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好きって言った

作者: Centurion

貴方は私を好きって言った

私も貴方を好きって言った

貴方の好きと私の好きは違ったみたい。

貴方の好きは私を守り私を愛して可愛がり夜抱きたくなる(好き)、私の好きは貴方を誰にも渡したくない全部してあげるし全部私の。


違うって事に気付いた時には遅かったの、貴方が身に付けてる服も時計もライターも全部私があげた物、友達との話題も朝起きて連絡を確認する相手も休みの日に予定を入れる順番も全部私が一番になった、だから私はもういいの、だから貴方はもういいの。


全部全部全部私の物になった貴方はもういいの、だって貴方は私が居ないと駄目になってしまった、自信に満ち溢れた言動も冴え渡る推測も過去のもの、貴方昨日言ったわよね?

「俺はもう駄目だって」

そうなのよ、貴方もう駄目なの…貴方は私の(好き)から居なくなってしまったの。


貴方の好きと私の好きは違ったみたい、今も昔も違ったみたい。

貴方はこれからどうやって生きるのかしら、他のお相手を見付けて幸せな人生を歩んでいくのかしら?。


ふとした瞬間思い出して頂戴?何年後でもいいから、私を好きだった事を思い出して頂戴?そしてその度に隣にいる相手に私を重ねて頂戴、貴方が明日感じる罪悪感と後悔も全部私の物なんだから。




だって貴方は私を、好きって言った。

私も貴方が好きだった。

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