1-20-20
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「仕方ない。あれを使うか。レス、ちょっと目をつぶってくれないか?」
イリスの突然こんなことを言われたが、従う。その後、直ぐに唇になにかが触れた。妙にやわらかいものだった。でも、そう考えるとすぐに答えはでた。
イリスにキスをされている。しかも、中をぐちゅぐちゅにされている。
「いりしゅ?」
うまく言葉も発せられなくなった。
「ごめんな。レス。少しフェニックス借りるな」
そうして、私は力が入らなくなり気を失った。
目を開ける。
「あれ?イリス?」
周りを見るが、イリスが見当たらない。
「あっ起きたか?ごめんな。あんなことして」
イリスの話しを聞くと、ここは医務室のようだ。アイスドラゴンを倒した後、直ぐに私を背負い頂上まで行き戻ってきたらしい。
「ありがとね。イリス」
「いや、こちらこそ。それと、しばらくレスは動かない方が良い。精霊の力を多く使ってしまった。俺の能力で回復はさせたが、それでも安定はしてないから」
イリスが今回アイスドラゴンを倒したのは、私の精霊核を一時的にイリスの体に移しフェニックスを使ったらしい。イリスの体に負担が凄いかかるはずだ。
イリスには、感謝しかない。それに、後から学園長に聞いたが、何やら最近魔物の生体が荒れているらしくそれにより普段は大人しいドラゴン種が暴れたようだ。ただし、イリスと私以外には、被害がないようだった。
★☆★
「燎原之火!はぁはぁなんとか倒せた」
レスの精霊核を受け取りフェニックスの力を借りてなんとか倒せた。
『ワレヲヨクタオセタナニンゲンヨ』
まだ生きていたのか。
『モウワレハアバレルツモリハナイ。リユウハワカラナイガイシキガキエタ。ソシテ、コウナッテシマッタ。モウワレハナガクイキラレナイ、ソコデオヌシ二ワレノコノタマゴヲヤル。ソダテテヤッテクレ』
そう言いドラゴンは息を引き取った。そして、俺の手には卵が握られていた。
「てか、ドラゴンってしゃべるんだな。聞き取りずらかったが」
近くには、レスが眠っていた。
俺の使った技は、『強奪』精霊核を無理やり奪う技だ。しかし、そのためには口づけをしなければいけない。そして、相手に無理やり抵抗されたら奪えない。そして、これの弱点は、制限時間があることくらいだ。
レスを担ぎ頂上へ急いだ。
「イリス君。最後だぞ。ってそれどうしたんだ?」
「実は、アイスドラゴンと出会いまして、討伐するためにこうなりました」
「なっアイスドラゴンだと!!まぁその辺の調査はこっちで行っておく。気合を入れて戻ってくれ。レス君はこちらで、医務室に運んでおく」
レスを学園長に運び山を下った。
「あら?イリス君。遅かったわね」
「色々ありまして」
今日の訓練は、これで終了になった。
それから、毎日死ぬような訓練を続けられた。
そして、全員の成績は、約二倍から~三倍になった。俺も、精霊の威力が約三倍にもなった。
最終的な、順番は、
先鋒 エナ先輩。 中堅 俺。 大将 スズカ先輩で挑むことになった。
一章 終わり
今回で一章が終了しました。
それに伴い二章の貯めが欲しいのでしばらくこの小説は、休止します。
他の作品を楽しんでくだされば嬉しいです。




