1-16-16
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「そういえば今日の午後って全校集会じゃなかったかしら?」
「確かにそうだったな。なら急がないとやばいな」
急いで弁当を片付けて体育館に集合する。
先輩方には、はじめて会うため少し緊張する。
『体育館に集まったら、学級ごとに並んでいてください』
先生の指示に従い並ぶ。うちのクラスは、一組の為一番端だった。
「よし。では、始めるとしよう。校長からのお話」
「よく来てくれた。諸君よ。今日の本題だが、来月ある剣技大会のメンバーが決まったからそれの紹介と、それに伴い変化する日程についてである。その前に一つ。桜花学院が参加を辞退した」
「え?辞退?」
「イリス知り合いでもいた?」
「知り合いも何も俺が前まで通ってた学校」
「あっそうなのね」
でも、なぜだ。わざわざあの学院が辞退する理由がわからない。何かあったのか。
「よし。では、メンバーを発表する。呼ばれた者は、立つように。では、三年代表。スズカ・インパクト」
「はい」
あの人は、確か生徒会長だった気がする。初日に壇上で挨拶してるのを見た記憶がある。インパクトって聞いたことあるな。
「あれ。アヤベさんのお姉さんよ」
「あぁそういうこと」
レスに小声で教えてもらう。確かに、アヤベ・インパクトって言ってた気がするな。
「では、二年代表。ライス・ロードリアル」
「はい」
またしても、女の人だった。あの人も見たことある。確か、風紀委員長だった気がする。
「最後、一年代表イリス・アークロード」
「はい」
「ちょっと待ってください。なぜこのような男なんですか。それよりレス様の方がこのような大会には適切だと思います」
「黙れ。きちんとした職員会議の結果だ。それとも私たち職員を侮辱する気か」
「ですが・・・」
「私は、黙れと言った。貴様に発言する権利はない。それに他学年を見て見ろ。不満を述べる者など一人もいない。数人は不満を持った生徒もいるみたいだが、口には出していない。そこが、お前との違いだ。さっさと座れ」
校長の圧に負けたのかしぶしぶ座った。まぁずっと俺のことをにらんでいるのだが。あの男だけじゃない。他数人睨んでいる。
「よし。それで補欠の発表だ。補欠は、先ほど決まったばっかりなので、本人も知らない。
三年補欠エナ・スター。二年補欠ミズキ・バード。一年補欠レス・ミナリスだ」
「よかったな」
「えぇ本当に。でも、どうせイリスが辞退するようなことは起きないと思うけど」
実際俺は、デメテルのおかげで風も病気もかからない。怪我を負ってもすぐに治るようになっている。
「では、このメンバーは来週から強化訓練になるため通常授業には、参加しない。その代わり私や、体育担当の先生が直接一人一人に指導する。そして、ちょうど今から一か月後の剣技大会本番だ。その日は、他の生徒は休みになる。応援に行くでもいいし、自主練するでも遊びに行くでもなんでもいいぞ。では、解散。あっ選抜メンバーは残ってくれ」
俺たち以外の生徒は教室に戻っていった。
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