本さんを見る。


「いや、いいって。言わないよ」


こっちも聞きたくないけど。



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