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異世界うるふの転生記〜空き缶に始まる狼生活〜  作者: 真狼瑠スクレ
狼になっちゃった。
4/12

母は偉大なり。

今更ですが、産まれた直後って普通母乳では?

…顎を鍛えつつ、母乳でその他の栄養を摂る、という感じでしょうかそうしましょう。

母は偉大なり!!!

母を崇めよ!!!


え?いきなりどうしたかって?

俺がクネクネやってる間にゴブリン全部食べられちゃったのよ。

けどね、マッマがゴブリンの腕噛みちぎって取っておいてくれたのよ。

産まれたての子鹿みたいに脚カクカクしながらようやく立ち上がれて、いざ!とご飯の方を見たのよ。残骸が残ってましたとさ。


産まれた直後なのにもう狼生に絶望しそうになったのよ。

横からグイグイと。

マッマがゴブリンの腕を押し付けてくるのよ。


脚カクカクだったから転びました。てへ。


けどそのおかげでお腹いっぱいよ。

いうて腹八分目程なんだけどね。

そのままウトウトして寝ちゃいました。



ベロンベロン。


…産まれた直後に感じた生暖かいなにか。

マッマの舌でした。

毛繕いかな?自分の匂いを付けてるのかなんなのか。そこら辺はよくわからん。

けど凄い安心するし気持ち良い。


なんだかんだで起きちゃったので目を開ける。

と。

兄弟達がマッマのおっぱ…母乳を我先にと吸っているでは無いか!昼間お腹一杯食べれなかった分、今ここで取り返す!

などと意味の分からない事を考えつつ乱戦状態の母の下腹部に乗り込む。

兄弟達を足蹴に、未だ誰も吸い付いていない乳首を首を伸ばし、口を開け、いざ吸い……ゲフッ!

きょ、兄弟に…引きずり落とされた…。

いやまぁ俺もやったからさ、人の事言えない。

あ、アイツ、俺の狙った乳首をコノヤロウ!

引きずり落とされた直後の体勢を立て直し、再度戦場へこの身を投じる。

前から、横から、上からと予測不能の脚の銃弾。

目に入るのを避ける為目を閉じているがそれでも危ない。狼爪だけ極端に鋭いのは何でだ。

これ場所とか角度によっちゃ多分切れる…

怖っ。

その分武器に…いや人で言う親指の部分、相手に当てづらいか。むむむ。


なんて関係ない事考えたらいつの間にか一番上…に顔を出てた。俺を引きずり落とした奴を上から

「ドーン!!」

そんな効果音が出そうな感じで押し出…突き落とす。

因果応報じゃい。始まりは俺だけどな。

弱肉強食だよ、良い勉強になったな兄弟。


そんなこんなでやっと手に入れたmy 乳首。

間髪入れずに隣から兄弟が顔を出てきたがお尻で押し出す。

押尻出す(おしりだす)


…どうでもよっ。

ホントにどうでもいい。

ユーモアの才能無いんじゃないの俺?

いやけど犬に口に出す会話なんて無いから問題無い…かな?まぁ何でもいいや。


そしてやっと手に入れたmy乳首を口で挟み、ちょっと押し付けながら吸い出す。

…口の中に広がる仄かに感じる甘みと丁度いい温度で口の中を満たした直後に喉の奥に消える。


やばっ、うまっ。


そんな事を数十回繰り返す。


暫くするとマッマが脚を閉じて再び眠りに就こうとしている。

兄弟達はもっと欲しいのかきゃんきゃん鳴いたりく〜んだのなんだの言っている。


俺も何だかんだで眠から起こされての食事だったのでお腹一杯になったのと相まってドッと眠気が押し寄せてくる。


…甘っ。

仄かに口に残る母乳の味を楽しみつつ横になった。

あくまで空想で思い描いた物ですので現実とかけ離れた表現があるかもしれません。

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