彼女は四次元ポケットを持っている
依頼をうけての短編です。うまくできたかはわからないですけど…。
読んでくれるとうれしいです!!
僕には彼女がいる。
少し変わった子。
なんか「ツンデレ」っていうらしいけど。
それを踏まえても可愛い。
ただ、びっくりすることに彼女は僕が忘れ物などしても、スペアを持っているのだ。
一体どうやっているのかわからない。
四次元ポケットでも持っているのかと思った。
「ねぇ、どうかしたの?」 元気がなさそうに見えたのだろう、彼女は心配したみたいだ。
「ごめん、ちょっと考え事してたものだから」
そう言うと、安心してくれた。
結構見てくれているのに僕は気づいた。
そうか…。見てくれているのにそんなことにすら気がつかないなんて、なんて最悪なんだろうな…。
「ねぇ、今度一緒に出かけようか」
いきなりどうしたんだろう、という目をして見てくる君。
まあ確かに突然だけど…。
「思い出を作りにいこう」 楽しい、出来るなら終わってほしくないほどの時間を君と。
朝、目が覚めると君がいた。
幸せそうに寝ている。
昔僕は、君は四次元ポケットを持っていると思っていた。
実際は、似たような感じだった。
持っているのではなくて、「君が」四次元ポケットだったんだ。
だから、僕は四次元ポケットを持っている。
きっと君も…。
そう。
彼女は四次元ポケットを持っている。
依頼をくれたこのはなさくら様
ありがとうございました!
少し難しいお題でしたがなんとかできたかと思っています。
では!!