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絶望人生

作者: ふう


大学卒業後、小学校の先生になった。



子どもが好き。

誰かのために働くことが好き。

子どもの前に立つと明るい自分でいることができる。



天職だと思った。



幸い人間関係も良好。

毎日が楽しかった。



でも、2年目の秋。



突然体調を崩した。

パニック障害とうつ病と診断された。



休職した後、退職した。




休職する直前、5年交際していた彼からプロポーズされていて

休職中に籍をいれた。

しかし、退職と共に離婚。



私には、生きる意味がない。



好きな仕事もできない。

みんなに応援されていた彼と生活することもできない。




絶望した。




生きることが苦しくて、川に飛び込んだ。




でも、死ねなかった。




しかも、私は弱虫で、それから死ぬことさえ怖くて死ねなくなった。




精神科に入院し、そして強引に退院した。

一時的な感情の波であり、もう自殺未遂をしないと反省の姿勢を見せた。




それから、無職になった私は、どう生きていこうか考えた。




今月から収入がない。

頼れるのは、少しばかりの退職金。




しかも、来月には、

税金の一括徴収、車検が待っている。

親には、実家に帰ってこいと言われたが、不動産屋から違約金がかかると言われた。




来月までにいるお金、ざっと70万。




普通に働いていたとしても

完全に赤字。

貯金もない。




毎日頭が痛い。

絶望だ。どうしたらいいのか。

片っ端から、求人に応募した。




死ぬ。




お金にころされる。




考えても仕方がない。働くしかないのだ。




でも、めまいがする。




これこそが絶望だ。




私の人生、くそだらけ。





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